4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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第11章 東宮のご様子
 東宮御所に着いた一行は、寝込んでおられる東宮の元に集まった。重病ながらも意識ははっきりされているようで、気がつき起きようとするが、帝がお止めになる。東宮がひとつため息をつくと、少将に向かっていう。
「罰が当たったのだろうか。病気などひとつもしたことがなかったこの私がこのようになるなど。少将のことは、皇后から聞いた。今まで実の兄弟、それも同時に生まれたにもかかわらず、憎しんでいたとは・・・。天罰が下ったのだろうな。よく考えてみたら、昔から母上が少将をたいそうかわいがっていたこと、先の関白邸の者のあの態度、弟宮であったからこそ・・・。むきになって少将の大事にしているものをからかい半分でよく取り上げたこともあるし。ふふふ・・・今思うと私は馬鹿なことばかりしていたなあ・・・。例の件も少将が決して私の前で見せない表情で想い人からの文を読んでいたから、嫉妬していたのかもしれない。私の立場では、あまり好きな人を妃にすることもできないし、出会いもない。こうして横になり考えていると、いつもお前のことを羨ましいと思っていたのかも・・・。」
そしてさらに一息ついて話し出す。
「もうそんなに長く生きられないと思うよ。日に日に弱ってきているのが自分でもわかってきた・・・。こうしてお前が弟だとわかった以上、これからのことはお前に任そうと思う。父上、この私を廃太子にしてください。そのほうが帝やいろいろな方の立場上、良いと思います。どこか静かなところで余生を過ごし、ひっそりとこの世を去りたいのです。」
「うむ、わかった。本当にそれでいいのであろうな。」
と帝は東宮に言う。すると東宮は静かにうなずき、眠りについた。少将は東宮の心変わりやふくよかで煌びやかであった東宮と一変した身に相当重病であると感じた。
《作者からの一言》

結局東宮は少将の事を嫉妬していたのです。そりゃそうでしょう。どこに行くにもいろいろな人が後からついてきたりしてプライベートもない東宮よりも、自由に動き回ることが出来る少将の方がいいに決まっている。恋もそうだと思います。東宮が恋をしても、帝のお許しがない限りだめですもの・・・。出会いだってあるわけない^^;そういうところが少将の方が身分以上に優れていたのかしら?この章は本当に短いです。これからだんだん動き出すのかな???
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