4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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うれしはずかし恋愛生活~神戸編 (3) 東京へ・・・
 あたしは約束どおり、ポートライナーに乗って神戸空港に行ったの。遅れそうになったけど何とか3時に間に合った。JALの出発口まで行って弐條さんを探したの。やっぱり1日2便しかない羽田行き。夕方は一番混雑するときだから、人でいっぱい。どこにいるかわかんなくって、立っていたら、肩を叩かれた。

「ここにいたの?綾乃。」
「弐條さん!」

弐條さんは今日黒のスーツをきちっと着て、ネクタイなんかもしちゃって、高校生には見えないよね・・・。どこかのビジネスマンかと思ったのよ・・・。

「お茶でもしよっか・・・。まだ時間があるし・・・。」
「うん・・・。」

あたし達は3階の上島珈琲でお茶して時間をつぶしたの。羽田行き搭乗案内のアナウンスが流れると店を出て、2階出発口まで行った。

「じゃあ行ってくるね・・・。」
「いってらっしゃい・・・。」

あたしは弐條さんに抱きつくと弐條さんはあたしをぎゅっと抱きしめてくれた・・・。名残惜しかったけど、出発の時間が近づいてあたし達は別れたの・・・。

もちろん毎日のメールは欠かさなかった。電話はやっぱりまずいから控えてたけど・・・。弐條さんは官房長官の後ろで見習い秘書として動いているみたいで、ニュースとかでチラッと映ってたりしたな・・・。なんか忙しそうに見えたけど、はつらつとしていたから安心しちゃった。

『今日の夜のニュースに映ってたよ~~~!』
『え、マジ???恥ずかしいな・・・・。』
『元気そうであたし安心しちゃった・・・勉強はかどってる?』
『うんまあね・・・。今度うちの父に会ってくれるかな・・・・。今度航空券送るから・・・。』

今日のメールはなんだか・・・。まあいずれお父様には会わないといけないんだけど・・・。数日後、パパ宛に秘書の橘さんの名前で現金書留が来た。中には航空券と、手紙が入っていたの。パパは何かと思って手紙を読んだら、とてもびっくりしていた。なんと、パパまで呼び出し!パパは次の日、上官に相談した上、指定された日前後に休みを取って、あたしと一緒に東京の総理公邸に行くことになっちゃった・・・。上官はいくらプライベートとはいえ、総理大臣に会うというから公邸を訪れるときだけ制服を着用するように言われたらしく、前日おばあちゃんがきちっとアイロンあててもらったりなんかして、恥ずかしくないように準備してた。あたしもおばあちゃんと一緒に、元町に服を探しに行ってきたの・・・。本当に大騒ぎ・・・。弐條さんに理由を聞こうとメールしても、返事が返ってこないし、パニクったまま、伊丹空港の昼間の便で羽田まで飛んだのよ・・・。

「ホントに綾乃は偉い人の息子とお付き合いをしたものだ・・・。」
「だってはじめ知らなかったんだもん・・・。」
ayano&papa

パパはこれ以上何も言わなかったけれど、相当困り果てた顔であたしを見ていたの。 羽田に着くと、橘さんが迎えに来ていて、早速手配してくれた総理官邸近くのホテルに到着・・・。部屋に案内されて、部屋の窓からはばっちり総理官邸と公邸が見えた。ああ、あそこに今晩行くんだなって思って、緊張しちゃった・・・。

「6時にお迎えに来ます。」
「わかりました。橘さん、総理とはどのような話をすればいいのかな・・・。」
「私の口からはなんとも・・・。」

食事も一緒にすることになっているから、本当に緊張・・・。テレビでは毎日のように弐條さんのお父様を見ているけど、実物はどんな人だろう・・・。

あっという間に時間が来て、パパは制服を取り出して、身支度を始めたの。

「総理にはお詫びをしないといけないことだらけだろうね・・・。綾乃とは不釣合いだろうし・・・。」

もちろんパパのいうことにも一理ある。政治家一家と軍人一家の恋愛問題なんだから・・・。きっと世間に波風が立つんだわ・・・。きっと怒られちゃったりするのかな・・・。

そのうち橘さんが迎えに来て、ホテルの玄関に横付けされた車に乗り込む。公邸は目と鼻の先だから数分で到着。数人の黒服集団がドアを開けて、あたしとパパは公邸玄関前に降り立った。パパは被っていた制帽を脱ぎ、脇に持つと、緊張した表情で公邸内に入っていく。 応接間に通されたあたし達はほんの数分が何時間に感じられるくらい緊張してた・・・。

「今執務を終えられてこちらに向かわれているところです。少々お待ちを・・・。」
「は、はい!」

パパは去年総理外遊の際仕事で会った事があったのに、とても緊張して・・・。扉が開いて、数人の人たちに囲まれた弐條さんのお父様が弐條さんと入ってきた途端、パパは立ち上がって、弐條さんのお父様に一礼して挨拶をするの・・・。

「急に呼び出してしまって、すまないね・・・。お久しぶりです、源陸将補殿。今日しかゆっくり話せる日がなくてね・・・まあ座ってください。」

パパは緊張した表情で座わったの。あたしもきちんと挨拶をしたけどね・・・。

「以前雅和から紹介したい人がいると聞いていたのだけど、先日こういうものが入ってきましてね・・・。手をまわして止めたからいいけれど・・・。」

橘さんが、封筒を持ってきてパパに渡したの。その中には雑誌の原稿が入っていて、あたしの弐條さんの事が書かれていた。

『総理大臣後継者の次男Mさん(17)、熱愛発覚!お相手は陸上自衛隊幹部の娘Aさん(15)。』

この写真って神戸空港の見送りに行った日の写真!仲良くお茶しているところとか、手をつないで歩いているところとか!極めつけは別れ際のハグ・・・。高校生の恋愛にマスコミが邪魔しないでよね!!

「色々調べさせてもらいました。雅和は真剣に付き合っているといったのですが、普通のご家庭の娘さんならいい。しかしあなたの家は代々軍事に携わるご家庭だ・・・。心配しすぎかもしれないが、自衛隊をよく思わない国民も多いことだし・・・。しかし雅和はこのような清楚で可愛いお嬢さんを選んだことは嬉しいこと・・・。」

パパは弐條さんのお父様に平伏して謝ってた。弐條さんのお父様も驚いていたけど・・・。

「何か勘違いしていませんか、源さん。別に私は雅和とお嬢さんの仲を引き裂こうとしているのではないのですよ。もちろん真剣なお付き合いなら大賛成ですよ。お嬢さんとお付き合いを始めてから、成績も断トツに上がったし、こうして私の後継者としてやってくれることを承知してくれたのだから・・・。今回の件は世の中には出ません。だから安心してください。雅和ももう軽はずみなことはしないといっているのだから・・・。雅和、源さんに言いたいことがあったんだろ、この機会に言ってしまいなさい。」

弐條さんはパパに横に立って土下座をするとこういったの。

「綾乃さんのお父さん、綾乃さんと結婚を前提のお付き合いをさせてください!結婚はまだまだ先のことですが、大学を卒業して、父のもとで秘書として修行して一人前になったら、綾乃さんと結婚させてください!」

パパは驚いて、固まっていたけど、微笑んで弐條さんとの結婚前提のお付き合いを承諾してくれたの。あたし結婚なんて全然考えていなかったけれど、押し切れちゃったって感じで、まだ早いけど弐條さんの婚約者になっちゃったのよね・・・。(まだ正式じゃないけど・・・。)

まだ15なのに、婚約者が出来たなんて・・・。嬉しいやら恥ずかしいやら・・・。でも世間には認められていないけど、親に二人の関係を認められたんだもの・・・。喜ばないとね・・・・。

そのあとお食事会になったんだけど、弐條さんのお父様とパパは舞い上がっちゃって、お酒を飲み交わして、楽しそうに食事をしていたわ。食事のあとまだまだ話したりない様子で、話してたっけ・・・。パパはここに来たときとは一変して、ほろ酔い気分で嬉しそうに用意された車に乗って、ホテルまで帰ったのよね・・・。


(一言)
両家公認の仲になった二人・・・。しかし半公人の雅和君はデートするのも大変ですね・・・。綾乃も大好きな雅和君との仲を認められて嬉しいのですが、普通の高校生同士の恋愛は出来ません。まあ雅和君が真面目でイイコだからよかったんですけど・・・。
ありえない設定に 恐縮しています。^^;

イラストをデフォルメしてしまいました^^;中年を書けないんです^^;

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Comment

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● 
お褒め頂きありがとうございます^^
ホントにへたくそなんですが、このようなコメントをいただけると、また書きたいなと思ってしまいます。
また遊びに来てくださいね^^
nao^^ | URL | 2006/12/10/Sun 09:31[EDIT]
● 
かわいらしいイラストですねe-508
遠藤あさみ | URL | 2006/12/10/Sun 07:18[EDIT]
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