4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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うれしはずかし恋愛生活~東京編 (3)2人のお父さん~陸上自衛隊観閲式にて
 なんとか寂しい夏休みも終わって、学校恒例の十月祭。あたしは初めてだったから、色々大変だったけど、雅和さんもこっそり見に来てくれて、楽しい十月祭だった・・・。

 これが終わると三年に一度の例の行事が行われる。それは朝霞訓練場で行われる陸上自衛隊観閲式・・・。陸、海、空の持ち回りで行われる行事なんだけど、今年は陸。もちろん観閲者である雅和さんのお父さんも出席。もちろん陸上幕僚副長のパパも出席・・・・。その上中部方面から警備として派遣されたお兄ちゃんも上京してくる。

 今日はパパとおにいちゃんと雅和さんそしてあたしで一緒に食事の約束をした。何がいいかなって思いつつ買い物をする。

「男ばっかりだしな・・・何がいいかな・・・。」
「肉食いたい。」

お兄ちゃんのその一言で、焼肉にすることにした。やっぱり食べ盛りのひとばっかり・・・でも何でまた清原さんがいるわけ?誘ったのはパパ。清原さんと仲のいいお兄ちゃんも喜んでいたけど・・・。


「お兄ちゃん!ちゃんと野菜も食べてよ!清原さんなんてちゃんと好き嫌いせずに食べてくれるんだよ。」
「うるさいな・・・。俺は育ち盛りなんだ。」
「もうすぐ26にもなるのに育ち盛り?いつまで育つわけ?早くお嫁さんもらったら?千僧や総監部にいい人でもいないわけ?」
「いるわけない。親父に幹部のお嬢さんでも紹介してもらおうかな・・・。」

お兄ちゃんとあたしの会話に雅和さんは笑ってた。やっぱり男4人がそろうと一気に肉がなくなるんだよね・・・。

食事のあと、パパたち自衛官組はリビングで明日のこととか話して盛り上がってた。あたしは後片付けを黙々とする。

「綾乃手伝うよ・・・。」
「ありがとう雅和さん。」

雅和さんは最近色々あたしを手伝ってくれる。やっぱりキス以上の関係になってから、特に優しくなってくれた。より親密になったの。

「明日朝霞に行くの?雅和さんのお父さん出るんでしょ。」
「行ってもいいけど、レポートが残っているから・・・。綾乃は?」
「お兄ちゃんも出るし、カメラ片手に行こうかなって・・・。こういう時って一眼レフがほしいな・・・。」
「席はあるの?」
「パパからもらったけど?勤務中のパパやお兄ちゃんを見るのは初めてなんだ・・・。」
「そっか・・・。」

結局雅和さんは行かない。あたしは朝早く起きて朝霞駐屯地まで向かった。もちろんまん前で見るためよ。

すると駐屯地の前で、雅和さんが待っていてくれたのよね・・・。

「どうしたの?」
「はいカメラ・・・。借りてきた。デジタル一眼だけど使い方わかる?」
「うん、なんとかがんばる。ありがとう・・・。」

雅和さんはきちっとしたスーツを着て胸には写真入のID。今日はバイトか・・・。裏にいるわけね・・・。

「今朝になって欠員が出て、急遽ここに来たんだ・・・。一緒には見れないけど・・・。」
「しょうがないよ、私設秘書みたいなことやってるんだし・・・。」
「じゃあもうそろそろ父さんが到着するからお迎えに行かないと・・・。」

雅和さんは小型無線の電源を入れて、耳にはイヤホンマイク。SPではないけど、まあいう使い走りのような仕事しているから、忙しそう・・・。やっぱり呼び出しされて急いで走り去っていったのよ・・・。

なんとか真正面の一番前の席をキープ。偶然なんだけど、そこには警備のため立っている制服姿のお兄ちゃん・・・。一瞬気まずい顔をしたお兄ちゃん・・・。でもちょっとあたしよりも離れて普通の険しい顔になった。もちろんカメラの練習代わりに一枚撮った・・・。まあきれいに撮れたんじゃないかな・・・。やっぱり制服姿のお兄ちゃんは何割り増しかかっこいい。

 観閲式が始まると、オープンカーに乗った総理大臣が現れ、会場中が敬意をあらわす。なぜか総理大臣の後ろに座っているパパ。いつものパパと違って凛々しい顔をしている。あれが仕事の顔なんだろうな・・・。総理は車から降り、紅白の幕が張られた特設の台に立ち、訓辞を述べている。パパは総理の斜め後ろに立っていた。行進が始まると、様々な部隊が通り過ぎていく。質問をしているのかな?時折総理はパパを呼んで、何かを話しているんだよね・・・。誰もこの二人が将来親戚になるなんて思ってもいないだろうな・・・。

あたしは色々写真を撮りながら、雅和さんがどこにいるか望遠レンズを通して探したけれど、やっぱり裏にいるんだろう・・・。見つからない・・・。結構時間がたっているのに微動さえしないお兄ちゃん。さすがだ・・・。装甲車をバックにお兄ちゃんの写真を撮ってあげた。
kaetushiki無事に終わって、ホント皆様お疲れ様って感じ・・・。 ある程度終わると、あたしは帰ることにした。門の前で、雅和さんが待っていてくれたの・・・。もう無線とかID類は取って、仕事終わりって感じ。

「お疲れ様でした・・・。」

って私は雅和さんに頭を下げると、微笑んであたしを見てる。雅和さんはあたしを誘って、展示物とか見に行ったの。雅和さんは「実物は違うねえ」とかいいながらすごい、すごいって見ている。やっぱり男の子なんだね・・・。

「やあ弐條君。やはり実物はすごいだろう・・・。」

ってパパが現れて弐條君を引き連れて一つ一つ説明をしていく。やっぱりパパの幹部の制服には陸上幕僚監部の部隊章が着けてあるし、ちゃんと役職のバッチもついているから、自衛隊制服マニアの人達が、珍しそうに写真に収めていく。わかる人にはわかるってのかな・・・。そして行進警備に当たっていたお兄ちゃんもなぜか合流する。

(中部方面の部隊章つけてるぞ!一等陸尉だ!)
(おお噂の源親子だよ!軍事スペシャリティー一家の!)

マニアの間ではパパとお兄ちゃんは結構有名らしい・・・。パパの経歴や家族構成まで知っている・・・。ということは私の存在も知っているのかな・・・。一種のストーカーだよ・・・。パパは市ヶ谷駐屯地の部下と共に市ヶ谷に戻っていった。

あたしと雅和さんは苦笑してその場を立ち去ったんだけど、どうしてこう知り合いにばかり合うかな・・・。また清原さん。今日は非番のようで私服だったけど・・・。今日はお祭りだからかな、制服着ていないの・・・。普通なら駐屯地に出入りの際は制服着用と聞いたし・・・。

「あれ?お二人さん。相変わらずだね・・・。」
「清原さん!どうして?」
「軍事マニアの僕には逃せないイベントだからね・・・。丁度非番で助かったよ・・・。」

あたしはパパやお兄ちゃんのことを聞いたのよ・・・。そしたら案の定・・・。

「そりゃそうでしょ。この俺が副長についていくのはそういうことだから。副長や一等陸尉といるとこ撮られてないよね・・・。怖いよ、マニアは・・・。一気に標的になるから・・・。みんな綾乃さんの学校まで知っているから押しかけてくるかもよ・・・。まあ暗黙の了解で住所までは流れないけどね・・・。」
「え?」
「弐條くん。綾乃さんを守ってやりなよ。マニアはマスコミよりも怖いから・・・。」

あたしと雅和さんは困り果てた表情で見つめたのよ。清原さんも心配そうな顔して私たちとわかれたのよね・・・。 はじめて清原さんがマニアって言うのにも驚いたけど、それ以上に怖いことを聞いて驚いちゃった。

この心配が現実になるなんてこのときは思ってもいなかった・・・・。
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