4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

うれしはずかし恋愛生活~東京編 (7)綾乃の誕生日にて
 ああ、今日は僕の婚約者綾乃の誕生日・・・。実は昨日大きな買い物をした。もともとひと月前に注文しておいた。半分自分で払ってあとはじいちゃんに借りた。念願の自分の車・・・。もちろん自分名義・・・。免許は受験終わってから取りに行ったからもう青葉マークは取れた。バイトでも何度も運転させてもらった事があるから、ペーパーではない。父さんはお金出してやるからベンツか何かいいものにしなさいって言ったけど、やはり自分のバイトでえたお金を使って買うことにした。やっぱり最近ガソリン高いから燃費のいいプリウスでしょ・・・。色はブラック。もちろん関西出身の僕はお店に結構値切った・・・。最大30万値切った上に色々つけてもらった。店員さんはすごく困っていたけど、即金で払うといったら首を縦に振ってくれた。もちろん僕が父さんの息子であるなんて知らない。父さんはきっとこんなこと知ったら呆れるだろうな・・・。 その車がやっと昨日、それも綾乃の誕生日ぎりぎりの納車になった。間に合ってよかったよ・・・。納車の時、代金を支払い、鍵を受け取ったのだ。これで綾乃を乗せてどこにでもいける。電車移動はしなくてもいい。綾乃はびっくりするだろうな・・・。自動車保険も色々探して一番安い外資系に決めたし、これで準備万端! 運転技術?もちろん公邸のお抱え運転手さんに指導してもらって、お墨付きをもらった。でも運転手みたいにスムーズな無駄な揺れのない走りはまだまだ・・・。これからももっと乗って腕を磨かないと・・・。

 昨日は色々僕と綾乃の婚約のことで色々あったみたいだけど、車のことで頭がいっぱいになってそれどころじゃなかった・・・。

今日はどこに行こうかな・・・。ちょっと足を延ばして箱根方面に行ってみるかな・・・。それとももう都内でいいかな・・・。正式に婚約したから、堂々と歩ける。昨日父さんと綾乃のお父さんがきっぱりはっきり気持ちを言ったからか、少しは騒ぎも収まったらしい・・・。

 春から綾乃は3年生。そろそろ進路を考えないとね・・・。そのまま慶応?それともほかに行くのかな・・・。そこのところゆっくり話したいし・・・。慶応に進学ならいきたい学部に行くために勉強は必要だと思う。まあどちらにせよ、希望にあわせた勉強をしないといけないから、今のうちに決めるべきだよね・・・。

  僕は綾乃に電話をかけてみる。

「綾乃?今日どこ行きたい?」
『ん?そうだね・・・あたし、雅和さんとゆっくり出来たらそれでいいよ。』
「じゃあ、どこか買い物に行って、僕んちでゆっくりしようか・・・。ケーキ買わないとね・・・。食事はケータリングしようか・・・。今からでも間に合うかな・・・。」
『任せるね・・・。』
「じゃ今から出るからすぐ出れる?」
『あと1時間待って・・・。まだ着替えていないから・・・。準備出来たら電話するね・・・。』

 僕は洗面台の鏡ににらめっこしながら、髪を整えたり、髭の剃り残しがないか確認する。無意識のうちに鼻歌なんかでちゃって・・・・。響貴は呆れてた。

「珍しいよな、雅和が鼻歌だなんて・・・。どこ行くんだ?今夜は?」
「横浜でも行ってこようかな・・・寒いけど無性に海が見たくなってさ・・・・。今夜はここで綾乃のお祝いをするから、わるいけど・・・・。」
「はいはい、どっかに行ってるよ。終電ギリギリに帰ってくるわあ・・・あれ用意しといたから・・・。いつものとこに入れといたから。」
「ああ、あれね・・・。いつもごめんな・・・。」
「まあしゃーないわ。有名人の友人を持った俺の使命だよ・・・。」

 あれって言えばあれだよ・・・。コンビニにも置いてあったりするけど、堂々と買えないからね・・・。もうそろそろなくなってきたと思ってたから、よかった・・・。ホントにあいつはそういうところは気がつくんだもんな・・・。もちろん今日も・・・。

「もうそろそろ時間じゃない?そうそう、また車貸せよ!」
「嫌だよ!マスコミに勘違いされるだろ。どうせ女と乗るんだろうから・・・。じゃあ行ってくるわ・・・。」

やっぱりいい感じに綾乃から電話かかってきた。綾乃をマンション前に待たせて、急いで車を走らせる。車で綾乃の自宅まで信号に引っかからなければ数分。ちょっと道が一方通行なのが気に入らないけど、なんとか予定通りに綾乃の自宅マンションの前に到着した。僕は車を降りて助手席のドアを開ける。

「さあ、どうぞ。」
「あっれえ・・・。雅和さん車持ってたっけ?免許持っているのは知ってたけど・・・。」
「昨日納車だったんだよ。はじめて綾乃を乗せたくって・・・・。今日初ドライブだよ。」

僕は綾乃を助手席に乗せて運転席に座ると、車を走らせる。綾乃は嬉しそうにシートベルトをして僕のほうを見て微笑む。出る前にきちんとナビ設定をして置いたから、準備万端。遠回りになるんだけど、首都高天現寺料金所から乗って、レインボーブリッジ渡って、湾岸線へ・・・。

「はじめてだよね・・・。雅和さんの運転する車に乗るの・・・。お台場に行くの?」
「いやドライブだよ。横浜までね・・・。」

お台場を通り過ぎて、羽田空港、そしてベイブリッジ渡って横浜へ・・・。そしてみなとみらいに車を止める。すると携帯がなる。父さんからだ・・・。

『今どこ?』
「横浜だけど何?」
『一緒に昼食でもどうかなっと思ったんだけどな・・・。今日綾乃さんの誕生日だろ。じゃ、今晩一緒に食事をしよう・・・。予約しておくから、決まったら電話するよ。』
「え?ちょっと待ってよ・・・・。」

父さんは用件のみさっさと言って電話を切った。

「だれ?」
「父さん。今晩食事はどうかなって・・・。有無を言わさず切られたよ・・・。まあ夕飯代浮いて助かるけど・・・。昼はいいもの食べよう・・・。」
うれしはずかし 横浜

僕はランドマークプラザやクイーンズスクウェアとか物色して、ああだこうだといって何を食べるか考える。たぶん夜は和食だろうから、昼は洋食か中華かな???それならって思って、ヨコハマグランドインターコンチネンタルの最上階にある中国料理を予約する。もちろん予約の際一言言っておいた。時間は正午。なんとか予約が取れてほっとしたけど、僕のわがまま聞いてくれるかな・・・。 僕は綾乃に内緒でプレゼントを買っておいたんだ。以前響貴とここに来たときに候補に決めていたんだ。まだ売れていなくて助かった・・・。

予約時間が近づき、グランドインターコンチネンタルの31階のレストランへ・・・。クロークにコートとマフラーを預けて、店内へ・・・。わがままを伝えておいたから、もちろん窓際予約席。本当なら夜に来るのがベストなんだけど、海と街とベイブリッジが一望だ。お勧めランチが運ばれてきて、僕と綾乃は色々はなしながら味わって一皿一皿食べていく。もうすぐデザートという時に、ウェイターがある物を持ってくる。小さいけれど、二人が食べるのに十分なケーキとバラ一輪。たいていのホテルレストランはお祝いだからと予約の際に言っておくと何かしら用意しておいてくれる事が多い。

「当ホテルからのサービスでございます。」

ウェイターがケーキを綾乃の前に置き、綾乃にバラを渡す。綾乃は驚いた様子で、受け取ると、微笑んだ。

「綾乃?ケーキ食べれる?」
「今は無理・・・。もうおなかいっぱいだもん・・・。」

僕はウェイターに言ってテイクアウトを頼む。そして僕は自分のカバンから小さな包みを手渡す。

「プレゼントだよ。開けてみたら?」

綾乃は嬉しそうに包みを開ける。僕は綾乃の今日の服にあうネックレスを買ったんだ。丁度気に入っていたものと、服があってくれたからよかった。僕は綾乃にそのネックレスをつけてあげると綾乃はありがとうって満面の笑みで僕を見つめたんだ。この日のために僕は一生懸命バイトしたり、勉強したりしてたんだ・・・。

ちょっとしたら支配人らしい人物がやってきたんだ。

「私は当ホテルの支配人安藤でございます。先日はご婚約おめでとうございました。心よりお祝いを申し上げます。お父様によろしくお伝えくださいませ。お気づきの点がございましたら何なりのお申し付けを・・・。」

そんなつもりはないのに丁寧な挨拶をする支配人・・・。別に僕は父さんの息子としてきたんじゃなくって、綾乃とランチしにきたんだけどな・・・。せっかくゆっくりしようと思ったんだけど、周りがざわついてきたから、さっさと会計を済ませてホテルを退散した。

色々情報が広まるのが早い。赤レンガ倉庫を観に行こうと思ったんだけど、視線が気になるので、もう早々帰って夕食の時間まで家でゆっくりすることになった。首相Jrというだけで、みんなは気を使ってくれるんだけど、あまり特別扱いは嫌いなんだよね・・・。

結局ドライブしながら帰ってマンションに着いたのは3時ごろ・・・。朝気が付かなかったんだけど、綾乃は見たことのない袋を持っていたんだ。

「何それ?」
「朝ね、マンションの前で待ってたら、知らない男の人が誕生日おめでとう!っていってくれたの・・・。断ろうとしたんだけど、そのまま走って逃げちゃったの・・・。」
「例の軍事オタクの人かな・・・。開けてみたら?」

ちょっと警戒しながら開けると普通のプレゼント。すごく悩んだんじゃないかなって思うような綾乃がお気に入りのお店の雑貨だった。手紙も入っていて、誕生日と僕らの婚約に対するお祝いの言葉が丁寧に書かれていて、最後に数人の名前が書いてあった。たぶん匿名だろうけど・・・。ああいうタイプの人が綾乃の好きなお店の雑貨を選んでいる姿を思い出すとちょっと噴出してしまった。あのお店は東京にはヒルズにしかない店だからな・・・・。綾乃ははじめは引いていたけど、今はすごく喜んでいたよ。

 父さんとは赤坂プリンスの和風別館に7時に待ち合わせだから6時過ぎに出れば間に合う。まだ2時間も時間がある・・・。やっぱり二人きりということもあって、綾乃と時間ギリギリまで愛し合う。ホントに響貴のおかげで助かった。綾乃はシャワーを浴びて、きちんと身なりを整える。僕もシャワーを浴びたあと、スーツを着て、家を出る。地下駐車場で僕は綾乃にそっとキスをすると綾乃は照れて下を向いたんだ。さっきまであれほど愛したのにね・・・・。やっぱり女の子って可愛い。なんとなく響貴が何人もの女の子と付き合うのもわかるような気がするけど、でも僕は綾乃一筋だから・・・。

スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Track Back
TB*URL

Copyright © ねぇね2人と双子っちのママのお部屋。別館. all rights reserved.
さくらと空 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。