4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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うれしはずかし恋愛生活 東京編 (27)祝福の鐘の音~あたしたち幸せになるね!!
 あっという間にきてしまった12月23日・・・。朝一番の飛行機に乗ってあたし達は地元神戸で行われる挙式のために前入り・・・。ホントこの3ヶ月は怒涛の如く過ぎていったわ・・・。今日はホテルとコンチェルト両方の最終打ち合わせに挑む。あたしはこの日のためにダイエットしたり、ブライダルエステに通ったわよ。髪の毛もきちんとセットしやすいように軽くウェーブかけてみたり・・・・。準備万端なんだから・・・。

もちろんあたしの旦那様は毎晩のように「きれいだよ」って言ってくれて愛してくれるし・・・。やっぱり愛の力が・・・って馬鹿なことは言わないけど、まあそれに近いかもしれない・・・。

神戸空港から車で宿泊するホテルに向かうんだけど、ホテルに向かうタクシーの中で運転手さんが言うんだよね・・・。

「今日はなんでこんなに角々に機動隊が立ってるんやろな・・・。だれか偉い人が来るんやろか・・・。」

もちろんこれは雅和さんのお父さんである総理大臣が挙式出席のため神戸に来るからであって・・・。前日であるのにもう機動隊が出てもう警備してるって訳・・・。まあ公務の都合で、お父さんは朝一の羽田発伊丹空港着の飛行機で急いでやってくるんだけど・・・。やっぱりすごいよね・・・。ホント大騒ぎ・・・。あたし達は運転手さんの言葉にちょっと笑ってたんだけど・・・。でもホントに多いよね・・・。明日はもっと多いかも・・・。

ホテルに着くと、最終打ち合わせと、衣装の確認。無事東京から一式到着していたから安心・・・。あと明日の引き出物の件とか、なんやら・・・まあこういうことはお父さんの私設秘書さんがしてくれるって言うから任せたわよ・・・。(だってややこしいのよ・・・何種類も引き出物種類があって間違えないように配らないと・・・。出席者によって種類が違うんだから・・・。)

あとはコンチェルトの担当者と打ち合わせ・・・。まあこれもなんとかなりそうね・・・。今日は両方の司会者と初顔合わせ・・・。いろいろ世間話をしながら和やかに話していたのよね・・・。

本当にいよいよ明日って思うとドキドキしちゃって・・・。夜はあたしのパパやお兄ちゃん、そしてお兄ちゃんの婚約者と一緒に会食したのね。お兄ちゃんの婚約者は防衛庁長官のお嬢さん。まあ雅和さんとは顔なじみだけどね・・・。ホントお兄ちゃんはシスコンっぽいところがあるから、あたしのことすごく心配してくれて・・・。もうあたしは入籍して1年になるのに・・・。まあ嬉しいけどね・・・。パパもホント涙ぐんじゃって・・・。あたしとお兄ちゃんの婚約者の美月さんと結構話したんだけど、この人天然・・・。さすが箱入り娘って感じの人よ・・・。世間知らずって言うか・・・。乙女チックって言うか・・・。お兄ちゃんもなんだかんだ言って気に入っちゃって、来年の春結婚することになってるの。

「私も綾乃さんたちみたいに船上ウェディングに憧れるわ・・・。ねえ博雅さん、私たちもしましょうよ。」
「もう無理だよ・・・。ああいうのは一年前から予約入れないと・・・。俺たちの会場もやっと取れたんだから・・・。」

お兄ちゃんたちは今流行の邸宅ウェディング。神戸北野の洋館でするんだって・・・。そっちもいいじゃない・・・。家だってお兄ちゃんは官舎を出て、駐屯地近くのマンションに住むらしいのよ・・・。お兄ちゃんはまあいう転勤族だから、分譲じゃなくって賃貸。それも自転車通勤。ホントに幸せそうでよかったじゃない。

あたしと雅和さんは明日早いからって、早めに会食を切り上げて、ホテルに戻ったの。明日は早いってなんの・・・。雅和さんは1時間前でも間に合うけれど、あたしの場合は3時間前から準備に取り掛かるから、8時からホテルの一室を借りて準備するのよね・・・。あたしはすぐに寝ちゃったけれど、雅和さんは緊張してしまってよく眠れなかったよう・・・。

 朝6時に目覚ましがなって、あたしは飛び起きたわけ・・・。あたしは雅和さんの頬にキスをして起こすんだけど、なかなか起きてくれない・・・。しょうがないから、あたしは上に乗って顔中にキスしてやったわよ。

「おはよう綾乃・・・。今何時?」
「もう6時だよ・・・。早く朝ごはん食べに行こうよ!」

雅和さんは仕返しにあたしを押し倒して、キスしてくる。じゃれあっているうちに7時よ・・・。急いでシャワー浴びて着替えてから朝ご飯食べに行ったの。ほんとギリギリ・・・。ご飯を急いで食べて、あたしは急いで準備に向かう。雅和さんは伊丹空港に到着したお父さんと携帯で話しているのよ。

あたしは雅和さんのおかげでちょっぴり遅刻。もちろんちょっぴり・・・。あたしが部屋に入るとスタッフが待ち構えていたわよ・・・。もちろんおばあちゃんももう来てたのよね・・・。だってあたしにはお母さんがいないじゃない。おばあちゃんがあたしのお母さん代わりで来てくれたのよね・・・。もちろん興味本位であたしの妹、彩子も・・・。彩子じっとあたしを見てたわよ・・・。

「お姉ちゃんきれい!!!」

なんて何度も言いながら・・・。お世辞言っても何もでないわよ・・・。ほんと念入りに髪の毛を整えて、ドレスを着てから、お化粧するの・・・。これでもかって言うほどね・・・。まあこれくらい化粧しないとドレスと合わないって言われて。なるほどって思ったわよ。やっぱり一番髪の毛に時間がかかったのよね・・・。1時間ちょっと・・・。ううん・・・やっぱり疲れるわ・・・。

来賓の挙式受付開始30分前にやっと仕上がったときにはもうくたくた・・・。するとドアがトントンってなって、誰かが来たのよね。もちろんパパとお兄ちゃんたち。パパとお兄ちゃんは陸上自衛隊の礼装を着ている。パパは陸将だから肩から金色の飾り緒をつけてるのよ。まあお兄ちゃんは一等陸尉だから普通の礼装制服だけどね・・・。美月さんはすごく品のいい振袖着てやっぱりお嬢様って感じ・・・。美月さんったらあたしのドレス姿にすごく感動しちゃって妹と一緒になってはしゃいでいるのよね。

もうそろそろ移動の時間・・・。あたしは控え室を出て、ロビーに出たの。ロビーでは雅和さんと雅和さんのお父さんが待っていてくれたの。やっぱりタキシードを着た雅和さんはかっこいいわあ・・・。あたしの姿を見た雅和さんは顔を真っ赤にさせて照れていたわよ・・。ホントにそういう顔ってかわいいって思っちゃう。まあホテル側の配慮で報道陣はシャットアウトしてあるし、周りのお客さんに迷惑かけられないから、さっさと用意された車に乗り込んで数分のところにあるコンチェルトの待合室近くまで移動・・・。招待したホントに親しい人達があたし達を迎えてくれたのね。

雅和さんはあたしが車から降りるときにわざわざ走ってきてくれて、あたしの手をとって降ろしてくれたの。

本当に今日はいい天気。風ひとつなく暖かい。春かと思うくらい・・・。あたし達の日ごろの行いがいいのかな・・・。
コンチェルト

まず11時からあたし達と親戚での記念撮影をしたのね。停泊場所はモザイクっていうショッピング街の真横だからもちろん注目の的・・・。私服警官もいっぱい。見た目にはわからないけど、まあしょうがないわよね・・・。買い物客にまぎれてマスコミもちらほら。望遠レンズをこっちに向けてるよ・・・。本当に雅和さんったら緊張しすぎて顔が強張っているよ・・・。

さてさて・・・みんなで船に乗り込んで、船長さん立会いのもとの人前挙式・・・。指輪を交換したり、誓いのキスをしたりなんかして・・・。ほんとにみんなに祝福されてあたしは感動して泣いちゃった・・・。案の定パパったら号泣よ!自衛官の制服で号泣しないでよ!お兄ちゃんも困り果ててたわ・・・。相変わらず美月さんは感動しっぱなし・・・。雅和さんも緊張しっぱなしでホント笑える結婚式だったわ・・・。披露宴だってそう・・・。友人が多いから、結構ドンチャン騒ぎだし、楽しい披露宴・・・。雅和さんも、お父さんもパパもすごく楽しそうにしててホッとしたけど・・・。ああこれが終わったら超堅苦しい後援会やパパの仕事関係の披露宴・・・。今のうちに楽しんでおこう・・・。

無事に一番楽しい披露宴が終わって、ホテルの控え室・・・。次の披露宴までまだ2時間あるから、ゆっくりできる。雅和さんはほろ酔いで、ニコニコしながら楽しそうにしてた。あたしはそれどころじゃないわよ・・・。一番苦手なのよ・・・後援会関係が・・・。

「綾乃、どうかしたの?」

一応心配してくれるところが雅和さんらしいけど・・・。雅和さんは山のように積まれた祝電を一つ一つチェックしてた。一時間前になるとお化粧を直して準備・・・。雅和さんのお父さんやうちのパパは招待客に挨拶回り・・・。雅和さんも控え室を出て挨拶を始めたのよね・・・。あたしも準備を済ませてホテルのスタッフとともに会場へ・・・。やっぱり後援会中心だから、おじさんやおばさんばっかり・・・。おばさん連中なんて興味本位であたしのことじろじろ見て、「きれいよね・・・。」とか「かわいいわ・・・。」とかいかにもお世辞っぽいこというの。

ああ、堅苦しい、肩こりそう・・・。気分も悪くなっちゃった・・・。

雅和さんは気分悪そうな私に気がついて、心配そうに寄り添ってくれたのね・・・。

「本当に大丈夫?」
「ん?んん・・・。」

まあなんとか披露宴が厳粛なムードで始まって・・・。なんかお祝いって感じじゃないのよね・・・。いろんなえらいさんの長い言葉を聞いてはニコニコ・・・。ホントずっとニコニコしてたような気が・・・。披露宴って言うよりなんかの会合?懇親会?あーあ・・・東京の披露宴もこんな感じなのかな・・・あっちはもっと代議士とかも多いし・・・。まあ最後のほうはお祝いっぽくなったけど・・・。ホント疲れただけ・・・。お開きになったあとは招待客にきちんと挨拶して立派な妻を演じておいたわよ・・・。

雅和さんのお父さんは明日公務があるからって新神戸から新幹線で東京に帰っていったの。 部屋に戻ったあたし達は、ホントに疲れきってたわよ・・・。これで二次会とかあったら死ぬわよ・・・。さっきの披露宴の料理はもう緊張と疲れで食べてないしね・・・。雅和さんも一緒。やっぱりクリスマスイブだからスカイラウンジに予約いれて少し横になってから行くことにしたのよね・・・。本当なら予約取れないんだろうけど、披露宴もしてるし、宿泊してるから、窓際のいい席とってもらえたらしいの・・・。一眠りして、予約入れた九時頃に17階へ向かったのよね・・・。やっぱり予約入れててよかった・・・。イブだからいっぱいなのよね・・・。案内された席に座ったの・・・。

「おなか空いたよね・・・。何でもいいよ。食べたいもの注文したら?」
「雅和さんは?」
「何でもいいよ。綾乃が食べたいもんをつつくから。」

雅和さんはなんだかわからないけど1杯お酒を注文してちびちび飲んでいた。そしてあたしが注文したものをつついて食べてた。すると、ウェイターがあたし達の前に何か持ってくる。

「本日はご結婚おめでとうございます。こちらは当ホテルからのお祝いでございます。」

そういうとケーキと花束をくれたの。やっぱりこういうのって嬉しいよね・・・。あたしは嬉しくって雅和さんの顔を見て微笑んだのね・・・。雅和さんもつられて微笑んでくれた。やっぱりこの人と結婚してよかった・・・。ホントに幸せよね・・・。あたしも普段飲まないお酒を注文して2人で正式に結婚したことを祝ったの・・・。

部屋に戻ってきたあたし達・・・。普通ならここで初夜ってことになる。でも雅和さんはあたしを押し倒したまではいいんだけど、疲れと酔いであたしの上に乗っかったまま眠ったのよ・・・。重いってば・・・。なんとか雅和さんをどけてあたしもそのまま眠っちゃった・・・。

朝起きたら雅和さんったらなんだかニヤニヤしてるのよね・・・。

「おはよ、綾乃。」
「なに?ニヤニヤしちゃって・・・。」
「別に・・・。」

何か隠しているな、この表情・・・。

「なによ、気持ち悪いよ・・・。」
「実はね、昨日朝、藤原さんに電話したんだけど、なんて言われたと思う?」
「わかんないよ。クビにでもなったの?」
「朝から冗談言うなよ。あのさ、休みいっぱいもらえたんだよ。1月7日までね。」

すごい・・・あと半月も休みもらえるってこと?東京の披露宴が1月5日だから、ゆっくりできるね。

「何して過ごす?」
「そうね・・・。」

ホントにこんなに長く一緒にいるのって久しぶり・・・。今までやりたいこといっぱいあったのに実際たくさんの休みをもらってしまうと、何から手をつけたらいいか迷ってしまって、結局予定通り26日の朝にチェックアウトして、とりあえず自宅に戻ることになったのよね。

東京に帰ったら帰ったで、じゃんじゃんお祝いの電話なんかがかかってきて、ゆっくり出来ずにいて、結局いつものようにあたしは大掃除したり、簡単だけどおせち作ったりして年が明けてしまったのよね・・・。

またあっという間に東京での披露宴が行われる日になっちゃって、朝からバタバタ。12時からの宴会なんだけど、ホントに代議士やら、一部上場企業の社長さんやら、東京の後援会の人やら、あとパパの上官の人とかいっぱい。ちょっとした新年会のノリなのよ・・・。ちょっと違うのは党の有力議員さんの奥様達が出席だから、華やかって言うか・・・これからこの奥様たちとのお付き合いもあるんだなって緊張したのよね・・・。何からお付き合いを始めるか心配・・・。雅和さんはやっぱり神戸と違って仕事関係の人ばっかりだから、和やかだったわ・・・。

すると急に雅和さんの顔が曇ったのね・・・。その視線の先を見ると、清原さん・・・。未だ雅和さんは清原さんのことを嫌ってる。あたしを取られるんじゃないのかなって思っているのかな・・・。清原さんはスーツ着て、じっと立ってたけれど、お兄ちゃんが話しかけて、なんとか少し笑ってたりしたんだよね・・・。まあパパが清原さんを呼んだんだけど・・・。

「雅和さん、まだ清原さんのことで怒っているの?もう大丈夫だよ。清原さんには彼女いるもんね・・・。」
「誰?」
「鈴華ちゃんだよ。だから安心していいよ・・・。もう何にも関係ないから・・・。」

まあ一生言えない秘密はあるけれど、もう関係ないんだから。清原さんがお兄ちゃんとあたし達のところにやってきて、言ったの。

「綾乃さん、弐條君。今日はおめでとう・・・。今までいろいろあったけど、お幸せに・・・。」
「ありがとう清原さん。鈴華ちゃんと仲良くね・・・。」
「え?知ってたの?はずかしいな・・・・。」

この清原さんのすごく照れた表情を見て雅和さんは安心したみたいね・・・。なんだか仲良さそうに握手なんかしちゃってさ・・・。ホント今まで仲のよかった友人みたいに接してたのよね・・・。

ホントいろんな人たちに祝福されて、やっと夫婦として認められたの。もちろんマスコミにも公式発表をされたんだけど、やっぱり控え気味な発表で安心した。まあ雅和さんは23歳、あたしはもうすぐ21歳のとても若い夫婦だけど、みんなに支えられて成長していくんだろうなって実感したのよね・・・。

もっともっと幸せになって、一生寄り添って生きていくんだから・・・。がんばるよ、あたし達。

(完)




(作者からの一言)

一応区切りました。実はまだまだ続きます。ごめんなさい^^;

次は「明るい家族計画」って言う題で、書いていきます。これは結構短いかもしれません。雅和と綾乃のどたばた新婚生活1年間がメインなんですけど・・・。しつこいキャラや新キャラが登場します。まだまだ続きますけどね^^;もう番外編に域を出てしまいましたね^^;だれも見たくはないですよね^^;こんな話^^;
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