4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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明るい家族計画 (2)しつこいあいつ!綾乃危機一髪!2

 指定された住所に着いてみると山の上の結構でかい別荘。駐車場だけでも何台とめられるんだろうって思うぐらいで、ここってホテル?って言うようなでかさ。止まっている車もいい車ばっかりで、プリウスなんてうちぐらいなもん。プリウスが軽自動車のように見えるわよ・・・。パパの車借りてくればよかった・・・。失敗・・・。


何がなんだかわからなくなって案内されるまま別荘の中へ。なんかみたことある顔ぶれがちらほら・・・・。誰だったっけな・・・。いろいろ今まで出会った人の顔と名前を思い出していると、ついに今日の主人公登場ってことで、みんなその人物の周りに集まっていたのよね・・・・。するとその人物はあたしのほうに近づいてくるじゃない!あ!誰だかわかった!

明るい家族計画 丹波
「綾乃ちゃんよく来てくれましたね。伯母様に頼んで正解だった・・・。」


 あたしに馴れ馴れしい態度をするのはただ一人!医学部6年の丹波!なるほど・・・みたことある顔ぶれってみんな慶応義塾大学の医学生&丹波さんの取り巻きだったんだ!もちろん政調会長夫人なんて来てるわけない!仕組まれたのよ。誕生日は本当みたいだけど、学生ばかりだもん。この馬鹿はあたしをここに呼ぶために伯父さんの権力を使ったってこと?政調会長の甥っ子があんたってわかってたら断ってたわよ。最近おとなしくなったと思ったらこういうこと計画してたんだ・・・。渡すもん渡したらさっさと帰るか・・・。もう雅和さんの立場なんて関係ないもんね。

招待されたみんなはあたしを見てこそこそ何か話しながら怪しそうな表情であたしを見てたのよね・・・。何かあるわこれは・・・。

「綾乃ちゃん、俺のために来てくれたんでしょ。」

「あんたって知ってたら来ないわよ。」

「つれないな・・・。本当にますます綺麗になったね。それだけ弐條に愛されているのか・・・。」

あたしは渡すもん渡して帰ろうとしたんだけど、腕を掴まれて引き寄せられて抱きしめられた。あたしはひっぱたいてやったわよ。

「この俺に恥をかかせるの?みんな見てるのに・・・。せっかくの俺の誕生日だよ。」

この男はあたしを引っ張って、プールサイドの椅子に座らせたのよ。

「綾乃ちゃんがここにいてくれるだけでいいよ。俺はみんなに挨拶してくるからさ。」

今が帰るのにいいチャンスなのに・・・。あの男のすごく残念そうな顔を見てしまったら動けなくなっちゃったのよね・・・。あたしも馬鹿かもしれない。何であの男に同情してんだろ・・・・。あたしはプールに浮かんだ小さな葉っぱを眺めながら、いろいろ考えていた。するとあたしの目の前にグラスに入ったオレンジジュースが置かれる。

「はいどうぞ。今日車だろ。ジュースでいいよね・・・。変な物はいっていないから安心してよ・・・。」

なんだかんだ言ってこの男は結構優しい。あたしにいろいろ食べるものを取り分けて持ってきてくれたりなんかして、あたしの隣に座って微笑んだりしている。こういうところがモテる要素なのかもしれない。雅和さんも結構マメだけど、この男はそれ以上マメ?

「今日は来てくれてありがとう。ホントにいい誕生日だよ。大好きな綾乃ちゃんが横にいてくれるんだから・・・。」

「・・・・。」

「もう弐條と結婚して1年半たったよね。もうそろそろ子供なんか考えてるの?それとももうお腹にいるのかな?」

この男もそういうこと考えるのか?至る所で言われるのって・・・。ああなんか気分悪い・・・。嫌な予感・・・。

「いるわけないよ・・・。だってまだあたし大学生だし・・・。」

「そうか・・・じゃあこの僕にもチャンスはあるのかな?弐條よりもかわいがってあげるよ・・・。」

「え?」





(つづく・・・)

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