4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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明るい家族計画 (6) 妊夫生活~永田町秘書仲間との飲み会編 3

 「うちで飲みなおしましょう!!!」という僕の提案に皆が賛同してきたんだよね・・・。まずったな・・・。ほんとに・・・。和気さんだけ呼ぶつもりが・・・。


僕は自宅に電話して5人も連れて行くといったら、光子さんが快く承諾してくれた。でもうちは基本的にお酒を置いていないから、赤坂にある酒屋でいろいろ買い込む。そしてお酒の飲めない三浦さんに僕の車を運転してもらって、タクシー1台と共に広尾の僕の自宅へ・・・。みんな新婚家庭に興味津々・・・。でもなんで田村さんまでくるんだ?まったく興味なさそうなのに・・・。きっと橘さんみたいなタイプだと思うよ。独身貴族タイプ。


「ただいま。」


「おかえりなさい。」


綾乃が笑顔で僕を合わせて総勢6人を迎えてくれた。ちょっと顔は引きつっていたけど・・・。僕は綾乃の耳元で言った。


(ごめん・・・遅くに・・・。)


(いいよ。たまにだし、彩子が来てるから・・・。)


(彩ちゃんが???)


(パパが年末恒例の年越し演習に行ってるのよ・・・。だから当分泊まるって・・・。)


まあいっか・・・。いいことないかな・・・?光子さんと綾乃は冷蔵庫にあるもので適当につまみを作ってくれて、わいわいがやがややっていた。本当に光子さんがいて助かったよ・・・。綾乃も本当なら安静にしないといけないのに・・・。綾乃は綾乃で妹の彩子と楽しそうに話していた。

家族計画 彩子
「なあ、弐條。あの子、誰や?」


「あの子は奥さんの妹です。そういえば和気さんの後輩に当たりますよ。東大文Ⅰだから。」


「ふうん・・・可愛いなあ。奥さんによく似て・・・。」


「よければ紹介してあげたいけれど、お父さんが厄介なんだよ。」


「え?」


「お父さんは陸上自衛隊東部方面総監だからね・・・。こわいかも?!」


「じゃよく奥さんと結婚できたなあ・・・それも学生結婚やし・・・。」


「お父さんは権力に弱いからね。父さんに協力してもらったんだ。まあ僕も誠意を見せたけど。」


なんか和気さんは彩ちゃんがえらい気に入った様子。


 和気さんは兵庫県宝塚市出身。仕事中は標準語しゃべるけど、プライベートでは関西弁。この人といれば僕もつられてたまに関西弁になる。ホント仕事以外では関西気質の面白い人。彩ちゃんと6歳違うんだよね・・・。紹介してあげてもいいけれど、多分お父さんが許さないかも。


 和気さんは酔った勢いで、早速彩ちゃんにアプローチしていた。彩ちゃんもこの関西弁で同じ兵庫県出身、東大卒の和気さんと話が合うみたいだ。超地元話で持ち上がっていたんだよ。もちろん東大の話でも。彩ちゃんもすごいすごいって言って、まんざらでもなさそうだ。綾乃がいいと言ったら縁結びでもしてやるかな・・・。和気さんは伯父さんが代議士だし、お父さんは結構有名な総合病院の理事長。お兄さんは若いが腕のいい院長という地元でも有名な開業医さん一家だし・・・。


ホントに僕の周りにはそんな家系が多いな・・・。


ところで異様におとなしい田村さん。みんなわいわいがやがややっているのに、一人黙って飲んでいる。田村さんの視線の先には綾乃と彩ちゃんそして和気さん。和気さんは関係ないとして、彩ちゃん?それとも????時折フッと口元がにやける。本当にこの人は何考えているかわからない。僕は立ち上がって綾乃を呼ぶ。


「綾乃、もう横になっておいでよ。無理したらだめだから・・・。」


「ん?んん・・・。」


「お腹張ってない?気分は?」


「大丈夫だよ。じゃあ横になってくるね・・・。」


綾乃は寝室に入って横になりに行った。僕は田村さんの視線の先を見つめる。やはり綾乃か・・・。気のせいであって欲しいけど・・・。やっぱ綾乃は綺麗だもんな・・・特に結婚してからは・・・。


相変わらず和気さんは彩ちゃんと盛り上がっている。


「あ、もうそろそろ帰る。明日地元に帰るからさ。」


「俺も!」


「そうだな・・・。弐條遅くまで悪かったな。奥さんによろしく。」


まず地方組が先に帰っていく。僕は下の玄関ロビーまで見送り、3人をタクシーにのせ手を振る。


「田村さんの自宅は?」


「俺?元麻布。じゃ、帰るわ。遅くまですまなかったね、弐條君。」


「いえ、また皆さんで遊びに来てください。」


「んん・・・。ところで、弐條は出馬するのか?」


「いえ。田村さんは?」


「んん・・・。じいちゃんの選挙区で、出馬予定だよ。神奈川4区でね。」


「そうなんですか・・・。がんばってください。」


きっと当選なんだろう・・・あのルックスで・・・。若者受けする顔だもんな・・・。鎌倉か葉山出身なのか・・・。神奈川はうちの党ひとり勝ちだからな・・・・。


ところでいつ帰るんだ?和気さんは・・・。


「和気さん、もう12時過ぎたんですけど・・・。もしかして泊まる気ですか?」


「え、そんな時間????じゃ、帰るわ・・・。ごめんな弐條。」


「いえ。楽しそうでしたからなによりで・・・。いつ帰郷ですか?」


「今年は帰らへんよ。帰っても楽しくないしなあ・・・。自宅でのんびりするほうが性に合っているんや。で、奥さん大丈夫なん?」


「はい。双子を妊娠中ですので、安静指示が出ているから・・・。」


「それは大変やね。お大事にな。じゃあ帰るわあ・・・。」


「家まで送りましょうか?」


「いいわあ、広尾病院や恵比寿郵便局の近くやからすぐすぐ。酔い覚ましにいいしな。じゃ、お休み。」


すると彩ちゃんが走ってくる。


「和気さんお休みなさい!また会えるかな?」


「ん?どうかなあ・・・またな。じゃおやすみ。」


和気さんは手を振ってマンションを出て行った。彩ちゃんは嬉しそうな顔をして部屋に戻っていく。彩ちゃんは和気さんのこと好きなのかな?


「彩ちゃん泊まるの?」


「うん。パパがね、ここにお世話になりなさいって言うから。」


「そっか。じゃあ遠慮せずにゆっくりしなよ。」


「うん、ありがとうお兄ちゃん。」


本当に嬉しそうな顔・・・。こんな顔、綾乃も高校時代していたな・・・。やっぱり恋をしているぞ。彩ちゃんは・・・。


「お兄ちゃん、和気さんっていい人ね。面白いし・・・。」


「・・・。そうかな・・・。官邸ではすごく真面目でがり勉タイプ。バリバリ仕事をこなすタイプだよ。気に入ったんだ・・・。良かったら連絡先教えてあげるけど?」


「ホント?」


「でもお父さんはどういうかな・・・。まあ和気さんは有名な医師一家だからね・・・。実家は立派だよ。」


彩ちゃんはホントに和気さんが好きになってしまったんだね。


縁結びするしかないかな?






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