4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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明るい家族計画 (8) 内閣官房副長官私設秘書・和気の恋 2

 俺は12月31日、弐條の自宅を再び訪れたんや。


なぜって?年明けまでここに彩子ちゃんがいるって聞いたしな・・・。


「あれ?和気さんどうしたんですか?」


「あ、弐條。」


何俺は驚いてんやろか・・・。当たり前やないか・・・ここは弐條の自宅やし、弐條も俺も仕事納めを済ませて何かない限り出勤しなくていいんやから。


あとは仕事始めまで休みって言うわけや。(ま、急な休日出勤はあるときはある。)


「彩子さんいるかな?」


「あ、いるけど・・・。彩ちゃーん!」


彩子ちゃんは昨日と変わらない笑顔で、俺の前に現れたんや。やっぱしかわいいやん!


「あ、和気さん!なに?」


「ちょっと近所まで来たから・・・今空いてる?」


「うん。いいよ。」


俺は彩子ちゃんを誘って広尾のお洒落なイタ飯屋に誘ったんや。ここは前々からええでって弐條に聞いてたイタ飯屋や。


ランチをご馳走にして、いろいろこの前の話の続きをしたんや。そんで俺は意を決してデートに誘ってみたんや。


「よかったら、二人で初詣いかへんかな・・・。もしかして友達や彼氏と?」


「ううん・・・。予定はないよ。うれしいな・・・。友達はみんな彼氏とデートだし、彩子は今彼氏いないもん。」


そっか、彼氏いないんだ・・・。やった!


「じゃ、今夜の11時くらいに迎えに行っていいかな・・・。お父さんはいつ帰ってくんの?」


「パパ?3日だったかな・・・。今、年越し演習中だから。11時ね。待ってるよ。」


なんて嬉しそうな顔をするんやろうか・・・。むっちゃかわいいやん。俺は彩子ちゃんを弐條のマンションまで送って別れたんや。もちろん携帯の番号交換は赤外線通信で・・・。ああこれが俺らの赤い糸やったらいいのになあ・・・。


「和気さん、これもって帰ってよ。うちの奥さんの手作りだから。お裾分け・・・。」


「え?」


「おせちだよ。関西風だから美味いよ。」


「ありがとう・・・。」


え?弐條の嫁さんって若いのにおせちまで手作りするんや・・・。すごいかも・・・。


家に帰って開けてみたらやっぱりすごい。どっかで買ったやつみたいや・・・。黒豆もしわひとつない綺麗な状態で煮てあるし、きちんと慣例どおりの物を詰めてある。弐條ってホント幸せやなあ・・・。そういえばいつも持ってきている弐條の愛妻弁当はいつも幕の内のような弁当だった。料理うまいんや・・・。うらやましい・・・。彩子ちゃんはどうなんだろ・・・。


俺は大晦日の夜11時に弐條の自宅に彩子ちゃんを迎えに行ったんや。俺は気合入れてお洒落したんやで。もちろん彩子ちゃんは神戸ファッションでお嬢様って感じの格好。やっぱりセンスいい子や。そこらのコギャルやお水っぽい女なんて目じゃないやん。やっぱし俺の目は確かかもしんない。きっとこの子もお姉さんのようにむっちゃ綺麗な子になるで・・・。


「ちょっと待たせてしまったみたいでごめんなさい。」


「いいよ。構わん。」


彩子ちゃんはちょっと顔を赤らめて苦笑する姿・・・。おお!!って感じ。


俺は東京で有名な明治神宮に初詣にいったんや。やっぱし人、人、人で、俺らの密着度は最高!迷子になりそうやったから、俺は彩子ちゃんの手を握ったんや。そしたらぎゅっと握り返してくれてなあ・・・。もう俺の心臓は爆発しそうやった。


やっとのことで賽銭箱の近くについて俺は賽銭を投げて神頼み。


(彩子ちゃんといい関係になれますように・・・。出来れば結婚したい・・・。)


なんて祈ってたんや。今考えると恥ずかしいこと・・・。

明るい 初詣デート
人ごみを外れて夜の表参道を手をつなぎながらあるいたんや。やはり年が明けたばかりの夜や。周りはカップルばかりで、気分は最高潮・・・。ぶらぶら渋谷まで歩いて、俺の自宅近くの恵比寿まで・・・。


「うち来る?お腹すいたやろ?今日弐條のとこでおせちもらったから一緒に食べへん?」


「ん、んん・・・。」


やった。部屋を大掃除しててよかったぜ。俺の家は恵比寿郵便局の近く。弐條みたいにいいマンションやないけど、一人暮らしするにはいい大きさの1LDK。家賃は10万台。地元宝塚でもここまで高くないんやけど。給料の三分の一は飛んでいくんや。まあ仕事仕事であまりお金使うことないからたまる一方で、マンションの頭金ぐらいの蓄えはある。

俺は彩子ちゃんを紳士的に招きいれて、お茶を入れる。彩子ちゃんは微笑んで僕の入れたお茶に口をつける。俺は昼間もらった、弐條の家のおせちを出して食器棚から小皿と割り箸を出す。そして彩子ちゃんは未成年やから、温かいお茶を入れなおし、俺は冷蔵庫から缶ビールを取り出す。彩子ちゃんはいろいろ取り分けてくれて、一緒に話しながら食べたんや。やっぱし弐條の嫁さんの料理は美味い。もしかしたら料亭の大量生産されたおせちよりもうまいかもしれん。


「彩子ちゃんのお姉さんって料理美味いなあ・・・彩子ちゃんも料理すんの?」


「ん?彩子はするけど、お姉ちゃんほどうまくないよ。パパはおいしいって食べてくれるけどね。」


「じゃあ、彩子ちゃん、今度、俺のためになんか作ってくれへんかな・・・。」


「え?」


「この俺でよかったら付き合ってくれへん?」


俺は彩子ちゃんの手を握って意を決して告白したんだよ。彩子ちゃんはすごく嬉しそうな顔をして承諾してくれて、そのまま一緒に朝を迎えたんやけど・・・。


彩子ちゃんは俺のベッド、そして俺の胸の中で、スヤスヤ眠っていたんだ。出逢って数日でこういう関係になるなんてね。まあ同意の上での関係だから、問題はないと思うんやけど、彩子ちゃんのお父さんにばれたら殺されるかも知んないや。


完璧に日が昇ったあと、俺は弐條のマンションまで彩子ちゃんを送ったんやけど、弐條は俺の疑いの眼差しで見つめてたんや。


「もしかして和気さん・・・彩ちゃんを・・・。」


「え?何のことやろ?まあこれから彩子ちゃんと付き合うことになるからよろしくな。」


「なんかあったらきちんと責任取るんですよ。結局和気さん、モテるんじゃないですか。前まで俺はモテへんとかいっちゃって・・・。」


「弐條!またいろいろアドバイス頼むな!特にお父さん攻略を!」


「まあまあ・・・誠意を持って彩ちゃんを大事にしたら大丈夫だと思いますよ。」


ホント弐條ののほほんとしたところはちょっとむかつく事があるけど、反対していないようやし、ま、安心かなあ・・・。


ホント俺って運がいいかも・・・。


学生時代まではいろんな女と付き合ってたが、みんな俺の家目当てだったし、(世に言う玉の輿?)まあ今回彩子ちゃんはそんなことなさそうやな・・・。


目標はもちろん結婚!まあそれまでにはお父さんって言う大きな壁がある。それを乗り越えないといけないんやろな・・・。ああ今度お父さんに会うことにしよう・・・。それまで弐條にお父さん攻略法をレクチャーしてもらわないとあかん。


あ、でも彩子ちゃんは俺と結婚する気あるのかな?


それが一番の問題だ・・・。

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