4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ドリーム・クエスト  (34)北野彩夏の引退

 私の最後の仕事、秋の編成番組のドラマ。もちろん主役格を頂いてた。もちろん私の就職内定先のFTVの金9。9月から12月のオンエアで、この撮影がクランクアップしたら私、北野彩夏は引退するの。もう復帰なんかしない。1年限定の北野彩夏だったから。ただし12月末までの契約のCMは流れるんだけどね。ホントハチャメチャな恋愛ドラマだったから、面白かったのよね。


 そして今日は横浜みなとみらいでロケ・・・そして私の出番最後の日・・・。昼ごろ撮影に入ってもう夕方・・・。


「はい!OK!」

「お疲れ様でした!!!」


このふた声で、スタッフみんなは私を取り囲み、花束を渡してくれる。


「おつかれ!彩夏ちゃん!!もう北野彩夏に会えないと思うと残念だな・・・。」

「でも私、春からここのアナウンサーですから、またお世話になりますね。」


私はスタッフや共演者といろいろ話しながら、後片付けを手伝う。そして今夜私の引退と、ドラマの打ち上げを兼ねて、新橋で飲み会?


(だって居酒屋なんだもん・・・。)

「ごめんね、彩夏ちゃん。予算の都合でこういうところで・・・・。本当ならパアッとお洒落なバーとかがいいんだろうけど・・・。」

「構いませんよ。私こういうところ好きだし・・・。私これでも結構庶民的なの。」

そう。和気さん自体余りお洒落なレストランとか苦手らしくって、ちょっと食べに行こうとかいう時は居酒屋行ったりするの。


ま、多分お付き合いでいいとこ行ってるからかもしれないけれど・・・。


 スタッフさんたちとホントわいわい言いながら飲んで食べて・・・。ホント楽しかったの。


「ホントに・・・和気彩子になっちゃうんだよね~~~~~。芸名のままで女子アナになればいいのに・・・・。」

「やっぱり就職するわけですから、本名でないと・・・。」

「でも彩夏ちゃんが代議士さんの奥さんだなんてね・・・。そっちも信じられないよ・・・。政界の貴公子って言われる将来有望な政治家だしね・・・。女子アナやめても大丈夫だよね・・・。」

「うちの旦那様は貴公子って言うような顔じゃありませんよ。ごく普通ですもん。」

「じゃ、和気内閣補佐官のどこがよくて結婚したわけ?」

「さあ・・・。性格かな・・・でもそれ以上に何か惹かれるものがあって・・・。それ以上はいえませんよう・・・」


ホント和気さんの話になると照れちゃう。ホントに私のために尽くしてくれる。ホントいい旦那様。もちろん私も和気さんにできることは一生懸命するつもりでいるからね・・・。

和気驚く
 すると、人が入ってくる。

「すみません、遅くなって・・・。あ!」

「和気さん????」

和気さんが入ってきたのよね・・・。実は私のマネージャーが和気さんを呼んだらしいのよ・・・。話があるって・・・。


もちろん和気さんが来て盛り上がっちゃって・・・。私の旦那様だし、これでも国会議員で補佐官・・・超有名人。するとマネージャーが言うの。

「和気さん先日はお世話になり、ご馳走までしてもらって・・・。」

そうこの前、うちにマネージャーが仕事の打ち合わせできたのね。そして和気さんがお得意の粉モノ料理を作ったのよ。それはお好み焼き。和気さんの一番の得意料理。関西風のお好みよ。マネージャーなんて、国会議員に料理までご馳走になって、それもすごくおいしいもんだから、恐縮してたわ。

「和気補佐官はすごくお好み焼きが上手なんすよ。驚きました。」

「和気さんはね、粉ものなら何でも得意よ。たこ焼きも、いか焼きも・・・。っていってもイカの丸焼きじゃないけど・・・。」

ホントに和気さんは庶民的というか、根っからの関西人で・・・。

関西人の和気さんが加わって、その場はとても楽しくなって、思い出深い打ち上げになった。ホントに・・・。ああこれで私は引退するんだ・・・。もう北野彩夏は居なくなる。これからは和気彩子として生きるんだ・・・。寂しいけれど、もう決めたんだもんね・・・・。

スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Track Back
TB*URL

Copyright © ねぇね2人と双子っちのママのお部屋。別館. all rights reserved.
さくらと空 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。