4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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うまのきもち~ある競走馬物語 (4) ついにデビュー?

 僕は母さんのことを忘れようと一生懸命競走馬になるためのトレーニングをした。そしてめきめきと上達。デビュー前から注目の的。厩舎も決まった。先輩競走馬がこっちを向いて何か話しているんだ・・・。そっと耳を済ませてみる。


「あれか?例の・・・。」

「あの3冠馬の?」

「ホンマか?あいつ芦毛やん。」


わははは!!!!という風に僕にいいよる。芦毛芦毛芦毛ってうるさいなあ・・・。毎日毎日。ホントに僕は父さんの子なんだろうかと疑問に思うようになった。この芦毛は母さんの毛色なんだ!知らないだろうすごく綺麗だった母さんの芦毛・・・。きっと僕は母さんのように真っ白い芦毛になるんだ。最近だいぶん白くなってきたんだから・・・。


「やあ、カミカゼ。今日から俺がお前の世話をするんだよ。」


と、新人厩務員。僕の綺麗な芦毛を撫でながらブラッシング・・・。ああ丁寧なかけ方・・・。気持ちいい・・・。この人なら信用できそうだ・・・。


「この馬房はね、カミカゼのお母さんがいたところなんだってね・・・。そういやむっちゃ綺麗だったな・・・シラユキ・・・。馬主さんも結構可愛がっていてね・・・暇さえあれば栗東まで来ていらしたらしいよ・・・。」


そっか・・・ここは母さんのいた馬房・・・。そう思うとなんだか・・・気持ちが安らぐ・・・。(様な気がする・・・。)調教師も、調教助手もとてもいい人ばかり。ただし・・・競走馬連中のいじめ・・・・いじめ・・いじめ・・・。調教中にわざと寄ってきてぶつかりそうになったり、ウッドチップを僕に当てるやつ。噛み付いてくるやつ!!芦毛芦毛芦毛・・・。もうやになっちゃうよな・・・。そのせいで僕は対馬恐怖症・・・。あんなに上手くいっていた調教も受け付けなくなる。困った調教師さんは馬主さんを呼んだんだ。


kamikazetakesitayuu
「和気さん、このままではレースに出すことは出来ません・・・。どうしましょうか・・・。」


馬主さんは悩んでいた。その姿をみたほかの競走馬たちは・・・


(処分!処分!処分!!ぎゃはははは!!!!)


「わかりました。もうちょっと様子を・・・。デビューは年明けになっても構いませんから・・・。それとこれを・・・。」


馬主さんは厩務員さんに面子を差し出した。


「これはシラユキのかぶっていた面子です。これにブリンカーをつけてやってみてはどうですか?シラユキも怖がりでした。そのせいで勝てなかったんです・・・。」


え、母さんのだって???とても綺麗なスカイブルーも面子・・・。次の日からこの面子にブリンカーを装着しての調教。僕はもちろんがんばったさ・・・。母さんが側にいる、一緒に走るんだ・・・・。走って走って天国にいる母さんの期待に添えるような競走馬に・・・。

 ついに決まったデビュー!鞍上は竹下悠って言う若手ジョッキー。馬主さんのお気に入りと聞いた。ちっちゃい男・・・。いろいろのジョッキーの中でも小さいんじゃないか?パドックで馬主さんと何か話している。さあデビュー!!もちろん注目馬。一番人気。よしがんばって母さんを喜ばせてやるんだ!!!そして馬鹿にした競走馬たちを黙らせてやる!!!










































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