4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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ときめきアナウンサー日記(仮) 第1章 新人研修編 (4)特別講師!ってだれ?
 いつものように新人研修が始まる。今和気さんはどこの局にいるんだろう・・・。

「今日はスタジオ見学をしましょう・・・。」

と、この時間担当の先輩アナウンサーが私たち新人に声をかける。

「もしかしたら番組中紹介されるかもしれませんので、身なりをきちんとしておいたほうが無難だと思いますよ・・・。」

私もそうだけど、系列局を含めて新人女子アナたちは化粧室に駆け込んでささっとヘアメイクを整える・・・。今日の服おかしくないわよね・・・。今日は朝早く起きたから余裕で朝の準備が出来たんだ・・・。

 私たち新人アナウンサーたちはCM中こそっとスタジオに入る。そしてスタジオの隅へ・・・。今は8時からやっている朝の情報番組生放送中・・・。結構味のある司会者と、憧れの先輩アナウンサーがたくさん出てくるのよね・・・。結構学生時代はこれを見ていたのよ。私達が入って次のCMの時かな・・・。ADさんに誘導され、黒いスーツを着たいかにもって感じの人達が数人はいってくる。そして案内された椅子に腰掛けると、一呼吸して・・・。

一人は私の旦那様、和気さんと、もう一人は野党代表できている議員さん。緊張しているのかな・・・。スタジオの隅にいる私に気がついていないみたい・・・。

「CM終了します!5秒前!4、3、(2、1)」

さて本番・・・。メインパーソナリティーが次の話題をふり、ゲストを紹介する。

「さてゲストは、内閣総理大臣補佐官衆議院議員、和気泰明氏と、野党M党衆議院議員・・・・です。」

2人のゲストは頭を下げ、話題をふられるのを待っている。この番組自体あまりお堅い感じの番組じゃないから、和気藹々(わきあいあい)と話題が進んでいく。そして不意に突っ込まれる和気さん・・・。

「ところで和気さん、昨年ご結婚をされてなんと奥様は・・・。」

もちろん奥様って私のことで、私がここの新人女子アナってことを突っ込まれている・・・。和気さんは不意すぎて、お堅い顔からいつものふにゃらした顔・・・。

「申し訳ありません・・・ちょっとここでプライベートなことは・・・・。」

顔を真っ赤にして下を向いている・・・。何とかその場を乗り切って、この話題は終了・・・。和気さんは真っ赤な顔をしてスタジオを出て行こうとしているときに私と目が合うの・・・。そしてお互い苦笑・・・。同僚たちは普段の和気さんの表情を垣間見てしまってちょっと驚いていたみたいね・・・。

ほかの局とのギャップが・・・ありすぎ・・・。ぷぷぷぷ・・・。

このあと私たち新人アナの紹介があって・・・。自分自身何言ってたか覚えていない・・・。覚えているのは、和気さんとのことを突っ込まれなかったってことね・・・。ああ、女子アナとしての初めてテレビデビュー・・・。きっとみんな私のこと笑っているわよね・・・。

「さすがよね和気さん!」
「へ?」
「テレビ慣れしているって言うか・・・どうしてあんなにすらすらと言葉が出るの?私緊張してしまって・・・かんじゃったわよ・・・。」

私は無意識でペラペラ自己紹介をしていたみたい・・・。先輩アナも感心してたのよね・・・。特に和気さんがゲストで出たあとのことだから・・・・。才能ってやつ????そんなことないか・・・。あ~~あ、ビデオを録画しておけばよかったよ~~~~。残念!!

 休憩を終え、午前最後の講習・・・。この時間担当のアナウンス部長さんが入ってくる。

「先ほどは初めてのテレビ出演でしたね・・・。いろいろ拝見しましたよ・・・。さて、今回はちょっと趣向を変えて、インタビューについてを・・・。台本を見ながらというのも必要ですが、咄嗟に対応するのも必要なことです・・・。今日は特別にお願いして1時間だけ特別講師を・・・。」

特別講師???部長さんは扉を開け、頭を下げると、なななんと・・・・。

「どうぞお入りください・・・和気さん・・・。」

なんと私の旦那様、和気さん???

「さて今回の特別講師は先ほどの番組にゲスト出演をしていただいた、広報担当補佐官の和気氏です。この方はお若いですが、大変勉強になる話術の才能をお持ちです・・・。」

 和気さんの講義が始まる。しっかりとした口調でわかりやすく丁寧にそして簡潔に人に訴える話術というものをみごとに堂々と話している。本当にあんた28歳?って感じで・・・。年齢詐称していない?って突っ込みたくなるような・・・。もちろん和気さんは私と目を合わさない・・・だって私と目をあわすとまたあのふにゃらした和気さんになってしまうかもしれない・・・。

「とりあえず、これで・・・。さてここからは質疑応答とさせていただきます。何でもいいですよ。まあ言えることと言えないこともありますが・・・。政治のこと、法律のこと・・・。但しプライベートだけは・・・。」

私は何も質問はしなかったけれど、同僚たちはいろいろ政治のこことかね・・・。もちろん和気さんは質問に対して、和気さんのすばらしい話術ですんなり答えていくのよね・・・。ホント感心しちゃう・・・。あっという間に1時間は過ぎ、気がつくと1時間半・・・。もうお昼の時間・・・。和気さんはみんなに挨拶して、部屋を出る。私は和気さんを追いかけて言う。

「今日はごめんね迷惑かけて・・・。」
「いいよ。彩子のためだから・・・。ああいうのでいいのかな・・・。」
「うん・・・ねえ、今日これからは?」
「一応官邸に入って何かない限りいつもの時間には帰るよ・・・。何か買い物とかないかな?」

ホントにいつものふにゃらした和気さん・・・。私は和気さんにお使いを頼むと同僚たちとランチに出かけた・・・。

不意なことばかり起きた今日一日だった・・・。
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