4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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ときめきアナウンサー日記(仮) 第5章 和気彩子の悩み (2)旦那様の疑惑の理由
 夕方、和気さんと私は地元周りを終えて事務所に帰ってきた。スタッフみんなが揃っている。

「今日一日ご苦労さん。もう帰っていいよ、明日は久しぶりに休んでいいから・・・。」

みんな和気さんに挨拶をして帰宅。もちろん二階堂さんは事務所に住み込みだから、ここにいるんだけど・・・。二階堂さんと和気さんは今日一日事務所に届けられた有権者の声を一つ一つ見ながら、まとめている。和気さんが毎週街頭演説とかをしているおかげで、和気さんは改めて地元の有権者の声というものを知ったらしい・・・。もちろんお褒めの意見もある一方、お叱りの意見も多い・・・。東京にいる和気さんが知りえない意見が随分集まったようなの。




「まあ、これで一通り集まったかな・・・。二階堂、またいろいろ有権者から電話とかかかってくると思うから、頼んだよ。まとめてメールしてくれ・・・。ふぅ、来期当選したら、これをどうにかしないとな・・・。」




和気さんは溜め息をつきながら要望データを見つめていた。もちろん全部が全部国にあげるわけにはいけないだろうけど・・・。出来ることからこつこつしようとしているのはよくわかる・・・。


「あ、どうしよう・・・彩子の宿泊先とるの忘れたよ・・・。」




そう私も忘れてたわよ・・・。気がつくともう晩・・・。夜ご飯さえ食べていない・・・。



作るの大変だからと近所の中華屋さんでいろいろとって3人で食べたのよね・・・。



和気さんは経費を抑えるため、執務室のソファーをベッド代わりにして寝ていたらしいの・・・。そのソファー実はベッドになることを知らないで・・・。二階堂さんに指摘されてそれに気がついた和気さん・・・。事務所に寝泊りがあるかもしれないだろうと、このソファーを購入したらしいの・・・。そのソファーベッドを広げると、セミダブルくらいの大きさ・・・。広いじゃん・・。




「ここに寝れば?俺は床に布団しいて寝るし・・・。」




なんて遠慮がち・・・。もう二階堂さんは自室に入っているのに照れ屋さん・・・。


「和気さんと一緒に寝たい・・・。」
「俺と?狭いよ・・・。」

私は和気さんに抱きつく・・・。

普通ならここでキスなんだけど・・・。

和気さんは私をはなして言うの・・・。




「ごめん・・・。今そういう気にはなれないんだ・・・。」




おかしいよ和気さん・・・。

今までこっちから求めないでもキスしてくれてたのに・・・。

私はつい涙が・・・。




「和気さんおかしいよ最近・・・。キスさえしてくれないじゃない・・・。どうして?」




和気さんは少し黙ってからボソッと言う・・・。


「あのさ、俺、欲を捨てることにしたんだ・・・。」
「え?」
「俺な、選挙に当選するまでは欲を捨てる・・・。私利私欲を捨てるんだ。」
「はあ???」
「政治家は私利私欲を捨てないと、国民のために働けないよ・・・。俺は孔子のように知恵で国を変えるんだ・・・。俺が政治家になろうと思ったのも、孔子の教えを読んでからだったんだ。中庸の徳・・・。わかるかなあ・・彩子には・・・。」
「いきなり何いってんの?」




そりゃ、国民のために働こうと思ったら私利私欲は捨てないといけないでしょうけど・・・でもね、プライベートは別にして欲しいわよ・・・。



よく話を聞くと、2月末、他局の番組収録で、超有名な占いのおばさんにいろいろ指摘されたらしいのよ・・・。名前聞いたらあああのうるさいおばさん?って感じで・・・。私も年末の番組でいろいろいいこと悪いこといわれたわよ・・・。そういうのに影響されるって?




「俺たちの出会いは正解だったんだよ・・・。一番相性いいって・・・。いい奥さん見つけたねっていわれてさ・・・。大事にしなよって・・・。でも、政治に関しては俺はまだ若いんだから、ちゃんと私利私欲を捨ててがんばんなさいって・・・。そしたらいい政治家になれるよって。でも地元の声も聞かないとって言われたし・・・。そういえばそうだよなって・・・。俺さ、補佐官になってから地元に帰って地元の人のために何も出来なかったんだから・・・。ああ全然地元のために働いてないって感じてさ、だから俺、地元の人の声を聞こうとこうして休み返上でがんばってたんだよね・・・。」




そういうところ真面目でいいんだけどね・・・。でも妻一人幸せに出来ないで地元の有権者を大事に出来ると思ってるの?そういうところ要領悪いというか・・・。ふう・・・。先が思いやられる・・・。


「あのねえ・・・和気さん。私、和気さん何も言わずに地元に帰っちゃうから、浮気してるんじゃないかって思ったんだよ・・・。急にキスもしてくれないくなっちゃったしさ・・・。きっと私のこともういらないんだって・・・。」
「何いってんの?俺が浮気するわけないやん・・・。俺は彩子以外の女に興味ないから安心しとけ。」


そういうと和気さんは我慢できなくなったのかな・・・。久しぶりにキスしてくれた・・・。

今日は私から和気さんを押し倒してキスの嵐・・・。ま、これ以上のことはできないけど(だってここは事務所・・・)。



なんとなく気が晴れたような気がしたのよね・・・。でも意外と変な和気さん。

結構和気さんって恋だの愛だのって言うのに超不器用だな~~~~。

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