4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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第23章 和姫入内宣旨
 東宮は帝に和姫のことをそれとなく相談する。
「父上、もう一人入内させたい姫がおりますが、この姫以降はもう入内させる必要はないとお思いください。もうすぐ女御に子が生まれることですし・・・・。先日も父上は女御以外に姫を入内させた方がよいとおっしゃったので、あと一人の姫なら入内させても良いと思ったのです。」
「どこの姫か?もちろん入内させてもおかしくはない姫であろうな。内大臣の姫か?それとも右近大将の姫か?それとも宮家筋の姫か?」
「それは・・・私の幼馴染の中務卿宮の和姫を・・・・。」
「おお!あの才色兼備といわれる姫君か?東宮と同じ年の!ほんとにお前は良い姫を選んでくる。安心した。すぐに入内の準備をさせよう。」
あれよあれよという間に、その日のうちに審議にかけられ、東宮の二人目のお妃として、中務卿宮の和姫の入内が決定し、さらに良き日を選んで、和姫の入内宣旨が下った。東宮は本当にこれでよいものかと、悩んだが女御も先日了解をしてくれたので、これでよいことと思うことにした。
 もちろんもうこれ以上入内はないと宣言していた東宮が、宮家の姫君を入内させたいということに対して、今まで入内をさせたい気持ちを我慢していたものたちの不満が爆発した。度々東宮が帝の御前に現れるといろいろな方々が、東宮に対して自分の姫を薦めてくる始末で、困り果ててしまい、ほぼ毎日のように帝の御前に顔を出していた東宮は控えるようになったので、帝はどうしたものかとお悩みになられた。それでも着実に和姫の入内の準備は整いつつあるようである。
 和姫という姫は、何に関しても一生懸命で努力家の右大臣家出身の女御綾姫と正反対で、才能にあふれ、何をやってもすらっとこなすことで有名な姫である。どちらも当代で三本の指に入るといわれるほどの美しい姫といわれている。もうひとつ共通点といえばやはり、幼い頃は結構おてんばであったことであろうか。和姫も幼い頃の東宮と共に走ったり木に登ったりおてんば三昧であって、父宮が将来を悲観していたほどであったが、和姫のおばあ様が亡くなり、そのことによって東宮がおばあ様と遊びに来なくなったことを境に、おとなしくなって姫らしい姫になり、何事に対してもすんなりと身につけ、父宮の自慢の姫に成長した。
 和姫は入内宣旨があってからというもの、さらにお妃教育に精を出した。少しずつ入内の準備が整っていくのを見て、とてもうれしく思い楽しい毎日を送っているが、ただ二番目の入内であると言う事だけがとても悲しい現実であった。東宮は先日言った「飾り物」という言葉に対して、きっと入内後に撤回させて見せると意気込んでもいる。そしてもうすぐ生まれてくる御子が内親王であれば良いと心の中で願うのでした。



《作者からの一言》

天才肌の和姫・・・。今まで何でも難なくこなし、欲しいものなんでもは与えられ結構わがままなのでしょうか?やはり宮家のお姫様。プライドがあります^^;初恋の君を取られた悔しさは並大抵のものではありません^^;特に姫よりもプライドが高いのが、姫付の女房達・・・。ひと波乱ありそうですね^^;
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