4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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ときめきアナウンサー日記(仮) 第9章 夫婦の問題 (6)ショック!!!
「おはよう彩子。起きて起きて。」




和気さんは珍しく早く起きて朝ご飯を作ってくれた。休みの日はいつもそう。特に今日は検診日だからさらに早く起きたみたいね・・・。




だいぶん料理上手くなったやろ?どう美味い?」


和気さんは朝から超和食を作ってくれた。焼き魚、おひたし、出し巻卵、ご飯に味噌汁。そして手作りのぬか漬け。ここひと月で料理がうまくなったのよね。私がおいしいって言うのをすごく楽しみにしているみたい。




「おいしいよ、和気さん。」
「よくかんで食べろよ。すべて赤ちゃんの栄養になるんだから・・・。赤ちゃんどれくらいになってるかな・・・。もうそろそろ人っぽくなっているらしいよ・・・。早くみたいな・・・超音波画像・・・。」




ほんとニコニコしている和気さん。早く公表したいよって言う。安定期に入らないとね・・・。


今日はわざわざお姉さん夫婦が病院の診察室を開けてくれている。片づけを済ますと病院へ直行。準備が整うまで待合室で待つ。和気さんは私の手を握ってニコニコ顔。




「どうぞ入って・・・。」




お姉さんの一言で私は中へ・・・。今日は和気さんも入っていいよって言われて足取り軽やかに和気さんは入ってくる。私は内診台に座って内診。和気さんはお兄さんと話しているの。




「義孝さん来て・・・。」




ってお姉さんがお兄さんを呼ぶ・・・。そして何かこそこそ話して溜め息・・・。




「いいわよ。終わり・・・。」


って内診台から降りる。そして私と和気さんは診察室の椅子に座る。私はちょっと嫌な予感・・・。



お兄さんは和気さんに一枚の紙切れを・・・。




「これにサインして・・・。今すぐ入院して・・・。」


お姉さんは涙ぐんでいるのね・・・。和気さんは一枚の紙切れを見て言う。




「これって手術の承諾書だよね?どういうこと?」
「言いにくいことなんだけど・・・成長していない。発育不全だよ。泰明君ならわかるね・・・。今から死んでしまった赤ちゃんを出すから・・・。いいね彩子さん。このままおいておいてもだめだから・・・。」

もちろん私はショックで気を失いそうだった。和気さんも声を失っていたんだけど、しょうがなく承諾書にサイン・・・。



ひとまず入院して、手術の準備が整うのを待つ。

和気さんはずっと私を抱きしめてくれて、慰めてくれるんだけど・・・。



そんなの耳に入るわけない。



私は手術着に着替えて手術室へ・・・。下半身麻酔をして手術・・・。

途中吐きそうになりながらも思ったより早く終わる・・・。



ああ今日は土曜日でよかった・・・。明日ゆっくり入院して何もなかったように出勤できるみたい・・・。



手術が終わり泣き叫ぶ私をずっと抱きしめたまま何も言わない和気さん・・・。

和気さんも辛いんだもんね・・・あれほど楽しみにしていた赤ちゃんが死んじゃったわけだし・・・。



泣き疲れた私は眠ってしまった・・・。

和気さんはその間、これからのことをお姉さんと診察室で話していたらしい・・・。




 少し寝て私は落ち着いたのかな・・・。

隣には和気さんと和気さんのお母様・・・。知らせを聞いて急いで飛行機に乗ってやってきたんだって・・・。

気が付いた私の手を握ってくださって、大丈夫よって・・・。

和気さんは複雑な顔で言うの・・・。




「半年、ゆっくりしようね・・・。一度でも妊娠したんだから、きっとうまくいくからさ。こういうことは結構あることなんだよ。だから、だから・・・。」


そういって涙を流して部屋を出て行ったんだよね・・・。

きっとずっと泣きたかったのを我慢してたんだよね・・・。



次の日の夕方、私は退院して、寝室で横になる。

当分お母様は南麻布のマンションにいて身の回りの世話をしてくれるらしい。

もちろん明日、仕事があるから、和気さんは早めに局まで送ってくれることになったの。

このことは世間には内緒だから、私は辛いのを我慢して出勤しなければならない。



辛いけど我慢我慢・・・。



いつまでも泣いていられません!!!!

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