4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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ときめきアナウンサー日記(仮) 最終章 再出発! (2)ついに来た時
 春になって、私は和気さんの実家へやってきた。
私にはお母さんがいない。
私が小さい時に亡くなってしまったからね。

里帰り出産は和気さんのご実家にお世話になることになった。
もちろん和気さんの実家は総合病院を2つも持っているでしょ。
そのひとつのお父様が院長をしている病院で出産することになったの。

 あと3ヶ月生まれるまでかかるわけだけど、和気さんが忙しくて家にいないことが多いでしょ。だから和気さんのお母様がうちにいらっしゃいっていってくださったのよね・・・。

昔はすごく私達の結婚を反対していたお母様。
今はまるで実のお母さんのようによくして下さるの。
もちろん同居しているお兄様ご夫婦も兄妹のように接してくれて、和気さんの実家が居心地悪いわけはないの。

私がアナウンサーになった頃に会った、和気さんの甥っ子姪っ子たちはもう成人して長男は阪大で研修医。長女は薬剤師の勉強中。ホントに和気さんちって医者一家ねぇ・・・。

 和気さんは週末何かないとき以外は毎週実家に帰ってきて地元の事をしつつ、私に会い来る。そしてもうおなかの赤ちゃんに名前までつけて、これでもかって言う位撫で撫でして東京へ戻っていく。もちろん地元へ仕事で帰ってくるというのは口実で、愛しいおなかの赤ちゃんと私に会いに来るって訳ね。

生まれる前からの溺愛。
生まれたら食べられちゃいそうな勢いかも。

平日はいつも電話かメール。
電話の時は結構長電話するもんだから、電話代請求が怖い・・・。

 毎日のようにお母様の家事のお手伝いをしながら赤ちゃんが指折り数えて生まれてくるのを待つ。そして暇さえあれば赤ちゃんに話しかけるの。

「ねぇ、泰孝。パパがいる週末に生まれてきてね・・・。」

そう、和気さんが赤ちゃんにつけた名前は「泰孝」。
由来はよくわからないけれど、どうしても付けたいんだって言ったから渋々ね・・・。
やっぱりパパが好きなのかな。
和気さんが話しかけるとよく動くんだよね・・・。
もう私のおなかはパンパンになって徐々にだけど、軽い陣痛が来てる感じ・・・。

 そして予定日近くの週末の金曜日夜、和気さんは羽田発の最終便で伊丹空港に降り立ち、宝塚にある和気さんの実家にやってきた。ホント急いできたのね・・・。息を切らしながら、私が寝起きしている和気さんの部屋に入ってきたの。

「どう?泰孝元気?」

そういうと真っ先に私のおなかを撫で撫で・・・。

「もう和気さんったら、私は無視?」
「ごめん。会いたかったよ彩子・・・。」

といってキス・・・。そしてまた撫で撫で・・・。

「ちょっと、おなか張ってないか?だいぶん泰孝も下のほうにきてるし・・・。ちょっと測ってみるから・・・。」

そういうと和気さんはおなかの張る周期と長さを、時計を見ながら測っているのよね・・・。

「15分か・・・。もうすぐかな・・・。痛くないの?」

まあ痛いことは痛いんだけど、どんな痛さかわからないのよね・・・。
でも定期的に陣痛が来ているのは確かで・・・。
その夜は和気さんと一緒に寄り添って眠っちゃった。
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