4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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四神降臨 最終章 黄龍降臨 総集編2

 大きな爆発音とともに、今まで味わったことのない邪気が東宮御所めがけて襲ってくる。





 この邪気に龍哉をはじめ、不思議な力を持つものたちは震え上がる。しかし、それと反対に龍哉の体は知らず知らずのうちに覚醒へ着実に向かっている。



『龍哉様、ついに時が来たようです・・・。私も覚悟を決めなければ・・・。龍磨もだぞ!』


と、白老は龍哉、朱央、西斗、麻耶姫の前に仁王立ちする。


『白老、わかっているとも・・・。俺も変化し、少しでも龍哉様が覚醒するための時間稼ぎをしないとな・・・・。』
『若造、お前も成長したな・・・。』




白老と龍哉は最高の力を注ぎ、東宮御所に結界を張る。




『どこまで我らの力が通用するか予測不能だが、この命が燃え尽きるまで、守護しようぞ!龍磨!』
『おお!』




白老と龍磨の結界は襲い掛かる魔物たちを跳ね除ける。




「西斗、我らで未だ覚醒していない龍哉様を守護しよう!!!」
「わかっています。朱央様。」




やはり白老と龍磨には限界があるのか、どんどん結界に力が弱まってくる。力の強い魔物の一部は結界を抜け、龍哉のほうへ襲い掛かる。何も出来ない龍哉は呆然と守護する朱央と、西斗を見つめることしか出来なかった。




『何故四神に関するものが揃ったのに、何も起こらんのだ???』





と白老がいう。


「やはり未だ龍哉様が覚醒しないからではないか!」
『もう限界だ!!!どんどん魔族の力が増強されていく!!!!ううううう・・・・。』
「俺もだ・・・でも・・・で・・・も・・・・龍哉様をお守りしなければ・・・・。」





しかし白老と龍磨の力は限界に達し、結界が破られ、白老と龍磨は魔族の力で飛ばされてしまったのだ。





「白老!!!!龍磨!!!」





龍哉は叫び、飛ばされて動かなくなった白老と龍磨に駆け寄る。麻耶姫も駆け寄り、行き絶え絶えの白老と龍磨に癒しの力を与えようとする。





『麻耶姫様・・・・。癒しの力を一度使った者にはあまり・・・効力は・・・ございません・・・・。まして・・・・前回は・・・・死ぬ一歩手前・・・でしたから・・・。いらない力を使うのは・・・いけません・・・・。』
「そうです・・・麻耶様・・・・。私たちは主を守護するために生まれてきたもの・・・・。主のために命を落とすことなど・・・・それが本望でございます・・・・。」





徐々に息が弱くなる白老と龍磨。龍哉は龍磨を抱き、白老を麻耶姫が抱きしめる。





「龍磨!僕が覚醒するまで一緒にいるっていったじゃないか!!!まだ僕は覚醒していないんだ!龍磨!僕の前からいなくなることは許さん!!!!」
「白老さん・・・せっかく仲良くなったところじゃない・・・。あなたがいなくなったら西斗さんはどうすればいいの?」





龍磨が最後の力を振り絞り、龍哉に申し上げる。





「龍哉様、麻耶様・・・。末永くお幸せに・・・・。私は必ず・・・転生してまいります・・・・。龍哉様・・・。」





白老と龍磨は力を失い、白老は白狼の絵の書かれた札となり、白い炎とともに燃える。一方龍磨は灰状になり、風に流されていった。



「どうして・・・。どうして陰と陽は敵対しないといけないのか?もう嫌だ・・・。こんなの・・・。」
「東宮様・・・。」





龍哉はどんよりとした空を見上げ、涙を流した。



 龍哉はうなだれながら、御殿へ戻ろうとする。


「東宮様!!!」





龍哉は振り返り、麻耶姫に言う。





「今の僕には何も出来ない。まして龍磨がいないと僕は・・・。ただの人に過ぎない・・・・。まだ覚醒していないのだから・・・・。」





すると天から声がする。





『いい事を聞いた・・・・未だ青龍の皇子は覚醒していないとはな・・・・。』





その声の主は魔王。魔王はそこまできていたのだ。





「きゃ!」





魔王は人型に変化し、麻耶姫を羽交締めにする。魔王の人型は金色の髪に白い肌、そしてブルーの瞳を持つ男である。





『青龍の皇子、龍哉よ・・・。お前の大事な姫君を返して欲しければ、お前の力を食わせていただこう・・・・。』





龍哉は引き付けられる様に魔王のほうへ近づく。





「東宮様!!!来てはいけません!!!東宮様!!!!」





龍哉が魔王の手の届くところまで近づくと、魔王は暗黒竜の姿になり、龍哉の頬をぺろりとなめる。





「東宮様!!!!だめぇ~~~~~~~!!!」





麻耶姫の叫び声とともに、麻耶姫と龍哉の勾玉が光る。その光は大変まぶしく、魔王は一瞬怯んだ。その隙に麻耶姫と龍哉は魔王の側から離れ、朱央の「烈火」と、西斗の「疾風」が合わさった火の渦に包まれる。







龍哉はふと我に返り、魔王からさらに離れる。




 「魔王かなんか知らないけど、あなたは龍でしょ?どうして龍同士仲良く出来ないの?人を傷つけて、苦しませて、何が楽しいの?同族だけではなく、生きている者がどうしていがみ合わないといけないの?そんなのだめだよ・・・。」







麻耶姫は涙を流し、魔王に訴えかける。







『やかましい!!!癒しの力しかない玄武の姫が!!!どけ!!!!あと一神・・・あと一神・・・青龍の力をこの手に・・・・。』







魔王は麻耶姫に襲い掛かり、麻耶姫も飛ばされる。壁に打ち付けられた麻耶姫はぐったりする。もちろん朱央も西斗も動けない状態である。



「よくも!僕の大切な姫を!!!僕の大切な仲間を!!!よくも!!!!」




龍哉の体は青く光る。

龍哉の目は獣の目となり、青い光は龍の形をしている。

龍哉は覚醒したのである。




龍哉は両手のひらを魔王に向け叫ぶ。




『水龍波!!!』




龍哉の手のひらから激しい勢いで龍の姿をした水が勢いよく飛び出し、水の渦が魔王を襲う。







『こんなもの痛くもかゆくもないといっただろう・・・・。』







龍哉はふっと笑い人差し指を天高く指して叫ぶ。







『雷(いかずち)!』







激しい雷が水の渦に落ち魔王は感電する。







『ギャー!!!!』







魔王はなんとか脱出し、よろけながら仁王立ちする。







『これぐらいでわしは倒せん・・・・。わしを倒せるのは伝説の五神目!黄龍のみ!!!!!』







魔王は竜巻を出し、龍哉を巻き込み、吹き飛ばす。








『おのれ~~~~~~このようなもの痛くも痒くもないわ!!!わしの体内には朱雀、白虎、玄武の力が備わっておる。あと青龍の力さえ食えば!わしは魔族最強の暗黒黄龍となるのだ!!!!』





魔王は炎の渦を振り払い、西斗と朱央に襲い掛かる。もちろん二人は飛ばされる。





「やめて!!!」





麻耶姫は叫び、朱央と西斗に駆け寄った。




 地面にたたきつけられた龍哉は痛みに耐えながらも、立ち上がる。もちろん西斗、朱央、麻耶も同じである。


『あと一神・・・・。あと一神の力・・・喰わせろ・・・・・・。』



龍哉は魔王を睨みつけると仁王立ちし、呪文を唱える。


『臨・兵・闘・者!・・・・』


すると龍哉の体は光り、足元に五行星が浮かび上がる。そして4つの勾玉が龍哉に集まる。


『出でよ!四神!!!!』


4つの勾玉は四方に飛び、激しく光る。光が弱まると現れたのはまさしく四神。

東に青龍、南に朱雀、西に白虎、そして北には玄武が現れた。四神は啼き、龍哉の次の言葉を待つ。魔王は叫ぶ。


『しまった!!!四神が降臨してしまった!!!早く青龍の皇子を倒さなければ黄龍が!!!!』









龍哉に向かって襲いかかる魔王。しかし、四神に守られた龍哉はびくともせず、黄龍降臨の儀式を続ける。


『四方を守りし神よ!乱れし国を守るため、我が体を生贄とし、御願い奉る。出でよ!黄龍!!!!』


再び四神は四色の眩い光と変わり、龍哉めがけて降り注ぐ。眩い光と爆発音。まぶしさのあまりみなは眼を背ける。光がおさまると皆は龍哉のいた方向を見る。




龍哉のいたところに仁王立ちする黄龍。その大きさは計り知れない大きさである。


『我は黄龍。清い心を持つ選ばれし青龍の皇子の願い聞き入れる。』


黄龍は金色の光を放ち、魔王をはじめとする魔族をにらみつけるのである。
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