4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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夢~高校編 第3章 高校生活の開始 (1)入学式

「悪い!孝博、父さん入学式の日休み取れんかった!!!」


いまさらいうなよ、いまさら・・・。もうあさってなのに・・・。いいよ爺ちゃんに出てもらうからさ・・・。アーア、初めて父さんが入学式とか公式の行事に来てくれると思って楽しみにしていたのにさ・・・。ずっと仕事で幼稚園から中学の卒業に至るまで運動会さえ来てくれなかった。ま、遠い赴任先から来いって言っても無理な話で・・・。


「時間に間に合うように抜けてくるから許せ!!」


父制服姿
え?抜けてくる???
もしかして制服で来るって言うんじゃないよな・・・。


あの制服に白手袋とかしてくるわけ?


やめてくれよかっこ悪い・・・。


俺の父さんは自衛官ですって言っているようなものじゃないか・・・。


俺は父さんの自衛官姿は好きだけど、知らない地での知らない高校に入学する当初からそんなカッコで来られたらいい迷惑だ。


4月某日、県立高等学校の入学式の日だ。俺はちゃんと顔を洗い歯を磨いて真新しい制服を着る。これから大きくなると思うからちょっと大きめ。髪の毛もちゃんとかっこよく整えた。


自分で言うのもなんだけど、慶応義塾中等部では他校の女子生徒から結構もてた。


放課後、校門前に待ち構えている子も多かった。


そして中等部の卒業式にはどこで仕入れたのか、遠い兵庫に引っ越す情報が流れ、制服のボタンは無残なもの・・・。


しょうがないから、高校入試のときは彬君のお下がりを着て受けたんだよね・・・。


やはり有名な慶応義塾の制服を着ての受験だったから、注目の的だったんだけど・・・。


ま、主席合格だったらしいから、今日の入学式では新入生代表として挨拶をするんだよね・・・。


昨日夜遅くまで爺ちゃんと原稿を書いていた。何とか形にはなったけれど、こういうのは苦手だから、ドキドキものだよ。






俺は雅ちゃんからもらった時計を腕につけ、爺ちゃんと一緒に高校へ行く。


歩いて5分圏内。ホントに自衛隊の真横にある県立高校。






早速クラスを探す。


1年1組だ。


俺は爺ちゃんと別れ、校舎に入ろうとすると・・・。




「孝博!ああ間に合った・・・なかなか抜け出せなくってね・・・会議だったから・・・。」




あちゃーやはり父さん制服のままで来るなよ・・・。


注目の的だ・・・。


普通の制服じゃいけないからって、律儀に白手袋。


せめてロッカーに入れてある礼装の上着ぐらい着れば?


あ、そうか上官の許可が要るのか・・・・。


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