4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夢~高校編 第4章 関係 (1)ややこしい関係

 何も発展することもなく、もう夏がやってくる。相変わらずあの勘違い娘・丹波由佳が、毎朝のように校門で待ち構え、俺の左腕にしがみつく。そして俺は振り払う。毎日こういう繰り返し・・・。きっと周りの生徒たちは俺と丹波由佳が付き合っているんじゃないか勘違いしていることであろう・・・。昨日はいつも行くスーパーで商品を雅ちゃんと吟味している時、俺の肩を誰かが叩く。


「源君。偶然!!!」

あちゃー。


丹波由佳・・・。相変わらず雅ちゃんの顔を見るとベ~~~~っと舌を出し、にらんでいる。側にはお父さんかな・・・。結構背が高くてチョイ悪おやじ系モデルのような体形・・・。その男はじっと雅ちゃんのことを見て言った。


「綾乃ちゃん・・・?いやそんなはずは・・・。」

何で雅ちゃんを見て叔母さんの名前が出る?男は雅ちゃんの顔を見て話しかける。

「君、名前は?」

「私、弐條雅ですけど・・・なんですか?」

「弐條・・・?もしかしてお母さんは綾乃?」

「はい・・・。母と何か?」

「いや、昔ね、慶應義塾大学で出会ってね・・・・。お母さんにそっくりだね・・・。」

雅ちゃんはいや~~~な顔をして目を逸らす。

由佳の父
男はふ~~~んと言うような表情で、雅ちゃんを見つめている。


おばさんとこの男なんかあるなって直感的に思ったよ。


「行こう、雅。爺ちゃんが待ってるから。」

「うん。」

ホント、丹波由佳といいあの男といい、変な家庭だな・・・。

 明日は期末試験最終日だから、勉強勉強。中間試験はトップ成績を取ったから、今回も維持しないといけないよな。雅ちゃんも成績いいほうだし・・・。


試験中俺と雅ちゃんはリビングで一緒に勉強した。雅ちゃんはもうそろそろ進路を決めないといけない。来週から個人3者面談があるから、綾乃おばちゃんがわざわざ東京からやってくる。

「雅ちゃんは進路どうするつもり?」

「ん?孝博君と出来るだけいる事が出来るところがいいな・・・。」

「俺は防衛大学校を受けるから・・・。こっちの4年制大学受けてもね・・・。」

「そっか・・・そうだよね・・・博雅おじ様と同じ道に進むんだものね・・・。じゃ、短大でもうけるかな・・・。そうしたら一緒にいる事が出来るでしょ。」

雅ちゃんのような成績で短大はもったいないと思うよ。東京の大学を受けるといいのにさ・・・。


なんとなく時間が過ぎて、雅ちゃんは勉強道具を片付けると、夕飯の支度。これは毎日のこと。毎日夕飯の支度して一緒に食べて、自分のマンションに戻っていくというパターン・・・。雅ちゃんは夕飯を作りながら、いう。

「実はね・・・パパと約束したんだ・・・。高校卒業したら、東京に戻るって・・・。それが条件でこっちに来たんだよ・・・。孝博君が、代官山に戻ってくれたらいいのに・・・。」

「もう母さんのいる高橋家には戻らないよ。もう決めたんだから。」

「静ちゃん寂しがってたよ・・・。」

「姉貴は高橋を継ぐんだからいいじゃん。どうせ政治家の息子と見合いさせて婿養子もらうんだろ。姉貴は姉貴、俺は俺だしね・・・。もう母さんと父さんは修復不能だしね・・・。」

「雅ちゃんだって、従姉弟の俺と一緒にいるよりも、例の宮様とお付き合いしたほうがいいんじゃない?」

俺はきっと宮様に返事済みだと思ってた。

「私ね、孝博君の側にいたい反面、宮様から逃げたかって言うか・・・。実はまだ返事していないの・・・。孝博君のこと好きだから、返事なんて出来ないよ・・・。」

俺は何も言えなかった。雅ちゃんがいとこでなければ、恋敵が宮様でなければ・・・俺はきっと雅ちゃんの気持ちを受け入れて、自分の気持ちを雅ちゃんに言うだろう・・・。


2歳年下だなんて関係ないよ。


つづく・・・







スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Copyright © ねぇね2人と双子っちのママのお部屋。別館. all rights reserved.
さくらと空 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。