4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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夢~高校編 第4章 関係 (5)雅の家へ・・・

 家に戻ると父さんたちは出かける準備をしていた。俺は父さんに成績表を渡し、自分の部屋に入る。俺はショックだった。雅ちゃん、もうそんなことになっていたんだ・・・。俺は着替えて下に降りる。すると出かける前の父さんが言う。


「孝博、もしかしたら遅くなると思うから、夕飯は雅ちゃんと外食しなさい。お金はここに置いておくから、いいね・・・。」

「わかった。」

「それと成績オール10だったね、よくがんばった。」

「そりゃそうだろ。慶應とレベルが違うんだから・・・。」

「そうだね・・・お前は慶應でも上位だったしね・・・。」

そういうと父さんたちは家を出て行った。俺は雅ちゃんに電話をする。もちろん夕飯の話・・・。

「孝博くん、それならうちにおいでよ。デリバリーでもしてゆっくりね・・・。そのほうがいいよね・・・。」

「んん・・・昼から宿題も一緒にしよう。」

「わかった。待ってるね・・・。」

雅ちゃんの声は少し低かった。きっと雅ちゃんも宮様の言葉を聞いてショックを受けたんだろう。まだ返事していないのにも関わらず、お妃内々定だと聞かされて・・・。

 俺は学校で流した汗をシャワーで流し、冷やしそうめんを作ってお昼を済ます。雅ちゃんはちゃんと食べているかな・・・。雅ちゃんはちょっと食事が細いほうだから、もしかしたらショックで何も口に出来ていないかもしれない。


まだ時間あるから、冷蔵庫にあった卵と牛乳、バター、そしてフランスパンと砂糖を使って雅ちゃんの大好きなフレンチトーストを作ってみた。おいしいか自身はないけど、いつもフレンチトーストを食べるときの雅ちゃんの顔は笑顔なんだ。いつもの笑顔でいっぱいの雅ちゃんに戻ってくれるのかな・・・。


俺はフレンチトーストをお皿に入れラップをかけて、荷物を持って雅ちゃんのマンションへ・・・。

雅の家
呼び鈴を押すと、まだ制服のままの雅ちゃん・・・。目は真っ赤で、腫れぼったい。相当泣いたのかな・・・。

「孝博くん・・・。ごめんなさい・・・まだ着替えてないし、お昼も・・・。」

「そうだと思った。これ食え!」

俺は雅ちゃんに俺が作ったまずいかもしれないフレンチトーストを手渡す。雅ちゃんは喜んで、俺を招き入れてくれた。雅ちゃんは嬉しそうに食卓の上に俺の作ったフレンチトーストを置き、食べ始める。

「初めて作ったからおいしいかどうかわかんないけど・・・。雅ちゃんが作っていたのを見よう見まねで・・・。」

「おいしいよ。とっても。ありがとう孝博くん。」

雅ちゃんはいつものように可愛い笑顔で俺の作ったフレンチトーストをペロッと食べた。俺は雅ちゃんの笑顔を眺めながら、勉強道具を取り出す。





つづく


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