4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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夢~高校編 最終章 別れと約束 (5)約束

「雅・・・。」


雅は俺のほうを見て立ち上がると、俺に抱きつき、気を失った。

「雅・・・?」

すごい熱だ・・・。


俺は驚いて駅員さんに救急車を呼んでもらった・・・。そして市民病院に運ばれる・・・。


雅は点滴をつけられ、ずっと眠っていた。驚いた父さんは制服のままで病院にやってきた。次の日、叔父さんとおばさんが慌ててやってきたんだ。怒られるかなって思ったんだけど、叔父さんは雅をよく探してくれたと褒めてくれたんだ。


でも雅はまだ眠ったまま・・・。


おばさんによると雅はここ数日何も口にしていなかったらしい・・・。その上無理して東京からここまで来たんだから・・・倒れたんだ・・・。


約束
それから2日後、雅は目覚めた。
側にいる俺を見ると雅は俺に抱きついた。

「孝博君に会いたかったの・・・。雅は恋に恋しているんじゃない。本当に孝博君が好きなの。愛してるの・・・。」

「でもさ、俺たちは従姉弟だよ。そして雅は宮様と・・・。」

「宮様嫌い・・・。あの人本当は誠実な人じゃないのよ。結構いい加減なの。実は何人も彼女いるの知ってるもん・・・。私は本妻として入るかもしれないけれど、浮気されるのは嫌いだもん。」

泣き叫ぶ雅を見て叔父さんは言ったんだ。

「雅・・・パパは知らなかったよ、雅がそこまで孝博君の事を・・・。そしてあの宮様がそんな男だなんてね・・・。そんな男のところに雅はやれない。雅が不幸になるだけだ。雅、パパのほうから宮内庁に辞退の申し入れをしておくが、宮様には自分の言葉ではっきり丁寧にお断りしなさい。いいね。しかし・・・孝博君が相手じゃねえ・・・。」

俺は叔父さんにはっきり言ったんだ。

「叔父さん、俺、雅の事好きだよ。雅じゃなきゃ嫌なんだ・・・。俺、防大出て、幹部候補学校、幹部学校を出たら、雅と一緒になっていいかな。もちろんそれは雅がそこまで俺の事を想ってくれているかが条件だけどね。あと十年も先だよ・・・。雅が俺の事10年待っていられるのなら。雅・・・いい?」

雅はうなずいた。叔父さんもそれならと許してくれたんだ。

「孝博君、幹部自衛官でなくても、政治家でもいいぞ。」

「いや、俺は父さんのような幹部自衛官になるんだ。それが夢なんだ・・・。夢が叶ったら雅を迎えにいくよ・・・。いい雅?」

「うん!」

俺たちは両方の親の前で約束をした。誰がなんて言おうが一緒になるんだ。従姉弟だって構わない・・・。


いいだろ?雅・・・。


(完)



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