4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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夢~防大編 第2章 全寮生活 (3)変な陸上自衛官とは

「ねえ聞いてよ!さっきすれ違った自衛官!雅の事じろじろ見るんだよ!!!気持ち悪い。」

「自衛官???」


さっきの教官かな???


確かあの教官って・・・。戦略教育室長の教授だよね・・・。


確か清原教授・・・。


まだ授業は受けていないんだけど・・・。


一等陸佐で・・・。


結構へんな教授だと聞いたよ・・・。


教授連中の中で唯一の未婚。防大から幹部学校までストレートで首席卒業なのに、やっとの事での一等陸佐止まり・・・。普通だったら父さんみたいに陸副将くらいになってもいいんだろうけど?

 総理公邸に着き、叔父さんは笑顔で俺を迎えてくれた。もちろん甥としてであり、雅の許婚として・・・。


まあ雅の婚約の件はまだ公じゃないんだけど・・・。


挨拶を済ますと、ランチの時間まで雅の部屋でゆっくりと・・・。


制服の上着を脱いで、持って来た私服に着替える。


いろいろ雅と防大の話をしたりしていたらあっという間にランチの時間・・・。


 防大入校以来・・・。


叔父さん、叔母さん、彬に雅、そして俺・・・。


5人でのランチ・・・。


叔父さんは防大に入校してひと回り大きくなったなって言ってくれたんだ。


叔母さんも俺の制服姿を見て、父さんにそっくりだって・・・。

清原教授
「ねえ聞いてよパパ!」

「どうした?雅・・・。」

「朝、防大前で、孝博君を待っていた時ね、変な自衛官に会ったのよ・・・。雅の顔をじろじろ見てね・・・気持ち悪いのよ・・・。いい歳した人なんだけど・・・。ねえ孝博君、誰?あの自衛官・・・。陸上自衛隊の制服だったよ・・・。」

「ああ、あの人ね。戦略教育室長の清原教授だよ。父さんよりもひとつ年上じゃなかったかな???」


俺の言葉を聞いて、叔母さんは箸を落としたんだ・・・。なんだか取り乱している。


「どうかしたの?綾乃・・・?お兄さんのひとつ年上の清原って言ったら例の清原さんだよね・・・。お父さんの元部下の・・・。」

「そ、そうね・・・。あの清原さんよね・・・。」

「懐かしい人の名前が出てきて驚いたよね・・・。そうか・・・防大にいるんだ・・・。」


叔母さんの様子がおかしいんだ・・・。


何かあるのかな・・・。


するとランチの半ばで立ち上がって部屋を出て行ったんだ・・・。


叔父さんは心配して綾乃叔母さんを追いかけたんだよね・・・。


なんか悪いこと言ったのかな・・・。


叔父さんは首をかしげて戻ってきたんだ。


「叔父さん、俺なんか悪い事言った?」

「ん?さあ・・・。綾乃は妊娠中だからね・・・それも高齢妊娠だから、ちょっと気分が悪いんだろう・・・。先日も無理は禁物って言われたところだし・・・。まあ和気君のお姉さんのところにお世話になっているから何かあったらこちらに往診に来てくれるって言うし、安心だよ。」


官房長官和気泰明叔父さんのお姉さんは産婦人科の名医。表参道にある超有名な産婦人科医なんだ。叔母さんの主治医がその人なら安心だよね・・・。ホントおばさん、大丈夫なのかな・・・。


 俺は夕飯までご馳走になって帰り支度。門限の10時過ぎまでに帰ることが出来るように送ってもらう事になった。

「孝博君、必ず誕生日の日に来てね・・・。」

「うん・・・そういえば姉ちゃんの誕生日でもあるし、代官山によってからこっちに来るよ・・・。」

「うん・・・。」


俺は雅にお別れのキスをして制帽を被って公邸に玄関に・・・。


「では叔父さん、また1日に来ます。」

「楽しみにしているよ、孝博君。」

「叔母さん、お体を大切に・・・。」

「ありがとう・・・。」


俺は叔父さんが用意してくれた車に乗り込んで、公邸を後にした。


ホント、今日の叔母さんは変だった・・・。


いつも朗らかで笑みの絶えない叔母さんが、あんな表情するなんて・・・・はじめてだよ・・・・。



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