4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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夢~防大編 第3章もうひとつの道 (4)夢変更への決意

 8月のある日、雅がやってきた。父さんは演習で家を空けているし、爺ちゃんは自衛官OBの集まりで東京・・・。俺ひとり・・・。それを知ってかしらずか、雅がうちに泊まりにきた。


「雅、叔父さんにいってきたのか?お爺様には?」

「うん言ってきたよ。でも叔父様たちがいないなんてね・・・・。」

といいながら俺の顔をじっと見る。とにかく、夕飯の買い物に行く事になって、二人で買い物。ああ3年前を思い出す。よく雅と一緒に近所のスーパーに買い物に来たんだよね・・・。雅は俺の腕に手を回し、俺は微笑みながら品定め・・・。

「孝博、どうかした?」

「ん?なんだか夫婦みたいだなって・・・。」

「嫌だあ!孝博ったら。雅嬉しいよ。今から結婚する?」

「それはちょっとまずいだろ?出来ない事はないかもしれないけど・・・。」

俺たちはいろいろ買い込み、夕飯の支度・・・。久しぶりに食べる雅の手料理・・・。結構楽しみなのだ。雅が作ると普段うちでは食べることが出来ない料理が食える。雅が作ったグラタンなんて、ホントにおいしいんだよ。俺たちはちょっと早めの夕飯を摂って、2人っきりの夜を過ごすことにしたんだ。

「雅、話があるんだ・・・。」

「何?」

食後のお茶をしながら微笑む雅・・・。もちろん言う事はひとつ。将来のこと・・・。

「俺さ、自衛官を諦める事にしたんだ。」

「え?だって孝博は自衛官になるのが夢なんでしょ。」

「まあそうなんだけど・・・なんだかんだ言っても公務員だし、はじめのうちは安月給・・・。雅のようなお嬢様を養えないよ・・・。また父さんと母さんの二の舞は嫌だ・・・。だから俺決めたんだ・・・。再来年、航空大学校を受けて、卒業後民間の航空会社のパイロットになるんだ・・・。そうすれば雅を養うくらいの給料は出るし、自衛官の妻よりも、パイロットの妻のほうが雅もいいだろうと思って・・・。まあ受かればの事だけど・・・。」

彬
「そう・・・きっと孝博の頭じゃ受かるよ。秀才だもん・・・。じゃあ私キャビンアテンダントにでもなろうかな・・・。もうそろそろ大学のあとの事を決めないと・・・。私、ぬくぬくお嬢様生活は嫌だもの・・・。やっぱり働きたいし・・・。この前ね、孝博のような事を彬に言われたの・・・。『いいのか?自衛官と結婚したら今のような生活は絶対無理だぞって・・・苦労するぞってね・・・。』最後に極め付けにいわれたのよね・・・。『姉ちゃんは憧れだけで結婚するんじゃないだろうね?』って・・・。そりゃそうよね・・・。生まれながら政治家の娘として育った私だもん・・・。憧れだけじゃ生活は出来ないし・・・。孝博が夢を捨ててまで雅のこと想ってくれているなんて・・・嬉しいよ・・・。」

そういうと雅は俺にもたれかかってくる。








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