4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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夢~航空会社編  (9)嫌な人物との再会
俺はホテルで帰国の準備をする。夕刻発の便。俺は制服に着替え、荷物の確認をすると、チェックアウトを済ませて集合場所へ・・・。雅はすでに集合場所にいた。そして独身最後のフライトを惜しむかのように同じクルーの仲間たちと話している。時間が来ると、会社が用意したバスに乗り込んで空港へ・・・。空港に降り立つと、機長を先頭に歩く・・・。

「孝博君!?」

俺は声のするほうを振り返る。なんとそこには敵対航空会社のCAの制服を着た丹波由佳・・・。防大の友人にそれとなく聞いていたんだ。丹波由佳は俺を追ってCAになったって・・・。でも俺が丹波由佳を嫌っている事を知っているので、もうひとつの会社のほうへいったと嘘をついてくれたみたいだ・・・。でも日本ならわかるんだけど、どうしてこんなところで・・・。

「いくら経っても会えないわけだ・・・。孝博君は違う会社だもん・・・。」

相変わらずのニヤッとした表情で俺の事を見つめている。

「源!何している、行くぞ!」
「はい!また追いかけます!!!」

雅は丹波由佳の姿に気がつくとむくれた様子で、歩いていった。

「パイロット姿の孝博君、やっぱりかっこいいな・・・。今から帰るの?」
「ああ・・・。」
「じゃあ一緒ね。私は関空へ帰るの・・・。今度会えないかな?」
「断る。」
「いつも一緒の事言うのね・・・。そういう態度を取る孝博君が好きだよ・・・。」
「悪い、俺結婚するんだ・・・。もう付きまとわないでくれる?」
「え?誰と?」
「弐條雅。雅のおなかには俺の子がいるんだ・・・。」
「うそ!!!2人は従姉弟でしょ!!!」
「嘘じゃないよ。じゃ、さよなら・・・。」

俺は走ってクルーを追いかける。
案の定、乗務員控え室で、雅は機嫌悪そうな顔であとから入ってきた俺を見つめていた。

「源、あのCAは誰?」

と、副操縦士の酒井さんが声をかける。

「高校と、防大の同級生なんです・・・。ちょっとしつこくて・・・。数日だけなんですが付き合ったことがあるだけで・・・。」

俺の話に耳を傾けているCAたち・・・。

(えええ!!他社のCAが彼女なの?)
(彼女がいるって聞いてたけど?結構綺麗な子だったよね・・・。)

俺の彼女じゃないって言ってるだろ。
数日高校時代に付き合っただけなんだ。
俺の彼女は雅だし、結納済み・・・。

「さて、弐條さん、これで独身最後のフライトですね・・・。」

雅の上司であるパーサーの一言で、クルーみんなは驚いている。

「実はですね、弐條さんは10年来の恋を成就されて結婚するんですよ。弐條さん、今日のフライトがんばってくださいね・・・。」
「はい。がんばります。」
「それと、無理をしないように・・・。体調が悪くなったら休みなさい・・・。今日はファーストクラスは満席です。」
「お気遣い頂きましてありがとうございます。」

打ち合わせがはじまり、機長から天候やルート、速度などの詳しい説明が入る。そしてチーフから乗客の人数などの説明もあわせて知らされる。

「ファーストクラス担当の弐條君、遠藤君、本日は宮内庁関係者が御搭乗です。特にある宮様が、ご視察の帰りに当機に御搭乗ですので、粗相のないように・・・。」
「はい。」

宮家ねえ・・・。そんなおえらいさんが搭乗するのか。雅は大丈夫だろうか・・・。
ま、高校時代宮家の人物と婚約寸前までにいったんだから、そういうのは大丈夫だろうけど?

俺は機長や副操縦士ともに、CAたちと別れ、機体の最終安全確認に入る・・・。

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