4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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夢~航空会社編 (14)ダブル・ブルー
 今日のフライトの最終目的地は羽田だった。ということは久しぶりに東京に滞在できるんだ。俺はずいぶん遅い雅の誕生日プレゼントを持って雅の自宅へ。雅は今日休みだという。

「こんばんは!叔父さん。叔母さん。雅は?」
「なんかね、今日一日部屋に籠もっているのよ・・・。たぶんマタニティーブルーとマリッジブルーが両方きていると思うのよ・・・。さ、どうぞ・・・。」

おばさんは心配そうな顔をして、招き入れる。雅は6月1日付で産休に入る。あと十日ほど・・・。立ち仕事はよくないからという早めの産休なんだ。

「雅、入っていいかな・・・。」
「孝博?!」

雅はすぐにドアを開けて迎え入れてくれる。そして俺に抱きつく・・・。

「ごめん、なかなかこっちに来れなくて・・・。俺新米だからなかなか休みが取れないし、来月まとめて休みを取るつもりだったから・・・。」
「わかってるよ・・・。」
「あと、これだいぶん遅れたけど、独身最後の誕生日プレゼント・・・。」
「ありがとう・・・。」

俺は制服を脱ぎ、雅の用意したハンガーにかける。そして持ってきていた私服に着替えた。

「今日はここに泊まるの?」
「んん・・・。叔父さんはいいって言ってくれたし、ゆっくりできるよ・・・。」

雅はベットにもたれかかって座っている俺の側にやってきて、肩にもたれかかる。そして俺は雅の唇にキス・・・。ホント久しぶりに会うもんだから、長い長いキス・・・。

「雅、元気だった?ずっと俺は心配だったんだ・・・。電話の声だけじゃわからないことが多いし・・・。こうして会いたかったんだよ・・・。」
「うん、私も・・・。ずっと会いたかったけど・・・。なかなか会えないもんだね・・・。私ホントにこれでよかったのかな?」
「え?」
「孝博のはじめの夢・・・私のせいで叶えることが出来なかったんだよね・・・。ずっと悩んでたんだ・・・。」
「何言ってんだよ・・・。俺は雅を幸せにすることが夢なんだよ・・・。だから悩む必要ないよ・・・。こうして雅のおなかには俺達の子供がいるんだし・・・。幸せにならないとね・・・。」
「でも、私たちは従姉弟・・・。それは一生消えないんだよ・・・。」
「従姉弟でもいいじゃないか・・・。俺たちは愛し合っているんだし・・・。」
「そうだね・・・。」

また雅は下を向く。俺は雅の肩を抱き、雅のおなかを撫でながら、微笑む。

「そんな顔していたら、俺たちの赤ちゃんに良くないよ・・・。雅のかわいい笑顔が見たいのに・・・。ね?」

雅はやっと微笑んでくれたんだ。もちろん俺は雅にキスをしておなかに気遣いながら、雅を抱きしめた。

「雅、結婚してもここにいなよ・・・。俺は家を空けることが多いし、ここならおばさんがいる。子供が生まれて落ち着いたら、大阪に来ればいいよ・・・。それまでに新居を探しておくからね・・・。いい?」
「え?ん、んん・・・そうだね・・・。」
「それと、仕事に復帰したいのなら、したらいいよ・・・。俺もこっちに転勤できるように希望出しておくしさ、保育所に預けるのもいいし、おばさんに甘えるのもいいんじゃないかな・・・。仕事中の雅の顔は生き生きしていてよかったよ・・・。ホントに好きなんだなって思ったよ・・・。」

雅は微笑んで、俺の胸に顔をうずめた。本当に雅のCA姿は生き生きしていて印象的だった。だから、国内線でもいいから早く復帰して欲しいって思ったんだ。
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