4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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四神降臨 復活編 第1章 始動  (4)朱雀神社

「朱雀様、これを着てください。」


と、散髪屋のご主人。今時の髪型に散髪したあと、ご主人がこの私に今時の服をくれたのだ。


「すみません、息子のお下がりで・・・。こちらには息子さんがおらんから丁度いいと思いまして・・・。神主の私服ではねぇ・・・。これで四条河原町でも買出しにいけますよ。」

私は微笑み、散髪屋のご主人に礼を言う。もちろんこういう服は何度か近所を散歩の際に神主のものを借りたことがある。着方ぐらい知っている。そこまで私は時代遅れではない。試しに着てみると着物と違って楽でいい・・・。まあ和服の場合は気が引き締まっていいものだが。

「さすが朱雀様、どう見ても今時の青年ですね!かっこいいかも。」

神主の奥さんも私の姿を見て微笑んでいる。

「そうですね。我が家に息子がいればこういう感じかもしれません。さ、朱雀様、お買い物に行きましょう。それといつまでも朱雀様ではねぇ・・・。」

ホントそうだ・・・。もちろん私の本名朱央(すおう)と呼んでもらうこととなった。今日から私は朱央さんと呼ばれる。朱雀ではなく源朱央。

 我が朱雀神社は京都中心部から南、伏見の辺りにある。小さい神社だから地図にはあまり載らない。別名、火神神社。火の神を祭っているという意味だ。もちろん朱雀は火の鳥といわれる神獣。一部の古来から火を取り扱っている者が信仰しているほかは地元のものしか知られていないというべきか・・・。

「本当に朱雀様にはお世話になりっぱなしで・・・ここ何十年もいや何百年もこの町内では火事ひとつ起こらない。そしてやけどをする者も少ない・・・。消防団などないのも等しい・・・。また朱雀様のお札を頂戴していきますよ。」

「いえ、私の力だけではありませんよ。町内の皆さんが心がけているからこそ火事が起こらないのです。油断は禁物です。いいですか?」

私はお札の紙にササッと呪文を書き、息を吹きかける。これが朱雀神社のお札となる。まあこれがこの私の収入源となる。いつも気持ちだけの代金をもらうのだけど。ま、気持ちだけだからすごい人はど~~んと置いていく人もちらほら・・・。


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