4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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四神降臨 復活編 第3章 白虎 (4)白虎
「朱雀様、あの少年が白の、西斗様の勾玉を身に着けております。そしてあの少年は西斗様と同じ気を持つ者。西斗様が転生した姿と言うべきでしょうか・・・。」

と白老(そのほうが呼びやすい)が言う。

「本当か白老・・・。」
「ええ・・・。確かに・・・。今は父親によって前世の記憶は封じ込まれておりますが、確かにあの少年は小さき頃より私が仕えていた西斗様の転生したお姿。見間違うわけはありません。」

いつの間にか普段と変わらない風景に戻っていた。私朱雀と亜樹、龍磨、竜哉様そして白老(このときはもう白老は白狼に変化していた)が安倍聖斗を見つめていたのだ。安倍聖斗もこっちをじっと見つめている。

「聖斗!」
「父さん?」

安倍聖斗のほうに一人の男が駆け寄ってくる。やはりそうだ。あの男は私が所属する部署にいる。もちろん陰陽師として・・・。普段は文科省のある部署で普通の職員をしているが、依頼が入るとすぐさま陰陽師として動く。東京にいるはずの彼が、どうしてここにいるのか?きっと何かあるに違いない。彼はこちらを見ると頭を下げる。やはり我々の立場を知っているのだ。

 放課後、私は安倍聖斗の住所を調べ、訪問することにした。やはり家は前世安倍西斗と縁がある嵯峨野。竹林に囲まれ、ひっそりとした古い家に住んでいる。私は呼び鈴を押す。すると女性が顔を出す。

「私は、聖斗君の学校で歴史の非常勤講師をしています源朱央と申します。ご主人様はご在宅ですか?」
「はい・・・。何か?」
「聖斗君のことでお話が・・・。」

女性は安倍聖斗の母親だろうか・・・。招き入れてくれて、座敷に通される。少し経つと例の陰陽師が入ってくる。陰陽師と言ってもああいう格好は今はしない。ごく普通のスーツ姿であったりする。よっぽどの儀式以外は別なんだが・・・。

「聖斗のことで話があると・・・。」
「はい、聖斗君は白い勾玉を持っているのですか?」
「は?何のことやら・・・。」

陰陽師であれば、心の言葉が読めるはずと、言葉を送ってみる。

「私は源朱央と申します。別名朱雀。」

もちろんすぐに反応がある。

「もちろん存じ上げております。生き神様。白の勾玉・・・。あります。当家代々伝えられてきた勾玉。今は聖斗が持っております。ですが外すことは出来ません・・・。」
「何?」
「先日の大きな地震の際に聖斗の体に吸収されてしまったらしいのです。その知らせを聞き、こうしてこちらに・・・。」

話によると、安倍聖斗が生まれたとき、大切に家宝としてしまわれていた勾玉が急に騒ぎ出したかと思うと、白虎が現れ、こう話したと言う。

『この子は四神に関する者の一人の生まれ変わり・・・。世の中が乱れしとき、四神に関する者の一人として世を助ける。この子に白の勾玉をかけ、この子に残る前世の記憶を封印し、大切に育てよ。ある不吉な者が復活の時、その封印をとき他の四神に関するものと手をとり、世を助けよ。いいか、安倍西斗の末裔よ。』

父親は白虎の言うとおり、前世の記憶を封印し、聖斗と名づけたと言う。

「封印を解く日が来たというのですか・・・朱雀様・・・。」
「はい・・・多分。例の黒龍が封印を解き、復讐を企てているのかもしれません。私にはそうとしか思えない・・・。日本海溝あたりで頻発する不明事件。そして日本全土の天変地異・・・。私たち四神に関する者はあなたのお子さん聖斗君の力が必要なのです。あと玄武と朱雀・・・。」
「朱雀?朱雀は朱雀様ではないのですか?」
「はい、そのようです。私がこうして首からかけていても、聖斗君のように吸収はされない。と言うことはほかにいるはずと思うのです。私は四神に関する者を導くことが役目ではないのでしょうか・・・。よろしいですか、陰陽師殿・・・。」
「わかりました・・・。そのように・・・。」

これで白虎に関するものが現れた。
守護する者、白老は安倍家の番犬として共に生活することになったのである。これで二神が集まった・・・。あと二神、そうあと二神なのだ・・・。
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