4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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四神降臨 復活編 第4章 玄武 (4)接触
 日光をバスでいろいろ観光したあと、東京へ戻る。近衛君と担当クラスが違うために、なかなか接触できないのが現実である。接触ができないまま、夜が訪れた。もちろん私は非常勤ではあるが、引率教諭の一人として、宿舎内の見回りというものがある。ほかの先生たちはお決まりのようにある先生の部屋に集まって酒盛りをしている。もちろん私も誘われたのだが、私は酒を飲まない。と言うか酔って正体がバレてはいけないために、飲めないのである。付き合い悪いなあといわれながらも「見回りしてきます」といってその場を抜け出したのだ。

 各部屋を回り、就寝準備をするように促す。枕投げをしている部屋、部屋を真っ暗にして怪談話をしている部屋、お菓子を広げて騒いでいる部屋さまざまだ。守護龍龍磨は現代っ子に馴染んでいることには驚いたよ。私でさえいまだに馴染めない面が多々あるのに・・・。

「辰巳君ちょっと・・・。」

と私は龍磨を呼び出す。

「何ですか?朱央先生。」
「九条君の姿が見えないけど・・・。(お前は守護するものだろう・・・。何かあったらどうするつもりだ・・・。)」
「あ、いっけねえ・・・。(申し訳ありません朱雀様・・・今すぐに・・・。)」

困ったやつだ。馴染みすぎもいいところだ。何のために竜哉様の側についているのだか。私と龍磨は竜哉様を探す。ロビーに下りると、竜哉様と近衛君が話していたのだ。

「九条君の志望校ってどこ?このままエスカレーターってことはないよね?」
「そうだな・・・。本命は京大だけど・・・・。何?」
「ううん・・・。京大かあ、さすがだね。僕も同じところへ行きたいなあ・・・。」
「じゃ、近衛、一緒にがんばろうな!」
「う、うん!」

近衛君は真っ赤な顔をして竜哉様と話している。もしかして近衛君は・・・そんなことはないだろう・・・。

この場に近衛君がいる。この機会を逃すといつ接触できるかわからない・・・。私は龍磨を使って竜哉様と近衛君を離れさせる。もちろんその作戦はうまく行ったのだけれども、そのあとすぐに、うちの学校であまり良くないといわれている女の子たちが近衛君を取り囲むのである。いかにもいじめているというべきか?肩を押したり足元を蹴ったりしながら言うのだ。

「おとこおんなく~~~ん。九条君と何話てたわけ?真っ赤な顔しちゃってさ・・・。ばっかじゃない?」
「今日だって倒れてたじゃん。源先生に抱き上げられていい気分だった???おとこおんなく~~~ん。」

近衛君は半なき状態で、反抗さえしない。私は教師としてではなく、人、いや同じ生き物として、彼女たちの行為を許せなかった。

「君たち!何しているんだ!!!」

彼女たちはやばい!といってその場を逃げていった。私は近衛君に駆け寄り、座り込んでいる近衛君に手を差し伸べた。近衛君は恥ずかしそうな顔をして私の手を撥ね除け、自分で立ち上がった。

「いつもこうなのか?」

近衛君は何も言わなかったが、どう見てもさっきの彼女たちの行為は尋常ではなかった・・・。
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