4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

四神降臨 復活編 第5章 復活のための誘惑 (2) 玄武に近づく者
 「さあ、今日は季節はずれだが、転校生がいる。黒田紫苑(しおん)君だ。」

と、玄武に関する者、近衛麻沙耶の在籍するクラスに一人の少年が転校してくる。その少年は金色に近い茶色い髪をし、一際目立つ少年である。もちろん休み時間となると、周りの女の子たちが集まり、いろいろとこの少年に探りを入れるのである。

「ねえ紫苑君って、もしかしてハーフ?」
「どこから転校してきたの?」

少年はある一点を見つめつつも、女の子たちの相手をする。ある一点とはもちろん玄武に関するもの、近衛麻沙耶のことである。このクラスで除外されているかのような存在の麻沙耶。仕方なく休み時間は本を読んだり、勉強をしたりと一人寂しく過ごしているのである。少年は立ち上がり、麻沙耶の前のいすに座り、話しかける。

「君、いつも一人でいるけど、一人で楽しい?あ、僕の名前は黒田紫苑。君は?」
「僕は、近衛麻沙耶。別に好きで一人でいるわけじゃないよ・・・。」
「へえ・・・。」

といって少年は麻沙耶の顔を覗き込む。麻沙耶は真っ赤な顔をして目をそらす。

「かわいい顔してんじゃん。こういう顔好きだよ。」

そしてにこっと微笑んで立ち上がると、もといた席へ戻る。そして一変して不気味な表情をする。もちろんこの表情は誰も気づかなかった。

「紫苑君、やめときなよ。あんなおとこおんな。」
「おとこおんな?」
「あいつは男のくせに男が好きなの。変な子でしょ?」
「ふ~~~ん。(もしかして母上が言っていた誘惑って・・・?そういうことか・・・。おもしろい・・・。)」

少年は時折獣のような瞳で麻沙耶の方を見つめているのである。
スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Copyright © ねぇね2人と双子っちのママのお部屋。別館. all rights reserved.
さくらと空 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。