4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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四神降臨 復活編 第5章 復活のための誘惑 (7) 恨み、悲しみ、憎しみの力
 信者たちは帰っていき、僕は紫苑君のお母さんと話をする。信者さんたちの言うようにホント優しそうな人。紫苑君のお母さんは用事があると部屋を出て行く。すると紫苑君は僕の前に座って真剣な顔で言うんだ。

「麻沙耶。やっぱりさ、僕たちは友達のほうがいいと思うんだ。」
「え?」
「僕さ、気がついたんだ。僕は麻沙耶のこと恋愛感情じゃなくて、純粋に友達として好きなんだって・・・。だっておかしいじゃん。男が男を好きになるって!変だよ。腐ってる。」

腐ってるって?だって僕は紫苑君のことが好きで、紫苑君も僕のことが好きだから・・・この前キスしたんでしょ?そんなそんな・・・。やっと僕は心が通じ合える男の子とめぐり合えたと思えたのに・・・。僕は・・・。

もちろん僕はその場に泣き崩れた。すると、紫苑君のお母さんが部屋に入ってきたんだ。

「紫苑、麻沙耶君に何かひどいことを言ったの?とてもいい子なのに!ゆっくり話を聞いてあげるわ。紫苑、あなたは自分の部屋の入っていなさい。」
「はい・・・。」

紫苑君は部屋を出て行った。僕は紫苑君のお母さんに誘導されるまま、言いたいことを相談した。もちろん紫苑君のお母さんは優しい表情ですべてを受け止めてくれたんだ。そして僕に水晶玉を手渡し言うんだ。

「この水晶玉は、麻沙耶君の嫌なこと、苦しいこと、悲しいこと、すべて心の闇になることを吸ってくれます。麻沙耶君。この水晶玉を抱きしめて、願いを掛けて御覧なさい。そうすれば心は清々しくなるから・・・・。」

僕は言われるまま、今まで男として生まれてきて悔しかったこと、悲しかったこと、さまざまないじめに対する恨み、憎しみをこの水晶玉にぶつけたんだ。するとこの水晶玉は眩く光り、ふっと消えてしまったんだ。

「え?」
「どう?少しは心の闇がなくなったかしら?」
「そういえば・・・。でも水晶は?」
「いいのです。あなたのおかげで救われたものがおりますからね・・・。気にしないで。そうそう、紫苑には私からきつく叱っておくわ。だからもう泣かないで、いつまでも紫苑のお友達でいてあげてね。きっと一晩ゆっくり眠ったら、あなたは生まれ変わったように気分がいいはずよ。」

僕は紫苑君のお母さんの話を信じ、紫苑君の家を後にする。また悩み事があれば、ここに相談に来よう。そうすればきっと嫌なことを忘れられる・・・。
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