4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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四神降臨 復活編 第6章 朱雀 (2) 心の奥底
 ある日、紫苑君が史学準備室にやってきた。もちろん私が呼んだ。

「失礼します。なんですか?源先生。」
「資料作成を手伝って欲しいと思ってね・・・。」

これは口実である。こうでもしないと彼はここへ来ない。もちろん側には玄武に関わるものの近衛君。本当に不思議な気を持つ少年、紫苑君。色々な気が混じっているというのか。私は作業を指示し、いつものメンバーに加え、紫苑君と近衛君とともに資料を作成する。作業をしつつも、紫苑君の気を探ってみるが、強烈は気で跳ね返される。おかしい。そのあと、急激な邪悪な気に襲われ、私は気を失いそうになった。この気は・・・。黒龍!まるで私に紫苑君を探らせないように結界を張っているかのようであった。

「紫苑君、君にはお父さんがいないようだね。」
「いえ、最近父は帰ってきたんです。」

私は色々聞いてみるのだけれど、紫苑君はわからないの一点張り。物心つく前から彼の父は側にいなかったらしいので、知らないという。ただ、ずっと家の中にいて、母親と何か話しているだけで、そして滅多に彼の前に現れないらしい。現れたとしてもいつも紫苑君をにらみつけ、一言も口を利かないらしいのだ。

しかし近衛君の印象は正反対。やさしい印象で、近衛君をかわいがり、色々と相談に乗ってくれるいい人らしい。

 するとまた私は紫苑君の気を感じる。まただ。近衛君と目を合わし、話しているときには必ず感じるのだ。その時を狙って私は気を探ってみる。すると彼の心の中に入ることができた。近衛君の玄武の力が、紫苑君の閉ざされた心を開いているようだ。私自身心に入ることができるといっても、はっきり映像として感じるのではない。気として感じるのである。彼の心の奥底は清い気で満たされている。しかし核心に入ろうとすると、いきなり邪悪な気で閉ざされてしまったのだ。私はこの行いのせいかは知らないが、大変疲れてしまった。でもあの心の奥底の気はまさしく朱雀の気。私と同じ・・・。まったく同じ。
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