4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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四神降臨 復活編 第9章 復讐 (2)偵察
 夜が更け、紫苑に就寝の挨拶をするとふと異様な気を感じる。もちろん眠ろうとしていた紫苑も感じ、布団から飛び起きる。

「兄さん何?!」
「魔獣だ。それも相当な気を持っている。朱雀神社の結界まで入り込んで来ているのだからな。まもなく次元が変わる・・・。」

私の予感したとおり、耳鳴りがすると空気が張り詰める。次元が変わったのだ。私たちは表に出て様子を伺う。朱雀神社の鳥居の上に眩い赤い眼を持つ黒い陰。姿かたちはまるで鳥のよう。朱雀?いや違う。朱雀の長い飾り尾がない。鶏冠も。しいて言えば、鷹か?その魔獣は人型に変化し、鳥居の上に座り、異様な微笑。

「何者!」
「我は四魔獣の一角、黒鷹。」

私は即朱雀に変化し、朱雀の気を放つ。それに負けじとその魔獣(というより魔鳥か?)も邪悪な気を放つ。陰と陽の気がぶつかり合い、爆風が起こる。

「今夜は挨拶に伺ったまでのこと。まだ四神に関わる者、紫苑は完全覚醒してないと見た。黒龍殿はお喜びになる。なぜって?今の力で我に勝てると思っているのか?」

魔獣は大きな声で笑うと、姿を消す。と、同時にもとの次元に変わる。

夜空を見上げると満天の星空。そして南の空には輝く赤い星。そして新月に近いのか、三日月・・・。それも細い・・・細い三日月の夜であった。何も出来なかったからか紫苑は立ち尽くしていた。

「僕は・・・僕は・・・。」
「紫苑・・・大丈夫だ・・・必ず・・・必ず完全覚醒する。」
「本当に?」
「ああ、紫苑の気を見るとわかるよ。あともう少し・・・黒龍の気が完全に抜け切れば・・・そうすればきっと完全覚醒し、私のように変化できるはず。」

紫苑は苦笑して朱雀の祠へ戻っていった。
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