4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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四神降臨 復活編 第9章 復讐 (6)囮
 今日は新月の夜。新月の言うものは魔族が一番活発といわれている。満月が陽で新月が陰。

僕は兄さんとともに朱雀神社を出て黒龍のいる巣窟へ向かう。示し合わせたわけではないが、自然と集まる四神に関わる者たち。特に玄武に関わる者である麻沙耶は僕の顔をみて心配そうに見つめてくれている。白虎に関わる者である安倍君は少しでも魔族から僕を守ろうと守護札を僕に分けてくれた。僕はその守護札を胸元にしのばせ、黒龍の住む漆黒の森へ入っていく。

僕は今までこの森奥深くの古い屋敷に住んでいた。昼間でも暗いこの森は、新月の真っ暗い夜はさらに気持ち悪いものがある。

「紫苑君・・・本当に大丈夫?」

と、麻沙耶が僕の腕をつかんで言うんだ。もちろん僕は微笑んで、麻沙耶の手を離す。この森をよく知っている僕以外、誰が囮になり黒龍を誘き寄せることが出来るのか?

「紫苑様これを・・・。これは青龍族の聖水でございます。何かあればこれを開け、魔族にかけてください。時間稼ぎにはなると思います。あと一口お飲みください。」
「ありがとう。龍磨。」

龍磨はわざわざ青龍国からこの聖水をもって来てくれたらしい。この聖水のおかげで僕は黒龍の呪縛から開放された。僕は龍魔の言うとおり、一口聖水を口に含み、気合を入れる。やはり聖水の力というものはすごい。最後までしつこく残っていた黒龍の邪気が一気に払拭され、僕の朱雀の力が解放されたようだ。もちろん他の四神に関わる者たちも僕と同じように一口聖水を口に含む。

「兄さん、行って来ます。」
「んん・・・。無茶はするなよ。」

兄さんは僕をぐっと抱きしめ、送り出した。
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