4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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四神降臨 復活編 第10章 五神降臨 (6)完全消滅
 私は眩い光で目が覚めた。何とか命は助かったようだ。白狼も龍磨も荒い息をしながら立ち上がり、黄龍降臨に立ち会う。そういえば4人の姿がない。誰が生贄になったというのだ?もしかして4人で生贄になったのか?

 眩い光が消え、現れる黄龍。まさしく黄龍が降臨した。さすが神獣の筆頭、黄龍の気は凄まじく、陽の気が充満する。特に前回に比べて、黄龍の力が増大しているのがわかる。やはり4人が生贄となったからなのか?

『深海深く封印したはずの黒龍よ。またお前は人間に復讐をしようとしているのか?』
『ふ、今の私は以前の私ではない。黄龍よ。私はたくさんの力をこの体に蓄えた。にっくき人間どもを苦しめるのが私の願い。穢れも知らない私の子たちを皆殺しにした人間への復讐。同じ目に遭えばいいのだ。ちっぽけな人間どもは・・・。』
『人間の皆がそういうものではない。一部に過ぎない。人間は弱い。弱いからこそ恐怖に襲われると何をしでかすかわからない動物ではある。しかし人間には愛がある。愛は恐怖に勝つ。お前にもあったはず。子を想う愛。家族を想う愛。そして一族を想う愛!』
『愛などもうどうでも良い!』
『まだわからぬか!黒龍よ!わかった。もう二度と黒龍族に機会は与えぬ。我は黒龍を完全封印する!もう復活などありえない。この世から黒龍を完全消滅させる!!!』

黄龍はさらに力を増大させ、黄金のオーラを全身から放出する。対抗するように黒龍も漆黒のオーラを放出。しかしやはり力の差は歴然だった。四神に関わる者すべてが生贄になったからか、以前の黄龍の力よりも4倍強い。黒龍は黄龍に襲い掛かるが、聖なる力で吹き飛ばされる。しかし怯まない黒龍に黄龍は苛立ち、黄龍は反撃する。ぶつかり合う巨大な二体の神獣と魔獣。凄まじい衝撃波が起こる。私の残り少ない力で結界を張り、白狼と龍磨を守護する。黒龍は力を使い果たしたのか、力を無くし倒れる。荒い息づかい・・・。最後の力を振り絞って黒龍は頭を上げるのだが、すぐに黄龍によって地面に叩きつけられた。黒龍は倒れこんだまま人型となり、虫の息で動かないのである。

『終わったか・・・。』

はじめてみる黄龍の人型。白い肌に金色の髪。そして黄金に輝く瞳を持つ黄龍の人型。黄龍は黒龍に近寄り、黒龍の胸元に輝く黒龍の水晶玉を取り出し、天高く投げ、呪文を唱えるのだ。すると黒龍の水晶玉は木っ端微塵に砕け散り、消え去ると同時に黒龍の姿も消え去った。

『朱雀の皇子、朱央。これで黒龍の復活はないであろう。龍族の一角を失うことは残念なことだが、しょうがない。朱雀の皇子よ。よくここまで四神に関わる者を集めてくれた。皆純粋で平和を愛するいい者達ばかりであった。この者たちの愛がある限り、人間に愛がある限り、魔王が現れようとも、我は何度でも復活し、降臨する。では我は再び深い眠りにつく。このあとのことは鳳凰に任せる。ではこれからのことを頼んだよ。朱雀の皇子よ・・・。』

そういうと黄龍は微笑みながら消えるのだ。
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