4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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一途 (2)パパになる
 沖縄那覇に泊まりの日、電話がかかる。

「孝博か???雅が産気づいた。東京に帰って来れそうか!!!」

実はなぜ沖縄にいるかというと・・・台風で足止めくらってるんだ。もうこれで2日目。ホテルと空港を行ったり来たりしても飛ばないんだもの。那覇から飛び立つことができれば、次は東京羽田だから。雅・・・。

「すみません・・・。飛行機が飛ばないんです・・・。明日飛ぶことが出来れば、羽田に行きますので、その時に・・・。」
「それはしょうがないな・・・。そうか・・・台風だからな・・・。じゃあ雅にかわるよ・・・。」

そういうと叔父さんじゃなかったお義父さんは雅と電話を交代する。

「雅・・・。いけなくてごめんな。今那覇に足止めくらってるんだ・・・。こっちは今日中に台風は去るけど、東京方面に向かってるから降りれないよたぶん・・・。ホントにごめんな・・・。」
「孝博、わかってるよ。私副操縦士の妻だし、そういう仕事にいたんだから・・・。生まれたらメール入れるね・・・。孝博?雅のこと愛してる?」
「もちろん愛してるよ・・・。元気な子産むんだぞ・・・。」
「うん・・・じゃあ切るね・・・。」

 何でこんな時に台風がくるんだ?ついてないよな・・・。あれほど俺は休みさえ合えば立会い出産をしようと思ったのに。俺は部屋にいられなくなって、ホテルのロビーを行ったり来たり。時折携帯を眺めたり、腕時計を眺めたり。変な行動をする俺を見て、機長が声をかけてくる。

「どうした?源・・・お前らしくない・・・。」
「実は、妻が産気づきまして・・・。早く東京に行きたいのに!!!!」
「まあまあ・・・自然には勝てないよ・・・・。座って座って・・・。そういえば僕もそうだったよ・・・。初めての子の時なんて仕事どころじゃなかった・・・。わかると源君・・・。すぐに生まれるもんじゃないから、ゆったりしなさい。」
「はい・・・ありがとうございます・・・。」
「そうか、君はお父さんになるんだね・・・。じゃあ弐條前首相もお爺ちゃんか・・・。若いおじいちゃんだ・・・。52でお爺ちゃんか・・・。僕と同じ歳でねぇ・・・。すごいかも・・・。きっと君と雅さんの子だったらかわいいだろうね・・・。」

外はまだ風が強い。暴風雨とはいえないものの結構雨風共に強いんだ。これじゃ気晴らしに外に行こうということも出来ない。しょうがなく俺は機長とラウンジで夜通し飲んでたよ。やっと朝方かな。お義父さんから連絡があって、女の子が生まれたって。名前は何にするって聞かれて俺は決めていた名前を伝えたんだ。

「美咲」

源美咲。
とてもかわいい名前だろ?
もちろん雅も気に入ってくれて、その名前に決まったんだ。

 で、美咲と雅にあえたのは2日後。色白で小さくてかわいい美咲はやはり雅に似ているんだと思う。こんにちは、美咲、俺がパパだよ。これからもよろしくな!
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