4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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一途 (10)弟・彬の反抗
 新婚旅行を終え成田に着くと、広尾の私の実家に寄ったの。もちろんパパとママに会うため。それだけじゃない。新居のリフォームが完成したっていうから、どんな感じか見にいったのね。やっぱりママの趣味がいいから、壁紙とかキッチンとかホントいい感じに仕上がっているのね。きっと随分お金をかけたんじゃないかなって思っちゃった・・・。

久しぶりに一緒に夕飯を食べた。パパったら私や美咲が来たもんだから、仕事をさっさと済ませて帰ってきたのね。昔から親ばかなパパで、美咲が生まれてから輪をかけて爺馬鹿になったの。美咲をお風呂にまで入れてくれて・・・。
彬遅いな・・・。
せっかく孝博が来ているのにね・・・。

「ねぇ、パパ・・・。彬遅くない?」
「んん・・・。そうだな・・・。いくら和気君の秘書だといっても遅いね。彼女でも出来たかな・・・。彬も年頃だしなあ・・・。もうそろそろ相手を探してみるのもいいかもなあ・・・。」

そういや昔っから双子の弟彬は、孝博が来るとどっかへ逃げてたな・・・。嫌いなの?孝博のこと?いつも私と孝博が仲良く話しているとむくれた顔でどっかいってたのよねぇ・・・。私が伊丹に引っ越してから、一人暮らしをやめて家に戻ってきたのにねぇ・・・。

すると彬が帰ってきた。第一声が・・・

「姉ちゃんまだいたのかよ・・・。」
「あんたねぇ、今日来るっていってたでしょ。泊まるっていってたし・・・。」
「泊まるのか・・・。うざい・・・。」
「うざいってどういうことよ・・・。」
「うざいっていって悪いかよ!!!天真爛漫に好き勝手なことしてる姉ちゃんがよ!!!いとこと勝手につきあって子供作って、結婚して、これから子供預けっぱなしで仕事かよ・・・。いい加減にしろよ!」
「彬!あんたねぇいっていいことと悪いことがあるでしょ!!!私だって・・・美咲と一緒にいたいよ・・・。いたいけど・・・会社から期待されてるんだよ・・・。」

すると孝博が私たちのけんかを止めるの。

「やめろ2人とも!いい大人がみっともないだろ!雅司も美咲もいるんだぞ!!!」
「うるさい!孝博が姉ちゃんのこと好きになるから悪いんだ!いとこのくせに!俺だって俺だって!!!」

彬は下を向いていったのね・・・。
今まで知らなかったことを・・・。

「俺は静が好きだったのに・・・。従姉弟だからって諦めてたのに・・・。何で姉ちゃんは許されて俺はだめなんだよ。だからうざいんだよ!!!」
「弐條の跡取りだからしょうがないじゃん。長男でしょ。」

すると見かねたパパが言うのね。

「彬。私は長男じゃないぞ。長男が継ぐ必要はないよ。」
「親父、でも俺は政治家にならないとだめなんだろ。雅司はまだ小さいし・・・。」
「別に強制はしていないじゃないか・・・。やりたいものでもあったのか?」
「親父は覚えてないのか?小さい時から俺・・・電車好きだったよな・・・。運転手になるんだって言ってたよな。どうして俺が今政治家目指して秘書してるか知ってるか?親父の後援会のやつらが俺にうるさいからさ。後継者後継者って!!もううんざりだ。俺、もう秘書辞めるから。」

パパは珍しく黙り込んでいたのね・・・。
彬はあまり自分を出さない弟だった。
それが爆発・・・。
自宅を飛び出していったのよね・・・。
もちろん孝博は追いかけていったの。
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