4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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一途 (16)ファーストレディーの訪問
 いつものように私は仕事を終えて実家へ美咲を迎えに来たの。美咲ったらもう慣れてしまってご機嫌さん。お昼間、実家でママと遊んでいるの。

 今日は彩子叔母様が従弟の泰孝君を連れて遊びに来ていたの。

泰孝君は11歳。小学5年生かあ・・・。大きくなったよね・・・。今早稲田実業の小学校へ行っている。泰孝君は美咲と仲良く遊んでいたわ。

「あ、雅ちゃんお帰り。」
「叔母様いらっしゃい。」
「ねぇ聞いてくれる?和気さんたらね、首相任期満了になったらとんでもないことを考えているのよ・・・。」

そういえば叔母様って今総理大臣夫人よね・・・。来年の夏に任期満了。総裁選が行われる。和気泰明叔父様は2期総裁を勤めたから、まあこれで終わり・・・。次はパパと泰明叔父様の派閥「弐條・和気派」から誰を総裁候補に出すんだろう・・・。パパと叔父様の派閥が一番大きいから、だいたいパパと叔父様が出した候補は決まってしまう。とんでもないことって?

「ホント前代未聞。お義兄さんも聞いてよ・・・。」

なんか苦笑しているパパ・・・。

「雅ちゃん聞いてよ。和気さんたらね、中央政界をやめて地方でやり直すって言うのよ。なんと来年秋に行われる知事選に出るって言うのよ。総理大臣経験者が知事をするって・・・。前代未聞よねえ・・・。」
「でもね、彩ちゃん。和気はね、もともと地元優先の人だったからねぇ・・・。大臣時代も官房長官時代も、同じことを言ってたんだよね・・・。知事になるって・・・。派閥の人間で何とかここまで引き止めていたんだよ。総裁を退けば、別に何やろうが構わないんだけど・・・・。まあ和気らしいと言えばそうかもしれないよね・・・。この前だって引きとめようものなら、離党するって言ってたんだよね・・・。無所属でやり直すんだって・・・・。雅、このことは絶対誰にも言うもんじゃないよ・・・。まだ公に出来ないことなんだから・・・。」
「わかっているわよ。何年政治家の娘をしていると思っているの?」

パパは苦笑していたの。

「で、パパ、次の総裁選は誰を派閥から出すつもり?」
「それなんだよね・・・。なかなか適任がなくて・・・。要請しても断られるしね・・・。何事も国民のために一生懸命だった和気の後をやろうというものはいないんだ・・・。和気は結構成果を出してたしね・・・。この3年の評価はとてもよかったよ・・・。任期延長をして欲しいくらいだよ・・・。」

パパだってそうだったじゃない・・・。パパだって結構支持率高くって。
パパが二度目の総裁になれば?お爺様も2回首相をしたわ・・・。パパはまだ若いんだし、もう一度したっていいんじゃないかな?来年54でしょ・・・。

「ねぇ叔母様、もし叔父様が知事さんになったらどうするの?」
「そうね・・・。別に強く反対するつもりはないけど、知事になれば、東京を離れないといけないでしょ。実は私ね、和気さんが総理を辞めたら、アナウンサーに復帰するのよ・・・。もといた局に契約社員として再雇用してもらうことになっているのよねぇ・・・。まあいうパートみたいなもので・・・。泰孝も再来年中学でしょ。もし知事になったらまたどこか受験させないと・・・。もう大変よお・・・。まあ和気さんを応援したいのはやまやまだけど、こっちだって家族の都合というものがあるのよねぇ・・・。まあまだ時間があるし、よく話してみるわ。あぁスッキリした。じゃあ私公邸に戻るわ・・・。ありがとう愚痴聞いてくれて・・・。じゃあ・・・。」

そういうと叔母様は泰孝君を連れて永田町の総理公邸に帰って行ったの。彩子叔母様も大変ねぇ・・・。ホントに・・・。
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