4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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一途 (17)秘密
 ある11月の休日久しぶりに休みが重なった俺と雅は美咲を連れて新宿へ買い物に出かけた。

「ねぇ、孝博。ショッピングなんて久しぶりだね・・・。そうそうあと半月でお父様の退官式でしょ。行けそう?」
「んん・・・何とか休めそうだよ・・・。12月は姉貴と彬の結婚も控えてるしさ・・・。休み取るのが大変だったよ・・・。そのせいで共同運航便になりそうだ・・・。聞いてくれよ・・・。前日の関空に入って、関空から成田に飛んで成田からパリだぜ・・・。エールフランスとの共同運航・・・。ということはクルーは半分半分ってことかな?機長はフランス人????あぁやだ・・・ずっと英語・・・。息詰まりそう・・・。」
「ということは関空で解散ってことね?」
「いや、その便はチャーター便だから、関空に着いて成田に着く。変則型・・・。やはり年末ってなんかねえ・・・・。」

あぁ早く雅も欧米線に帰ってこないかな・・・。そうしたら一緒にってこともあるんだけどなあ・・・。

 そろそろ美咲をベビーベッドから卒業させようと思って、美咲用の家具を探しに来たんだ・・・。子供部屋を充実させようと、いろいろ見ていたんだけど、机のコーナーでみたことある後姿・・・。

あれは父さん???父さんに声をかけようとしたんだけど・・・。

「お父さん!!!これがいいな・・・。この机。」

父さんの側には6歳くらいの男の子・・・。
そして側には40歳くらいの女の人・・・。仲よさそうに話しながら、学習机を選んでいるんだよね・・・。

誰?あの子は?誰?あの女の人は・・・?

販売員に注文を済ますと、側においてあるランドセルを選び出す。

「雅斗。どの色がいいかなあ・・・。父さんはやはり黒がいいと思うけどなあ・・・。」
「やだ、僕ねぇ、青がいいな。青!青!!」
「やめなさい。雅斗。お父さんが困っているでしょ。」
「わかった。青にしよう。雅斗、大事にするんだぞ!」
「うん。僕嬉しいよ。もうすぐお父さんと一緒に住めるんだもんね。僕平気だよ。遠いところに引っ越したって・・・。だってお父さんと一緒だもんね・・・。」

ホント家族みたいに和やかな雰囲気・・・。
俺はその場を立ち去った。なんだか嫌な感じで・・・。

「雅、家具は今度にしよう・・・。」
「どうして?」
「いいから・・・。美咲には服を買ってやろう。今度父さんの退官式と結婚式に着る服をね・・・。」
「うん・・・いいけど・・・。」

ホント誰?
母さんは知ってるんだろうか?
もしかして隠し子???
あの熱血自衛官でくそ真面目な父さんに限って・・・。見間違いであって欲しい・・・。
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