4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

一途 (26)遥
 次のフライトも遥と同じだった・・・。そして誰もいないところで遥に声をかける。

「遥・・・。」
「何?」
「あのさ・・・。」
「何よう・・・。」
「いいあとで・・・。」

一番仲のいい彼女・・・。なかなか言い出せなかった・・・。
とりあえず、到着後のホテルで密会をすることに決め、俺は遥の部屋を訪れる。遥は俺が入ってくるなり、抱きつき、キス・・・。俺は決心が崩れそうになったけれど、意を決して別れを告げる。

「悪い・・・。遥、別れよう・・・。」
「え?どうして?」
「雅に知られそうなんだ・・・。実は事務員の子との現場を見られて・・・。だから・・・雅が遥に気がつく前に別れよう・・・。」
「やだ・・・。孝博さんと別れたくない・・・。ねぇ、先輩と別れて、私と一緒になって!!!」
「それは言わない約束だろ?遥から約束してきたことだろ?」
「でも私孝博さんが好きなの!ずっと孝博さんといたいの。お願い・・・。私、別れてもいいけど、孝博さんの子供が欲しい・・・。そうしたら別れてあげる。」
「それもだめだ・・・。俺よりもいい人見つけて、幸せになれ。既婚の俺なんか相手にするな。だからごめん・・・。」

そういうと、俺は遥の部屋を出る。そして自分の部屋へ・・・。

 帰りのフライトの集合時間・・・。遥は遅れてやって来た。随分泣いたのかな・・・。目を腫らせて・・・。優しい言葉をかけてやりたいけど、もう別れる決心をしたんだ・・・。もう俺は一切浮気をやめる。そして雅一本にするんだ・・・。遥のことを心配そうに詰め寄るクルーたち・・・。

「大丈夫?遥・・・。」
「大丈夫です。ちょっと彼氏に振られちゃっただけですから・・・。」
「ええ!!遥ちゃんみたいないい子を振る男っているんだぁ・・・。遥ちゃんのいいとこ知らない男って最悪だよね・・・。どんな奴か見て見たいわよ・・・。」

俺なんだけど・・・。
遥は苦笑してCAたちと話していんだ・・・。
そして俺と目なんかあわせない・・・。きっと俺と別れることを決心したんだ・・・。それならいいけど・・・。

もし俺が独身だったら、遥と結婚していたと思うよ。最高の彼女だったもんな・・・。ごめんな遥・・・。俺はホントに最悪な男で、家族を捨てきれないんだもんな・・・。

遥、いい男見つけて、幸せになって欲しい。それが俺の願いだ。
スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Copyright © ねぇね2人と双子っちのママのお部屋。別館. all rights reserved.
さくらと空 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。