4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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一途 (32)呼び出し
 ある日フライトから戻る途中、見知らぬ携帯番号からかかってくる。

「もしもし源ですが・・・。」
「私は遠藤遥の父、遠藤春樹です。」

遥のお父さんからの電話・・・。話があるって言われて、六本木にあるリッツカールトンに呼び出される。俺はクロークにフライト用の荷物を預け、指定された日本料理店に入る。そして個室に通される。もちろん用事があるから遅くなるって雅に電話済み・・・。顔は知っているんだけど、初めて会う遥のお父さん。横には遥・・・。

「ごめんなさい孝博さん・・・フライトで疲れているのに呼び出してしまって・・・。どうしてもパパが話したいって言うもんだから・・・。」
「ううん・・・一度お父さんにはが挨拶をしないといけないし・・・。丁度良かった・・・。」

俺は遥のお父さんに名刺を渡し、土下座をして挨拶をする。

「源孝博君、いろいろ調べさせていただきましたよ。どこかで聞いたことがあると思ったら君は弐條君の娘と結婚をしていた男だ。それもいとこ同士で・・・。まあ詳しいことは聞いた。君が生まれてくる子供のために認知すると申し出てくれて、よかったと思っているよ。それなりの責任は取るとも聞いた。まあ私の立場上、公にはする気はない。弐條君たちには内密に事を運ぶつもりだから安心したらいいよ。とりあえず、座って食事でもしよう・・・。」

いろいろ話をしながら食事・・・。そして遥のお父さんは言うんだ。

「君のお爺様は亡き高橋元成代議士らしいね。私はあの人にはよくお世話になった。私はあの人の元私設秘書。いろいろ政治について教えてもらった。そして30年ほど前の総理大臣、藤原氏とも血縁と聞いた。確か君の祖母のお兄さんだよね。この上ない政治家血縁じゃないか。あのまま高橋にいていたら、この遥と結婚していたのになあ・・・。」
「え?」
「実はね、君のお爺様にね、遥が中1の時に縁談を持ち込まれてねぇ・・・。是非うちの孫と君の娘をって迫られたものだよ。まあ大変お世話になっていた人だし、2人が大人になったらいい返事をしますといったんだけどねぇ・・・。君を弐條君ところの娘に取られてしまった。今となっては笑い話のような話・・・。」

え?
爺ちゃんがそんなこと裏でやってたの?
きっと俺を政治家にするために???
雅と結婚しなかったら遥と????
あ?
今頃そんなこと言われたって・・・。

「君が認知を受け入れてくれたおかげで、遥もこうしていつものように朗らかになった・・・。後は弐條君ところの娘と別れてくれたら申し分ないんだけれどなあ・・・。まあそれは無理だろうね。お願いがある。こが生まれたら、入籍しろといわないが、遥と形だけの結婚写真を撮ってくれないだろうか?遥はもう誰とも結婚しないといっているし、私もこの子が可愛くてしようがない。写真はうちのホテルの写真室で撮ればいいから。」

普通、親ってこんなことは言わないのに・・・変な親だね。きっと遥がかわいくてしょうがないんだろう。もちろん承諾はしたよ。出来るだけの事はするって言ったもんな・・・。ホント雅たちにばれなかったらいいけど・・・。ばれるのも時間の問題か・・・。
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