4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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一途 (48)下心
 同窓会がお開きになったころ、実朝がやって来てこっそり私に言うの。




「旦那の秘密を教えて欲しかったらさ、ここにおいでよ・・・。ゆっくり教えてあげるからさ。来なかったら、旦那に何かあるかもしれないよ・・・。雅さんのお父さんはこのことは知ってるのかな?きっとびっくりすることだから・・・じゃあ待ってるから・・・。」




なんていって、カードキーを渡す。

ちょっと待ってよ!

ここのカードキーにメモで部屋番号・・・。5303?53階って・・・最上階じゃない・・・。クラブスイート???一度孝博と結婚記念日にここの最上階に泊まったことがある。この部屋じゃないけど・・・。




「なになに?」




って静ちゃん。




「もう下心見えみえ!行く必要ないよ!雅は人妻なんだから。九條君に何ができるっていうの?航空会社の人事部じゃないしねぇ。」




でも気になるのよねえ・・・。孝博の私の知らない秘密?何よそれ!もう孝博の愛人問題は解消済みよ!他に何かあるって言うの?パパには孝博が一時期浮気してたってことなんて知らないし・・・。どうする?反対する静ちゃん・・・。絶対行っちゃだめよって言い残して、静ちゃんは自宅に戻って行ったの・・・。でも気になって・・・。




私はクラブスイートのある52階53階行きのエレベーターに乗り込む。普通のエレベーターなんだけど、この階に止まるためには、ルームカードキーが必要なの・・・。なって言うのかなあ・・セキュリテイー万全というのかなあ・・・。聞き出して逃げ出そうなんて・・・。ちょっと甘い考えかなあ・・・。私は部屋の前に立ち呼び鈴を押す。少しするとニコニコ顔の実朝が顔を出す。




「よく来たね・・・どうぞ・・・。」
「孝博の話を聞いたらすぐ帰るから・・・いい?」
「まあまあそんなこといわないで・・・。」




実朝は私の腕を引っ張って部屋に入れられる。




「はやく孝博のこと教えなさいよ!」
「相変わらず、気が強いね・・・。その表と裏のギャップがたまんないんだけど・・・。」




実朝は私を抱きしめて、キスしようとしてくるの。

もちろん私は思いっきり実朝の頬をたたいてやったの。




「私は軽い女じゃないの!あんたの相手にするような軽い女じゃないよ!」
「じゃあ、雅さんの旦那はいいわけ?女遊びしている旦那なのに?たくさん愛人作っていたくせにさ・・・。」
「それは去年のことでしょ?」
「ふふん違うんだなあ・・・聞きたい?もっと詳しく・・・。旦那のことを調べたらすごいことを見つけてしまったんだよねえ・・・。」




実朝は封筒をちらつかせて私に迫ってくる。

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