4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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一途 (61)入社試験1
 久しぶりの家族三人水入らずの夕飯。明日は入社試験。一応形だけらしいけど、しっかり筆記、面接、シュミレーション、身体検査、実機試験がある。明日は筆記や面接その他・・・。明後日はシュミレーションと実機。実機は羽田の空いている時間帯でB747を使っての試験となった。一応一通りの試験。離着陸はもちろん、管制塔とのやり取り、計器などの見方などなど。シュミレーションでは緊急着陸のシュミレーションをするらしい。誰が引っ張られてくるんだろうねぇ・・・。

 朝9時集合。大田区の乗員訓練センター。俺はスーツを着込んで雅に送ってもらった。

「孝博、がんばってね。」
「んん・・・。まあだめでも今の会社があるしね。」

手を振り別れ、中に入る。受付の人に試験会場を教えてもらう。
試験会場に入ると見た顔がいっぱい!!!
ああ!!!年末の召集組!!!


みんな苦笑して俺の顔を見て手を振る。なんと6人か・・・。トップクラスばかり・・・6人も・・・やるなこの会社。最近は操縦士の名前で選ぶ客が多いからねぇ・・・。まあいうブランドっていうか・・・。最近機材と便名そして操縦士の書かれたフライトスケジュールの一部を希望するお客様に知らせているらしくって、運行乗務員によってはいくら朝一番の便でも変な時間帯でも満席になる。昔と違ってねえ・・・。サービスの一環というか・・・。

まあなんとか1日目の試験を終え、皆で飲みに行くことになった・・・。

「一気に俺たちが抜けたらどうなるんだろうね・・・。」
「そうそう。面白いかもしれないけど・・・。オペレーションルームの人たちの顔みて見たいよな・・・。」

どうしてこの人たちは引き抜きに応じたんだろう。もちろん聞いてみる。

「え?まあ弐條が抜けるっていうのもあるけど、最近うちの会社ケチでさあ・・・。交通費減額、社宅家賃増額、ボーナス減額。特別手当減額。年収だけでも500は違うね。一時2000あった収入が今1500ちょっとだもんな・・・。」
「ほら弐條なんかさあ、国際線からはずされて国内線だしねぇ・・・。提示額は現状維持の2000くれるって言うし、いい借り上げ社宅を成田に手配してくれるって・・・。」
「そうですよ。僕なんて副操縦士8年目なんですけど、今度機長昇格試験を受けさせてくれるって言うし。今の会社で受けたいといったら却下されたからねぇ・・・。」

みんな大体同じ提示条件なんだ・・・。

いつ辞表出す?ってことになって、採用が決まり次第、皆で本社に出そうってことになってさ、6月末付けで辞めることになったんだよね。それも一斉に・・・。きっと会社は驚くだろう。


(作者からの一言)

フィクションですので、実在しないサービスが含まれています。こういうのがあったら面白いなあなんて思ったんで・・・。
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