4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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一途 (70)歓迎会?
 フライト中、ああそろそろおなか空いたなあと思うころ、ミールサービス。以前の会社の機内食はおいしいと評判だったが、ここはどうだろう。食事を運んできたのは丹波由佳。先に北田さんが食べる。俺はコーヒーのみをもらって計器類を監視。いくら自動操縦と言っても、いつ何時気象の変化で修正をしないといけない時があるからだ。まあ計器類、レーダー類も異常なし。気をつけないといけないのはアルプスあたりかなあ・・・。あそこはいつも気流が悪い。よくエアポケットに入る。一番緊張するんだよねそこが・・・。そしてそこで客室はミールサービス中だから、できるだけ揺れないように気を使う。




 北田さんの食事が済むと今度は俺。北田さんが食べたものを下げた後、丹波由佳が俺にミールを渡す。




「孝博君ゆっくり食べてね。今日のミールはおいしそうよ。コーヒーのおかわりがあればいってね。」
「んん・・・ありがとう。もういいよ。何かあったら呼ぶから。」
「あ、そうそう、機長に孝博君。クルーのみんなが歓迎会をしようってことになったんですけど、いいですか?ついてすぐで悪いんですが・・・。それとも次の日にします?」


歓迎会か・・・。


「丹波さんといったね、お任せするよ。弐條君、君はどうする?奥さんのところへ行くのかい?せっかく歓迎会をしてくれるって言うんだから、どうかな?」
「別に妻とは予定組んでいないので、いいと思います。ついたら妻に言っておきますよ・・・。」


由佳は少しむすっとした様子で、コクピットを出て行く。


「結構綺麗でいい子じゃないか。」
「そうでもないですよ。しつこいし、一時ストーカーぽいこともされましたよ。」


北田さんは苦笑。もちろん俺も。




 なんとか無事に空港へ着く。ちょっと天気が悪かったけれど、着陸は上手くいった。北田さんはさすがだねえって。ベルトを外し、計器類の最後の点検。チェックシートにチェックをしたあと、後片付け。フライトケースに資料類をなおし、ジャケットを着て制帽を被る。そして機体を出る。久しぶりのドゴール空港。雅はもうついているんだろうな・・・。そろそろ空港を出るころかなあ・・・。



あと俺は荷物を受け取って、運行乗務員室で簡単な反省会。その後に空港を出て、宿泊先へ・・・。一人に一室、ダブルルームを与えられた。いい待遇じゃないか。一人でゆっくり休めるよ。それとも雅を呼ぶ?もちろんついてすぐに雅に電話。明日デートの約束を取り付ける。気がつけば、集合時間が迫っている。急いでシャワーを浴び、着替える。そして集合場所のロビーへ。もうみんな揃っていたよ。




「弐條君遅いじゃないか・・・。」
「すみません。妻に電話をしていたんです・・・。」
「で、今日は?」
「明日会う予定を組みました。」
「そう、良かったねぇ・・・。ゆっくりしたらいいよ。羨ましい。ホントに。」




相変わらずむすっとした表情の由佳。雅の話をするからだろうねきっと・・・・。
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