4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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一途 (85)入院
 ついに管理入院の日が来てしまった。本当は表参道にある美咲を産んだ産婦人科で産みたかったんだけど、完璧なNICUがないので私の産まれた麻布にある愛育病院へ入院することになった。まあ自宅から近いしいいかな・・・。孝博はたくさんの入院荷物を持って手続き。そして病室へ案内される。総理大臣の娘だから?特別個室が用意された。パパったらできるだけお見舞いに行くよって・・・。ここは以前ある宮家の方が長期入院されていたらしいのよね。VIP室なのか・・・。主治医の診察を終えたあと、孝博と先生が話している。




「何はなしていたの?」
「別に?俺なかなか来れないだろ?これから忙しいし・・・。お願いしてきたんだよ。」
「ホントに?性別でも聞いてきたんじゃないの?」




孝博は照れていた。違うよとか何とか言っちゃって・・・。

ホント順調。でも一つ言われたのはちょっと太り気味って事?今回の妊娠は家でじっとしていたことが多かったからかしら?いけないわねえ・・・。

孝博ったら、ママから抱き枕がいいわよって聞いていたらしくって、新しいものを買って来てくれてたの。そして荷物をすべて整理。面会時間ぎりぎりまで側にいてくれたの。次の日フライトって言うのに・・・。ほんとにやさしいね孝博って・・・。生まれてくるのはまだ2ヶ月先。1月中旬予定。予定日よりひと月早く生まれることになるの。まだ普通分娩か帝王切開かは決まっていないんだけどね。



私はウテメリンが入った点滴を24時間ずっとつけられる。これをはずすと陣痛が始まってしまうって事。実はずっとお腹が痛かったのは陣痛の始まりだったんだって・・・。後から聞いて驚いたわよ。




 毎日美咲は孝博のお母さんか、私のママに連れられてお見舞いにやってくる。そして私に1輪の花をくれるの。それを一つ一つ花瓶にさしていく。




「ママ、美咲の弟か妹?早く生まれないかな?絶対美咲、双子ちゃんをかわいがるよ。もう美咲はおねえちゃんだもん。」




そして美咲は大事にしていたくまさんを私に渡すの。




「ママ、これがあれば寂しくないでしょ。」
「美咲・・・。でも美咲はこれがないと・・・。」
「いいの美咲、お姉ちゃんだから。」




そういうと美咲は悲しそうな表情で病室を出て行ったの。そして色々なお見舞いの人たち。同窓生はもちろん、会社の元同僚。そして一番仲のよかった後輩の遥。




「雅先輩。大丈夫ですか?」
「遥、久しぶり。どう?新婚生活。」




そう遥は11月はじめに子連れ結婚。お相手はお父様の私設秘書。5歳年上のバツいちさん。




「まあまあ・・・。パパと孝志のための結婚だから・・・。」
「で、孝志くんは?」
「うちのパパに預けてきたの。ちょうど休みだから・・・。」
「旦那様は見てくれないの?」
「当たり前じゃないですか?自分の子供じゃないし・・・。」




まあそうよね。するとフライトを終えた孝博が入ってきた。孝博は驚いた様子で固まっている。




「お帰り、孝博。珍しいでしょ遥が来るなんて・・・。」
「そ、そうだね・・・。お久しぶりです、遠藤さん。」
「は、はい・・・。お元気そうで・・・。邪魔だから帰ります先輩。」
「え、もう帰るの?」
「孝志が待っていますから・・・。」




そういうと遥は孝博にお辞儀をして部屋を出て行った。
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