4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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一途 (87)夢
 私は久しぶりにはっきりした夢を見た。私がはっきりした夢を見るときは正夢の場合が多い。どんな夢?それは孝博の浮気の夢。孝博と浮気相手がベッドの中でいちゃついていた。その相手が私の元後輩・・・遠藤遥。遥は私の前では見せないような笑顔で孝博と・・・。孝博も満足げ。どうしてこんな夢を見るの?やはり先日孝博が遥を送っていったから?確かに孝博は遥を見て驚いていたし、遥の目が泳いでいた。女の感というのかな・・・なんとなくこの二人おかしいと思ったのね。




孝博はフライトが終わると真っ先にお見舞いに来てくれる。そして私とお腹の双子ちゃんを慈しみながらいたわってくれる。




「雅、どうかした?なんか浮かない顔して。調子悪い?看護師さん呼ぼうか?」
「ううん・・・。なんでもないの。何でも。」




夢だもんね・・・。こんなにやさしい孝博がダブル不倫しているはずない。それても以前の浮気相手が遥って事ないよね?そうすると遥の子供孝志君は孝博との子?そんなことないよね。遥に限って・・・。遥は妻子ある男性と付き合っていたというけれど、どんな人か知らないんだよね。ただやさしいってくらいしか。




「ねえ、孝博・・・。遥と仲がいいみたいだけど・・・。」
「え?どうしてどんなこと聞くんだ?」
「だって普通雨が急に降ったぐらいで送るかしら?いくら誰にだって優しい孝博だとしても・・・。」
「雅の大切な後輩は俺にとっても大切だし、俺と遠藤さんは同じ年の入社だよ。よく同じクルーだったしさ、お父さん同士も仲がいいし・・・。おかしいことかなあ?」
「そうよね・・・。そうだよね・・・。」




さらっと答えた孝博に疑う余地ない。やはり考えすぎ?そして孝博は私の手をとって言うの。




「俺にはさ、雅しかいないんだ。だから安心して。」




そういうと孝博は私の額にキス。そして私にこういうの。




「あのさ、遠藤代議士は、俺の死んだ爺ちゃんの元私設弁護士だったんだ。まったく知らない訳じゃない。もちろん何度か会った事があったらしいけれど・・・。覚えていないんだよ。知らなかった?」




そういや遠藤代議士は孝博のお爺様の私設弁護士で、後継者として育ててたって言うのを聞いたことがある。もともと孝博のお爺様の出身は北陸で、その好で育ててたって・・・。可愛がっていた秘書の子供と代議士の孫が会うことってありえる話だよね。




「雅、そんなこと考えてないで、ゆっくりしないとね・・・。さっき先生が年明けには生まれるでしょうって・・・。今のところ二人とも逆子じゃないらしいから、帝王切開じゃなくてもいけるって話だよ。がんばろうな雅。これから俺年末は忙しいからこうして会いに来てやれないかもしれないけれど、今回は出来るだけ立会いできるようにするから、苦しいだろうけれど、がんばれよ。」




そういうと孝博はいつものやさしい笑顔で見つめてくれた。あの夢は正夢じゃないよね?正夢だとしても、現時点では孝博は浮気していないし、こうして大切にしてくれているんだし・・・。どうでもいいかな・・・。
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