4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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一途 (91)気になる
 ホテルロビーでの集合時間。北田さんと共に話していると、関空支店のキャプテンが話しかけてくる。




「やあ北田!久しぶり!」
「お!安永!」




二人は防大で同期だったらしい。安永キャプテンは俺と同じように防大を中退して航大に入り、この会社に入った。大体同じ時間帯の出発だったから、関空行きと成田行きのクルーは同じバスに乗り込むこととなった。ということは同じ密室で九條桜と顔を合わすこととなる。やはり同期の由佳は九條桜と仲良くしゃべりながらバスが到着するのを待つ。視線が気になる。九條桜は由佳としゃべりながらもこっちを真っ赤な顔でちらちら見ている。




はじめにうちのクルーが乗り込み、俺と北田さんが前から2列目に座る。全員が座ったら関空支店のクルーが入ってくる。関空支店のCAたちが俺の方をちらちら見ながら通り過ぎていく。どういう意味なのか?もしかして俺と九條桜の関係を知っているのか?でもそのあといろいろ聞こえてくる内容で違うことに安心したけど・・・。後ろは後ろでCAたちが騒いでいる。女ばっかりだからしょうがないねと北田さんや安永さんと苦笑。こっちはこっちでいろいろ話しながら空港まで向かっていた。




 空港につき、ちょこっと時間があったので、由佳に聞いてみる。




「さっきCAたちは俺のことちらちらと見ていたみたいだけど・・・・。あと後ろで何を話していたわけ?」
「気になる?関空支店のみんなはもともと私がいた支店だから顔馴染みでね。いろいろ話していたんだけど・・・。うふふふ・・・。」
「だから何を話してたんだよ。」
「たいしたことじゃないよ。孝博君がかっこいいって。みんな妻子持ちじゃなかったらなあなんてさ。関空支店の運行乗務員部にはいないからねえ・・・いい男。成田支店って結構いい男多いじゃない?だから羨ましいってさ。まぁその筆頭が孝博くんだけど?」
「九條さんとは何を話してたんだ?」
「ただの世間話よ。そうそう、彼女そろそろお見合いでもしようかなって言ってたのよ。あの子いいところのお嬢さんでしょ。早く嫁に行けってうるさいらしいのよ。もうすぐ30だしねェ・・・。」
「じゃあ、お前も行けよ。」
「私はもう行かないの。うちのパパみたいなのに当たったら最悪だもん。散々ママを泣かせてさ、結局ママは家を出て行ったっきり音信不通。それなら結婚しなくていいもんね。こうして孝博君の側にいることができるだけでもうれしいわよ。だいたい同じクルーでしょ?」
はあ・・そういう問題じゃないだろ?ということは年でCA辞めるまで付きまとうつもりか?
「私これでも優秀なのよ。あとね、防大出身でしょ?防衛訓練受けているから重宝されているの。だから私はVIP専属CAなんだってば。お淑やか大和撫子だけのあの女に比べたら・・・。」




あの女って・・・雅のことだろ?まぁ由佳は防御等の能力はあると思うけど・・・。もちろん俺もみっちり3年は訓練受けたからなにかあっても何とかなりそうだと思うけど・・・。
何でいつまでも由佳は、雅を目の敵にするつもりなんだろうね。もう決着ついているはずなのにさ。
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