4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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優しいキスは放課後に・・・ (2)初デート?!
前回の「(1)出会いはドラマチックに?」はこちらからお入りください・・・。

(2)初デート?!


なんとか合格したわよ~~~~~~。あとから聞いたらギリギリって感じらしいけど???まあ入っちゃえばいいんだから・・・。今日は初登校日。昨日入学式だったんだけど、本当にみんなセレブって言うような子ばっかりだから、緊張しちゃった。でも中には普通の高校生って感じの子もいるんだよね・・・。


「お姉ちゃん行くよ!」


あたしはいつ弐條さんに会えるかわかんないから念入りに長い髪の毛を時間をかけて綺麗に結んで朝ごはん食べて・・・・。


「おや、綾乃。今日はとてもお洒落さんだね・・・。」


自衛隊幹部の制服姿のパパは身支度をしながら微笑んでた。


「パパ、今日はゆっくりよね・・・。」
「今日は岡山まで視察に行かないといけないからね・・・。迎えの車を待っているのだよ。綾乃、早く行かないと遅刻だよ。」


時間を見るともう大変!今から歩いていったら遅刻じゃない!急いで用意していたら、ついでにパパが学校の前まで送ってくれる(送ってくれるのは幹部用の公用車で、運転手つきだけど・・・・)って言うから、お言葉に甘えて送ってもらうことにしたの。ちょうど車が来たみたいで、制服を着た清原さんが呼びに着てくれたのよね。


「清原君、この子の学校までついでに送ってやってくれないかな?」
「はい、いいのですか?公用車ですよ。」
「いいんだよ。前を通るだろ。」


幹部クラスの公用車は国産の黒の高級車クラウン・・・。見た目は普通のクラウンと変わらないんだけど、やはり運転手が制服着ている・・・。校門前に横付けされて清原さんがドアを開けてくれたんだけど、制服姿の清原さんがドアを開けるからみんなの注目の的!!みんな見てるよ~~~~。ああ恥ずかしい・・・。送ってもらわないほうがよかったかな・・・。


「綾乃、じゃあ行ってらっしゃい。」
「パパ行ってきます。清原さんありがとね。」
「いえ、行ってらっしゃいませ。お嬢様。」


清原さんは3年前に防衛大学を出たての幹部クラスの人で、25歳の普通のお兄さんタイプ。防大と、幹部候補学校、幹部学校を首席で卒業して将来を約束された人らしいけど、まったくそんな感じの人じゃなくって、今はパパの下で仕事をしているんだって。


パパはわざわざ窓を開けてあたしに手を振ってくれたんだけど、ホントに恥ずかしいってなんの・・・。あたしも一応パパの車が見えなくなるまで手を振ってた。


「お姉ちゃんずるい!私歩いてきたのにお姉ちゃんパパに送ってもらったなんて!」
「あたしをほって先に行くからよ。中等部はあっちでしょ!」
「じゃあね、お姉ちゃん。」


ホント妹の彩子ってあたしよりも大人びていてね・・・。いっつもパパったらあたしと彩子を比べるのよ・・・。なんか後ろが騒がしくなって振り返ったら、まあこれも国産車の最上級クラスの車が横付けされたのね・・・。パパがいつも乗っているセルシオよりもいい車。国産でも一番高いって聞いたわよ。すると後ろのドアを運転手に開けられて出てきたのは誰だと思う???なんと弐條さん。やっぱりいいとこのお坊ちゃんだったんだよね・・・。


「雅和様行ってらっしゃいませ。はいお鞄を・・・。」
「ありがとう。じゃいつもの時間に・・・。」


車から少し歩くともう女子生徒に囲まれちゃって、校門の前はすごい人だかり。毎日のことだろうけど、弐條さんは苦笑して歩き出したの。すると私と目が合って、弐條さんは私めがけて人ごみをかき分けて来たの。


「源さん、無事合格したんだね・・・。だから合格するって言ったでしょ。でもちょっと気になってたんだ。」


弐條さんは満面の笑みで私に話しかけてくれて、もう周りはパニックよ!!!


(なにあの子?見かけない子ね・・・。)
(さっき防衛庁の公用車で来た子でしょ。)
(弐條さんに話しかけられるなんて生意気よ。)


あたしに聞こえるような声で言うのは辞めてくれないかな・・・・。言うなら私、直にいってくれって感じ?だから女の子のそういうところって嫌いなんだよね・・・。


「雅和様!こんなところで何なさっているの?」
「ああ、桜ちゃん。ちょっと・・・。」


その桜って言う子は弐條さんの腕につかまって引っ張って行っちゃった。誰なのあの子は???あたしと同じ色のリボンをしてるから同級生よね・・・。あたしはそのまま教室に入ったの。黒板に張ってある席表を見ながら席に座ったらなんと後ろ!なんてラッキーなんだろ・・・。前だったらどうしようなんて思って昨日眠れなかったんだ・・・。まあそれだけじゃないけど。すると前の子に声をかけられたの。


「はじめまして、私、堀川鈴華。よろしくね。」
「私源綾乃って言います。こちらこそ。」
「外部入学の人でしょ。見たことないから・・・。だいたい9割は中等部からのエスカレーターだしね・・・。見たわよ!防衛庁の公用車で送ってきてもらった人でしょ。」
「う、うん。遅刻しそうになって・・・。パパに送ってもらっちゃった・・・。恥ずかしい・・・。」
「で、お付の若い人は誰?とってもかっこいい人ね。」
「あ、清原さん?パパに部下の人。25歳の幹部クラスの人よ。普通の人だけどなあ・・・。制服着ると何割り増しかかっこよくなるけど・・・。でも送ってもらうのは今日だけよ。家は歩いて20分のところだから歩きか自転車かな・・・。」


堀川さんはとっても話しやすくって、他の人と違って高飛車なところがないから、付き合いやすいかな・・・。


今日は始まったばかりだから授業はなくって、午前中なのよ。でも部活のある堀川さんに誘われて学食に行ったの。学食といってもおしゃれなカフェみたいな感じで注文したら持ってきてくれるオーダー方式。生徒手帳のICカードを通すと料金が加算されて後日月毎に引き落としの方式をとっているの。


「ここのパスタいけるんだよ。だって神戸でも有名なホテルが運営しているからね。」
「ふ~ん。よく知ってるね・・・。堀川さんは・・・。」
「だって私のパパはここの学園長だもの。お爺様は理事長よ。」
「え~~~~~~~~~~!」


ホントに普通の子って思っていた子がやっぱりお嬢様だったなんて・・・。やっぱりここの学園はすごいわ・・・。


「おいしそうなもん食ってるね・・・。」


ある男子生徒が堀川さんのケーキを一口食べたの。


「お兄様!私が楽しみに取っておいたケーキ!!!」
「ごめんごめん・・・。腹へってておいしそうだったからね・・・。横空いてる?」
「空いてるわよ。相変わらずお兄様は私のもの食べるんだから。」
「可愛い妹が食べてるもんは何でもおいしそうに見えるんだよね~~~~。」


あたしは笑いを抑えるのに必死だったわ。


「相変わらず仲がいいね、響貴(ひびき)は。」
「おう!雅和も座れ座れ。」


なんと堀川さんのお兄様の後ろには弐條さんが立っていたの。私は胸がバックンバックンになったわよ。その上弐條さんは私の横の席についてウエイターさんを呼んでるの。


「源さん、なに食べてるの?僕もそれにしようかな?・・・ウエイターさん僕もこのこと同じものをひとつね。」


弐條さんは注文後微笑んで私を見て言ったのよ。


「また会ったね、源さん。」
「は、はい・・・。」
「朝はとんだ邪魔が入って君に言いそびれたんだけど・・・。」


あたしは弐條さんの微笑で胸がいっぱいになっておいしいランチが口に入らなくなったのよ~~~~。やっぱりかっこいいわ~~~~。


「あのね、例の冬休みのお礼がまだだったでしょ?あと源さんの合格祝いをしたくってね、今日付き合ってくれないかな?」
「え?は、はい!!よろこんで・・・。」
「よかった。断られるかなって冷や冷やしてたんだけど。」


「雅和を振るやつなんているのかよ。学園いちの人気者が・・・。」
「響貴、冗談言うなよ。僕、女の子を誘うのはこれが初めてなんだから・・・。」
「そうだよな・・・家や学校をでたらSPがうようよ付いてくるご身分だからな・・・。落ち着いてデートも出来ないよな・・・。」


なんでSPが付くんだろう・・・。不思議の思ったあたしは堀川さんにこっそり聞いてみたの。


「え~~~~知らなかったの?弐條さんのお父様は内閣総理大臣よ!!!!お爺様も元内閣総理大臣で、代々国会議員をしているご家庭なのに?お兄様はお父様のようになりたくないって言うから、ここの大学部の教育学部に在籍してるけど、弐條さんはお父様の後を継いで有名な大学を出た後、お父様の秘書になって政治の勉強するって聞いたわよ。」


私はびっくりしたわよ。海外生活が長いから日本の総理大臣なんて知らないわよ!(知ってて当たり前なんだけど)でもなんで神戸にいるわけ?普通だったら東京の学習院とかに行くんじゃないの???


「鈴華ちゃん、まだ決まったわけじゃないよ。僕は、本当は政治家なんてなりたくないんだ。周りの後援会の人達が勝手に言っている事。父さんが政治家だったから僕の家庭はバラバラになったんだよ。」
「まあ湿った話はこれくらいにしてさ、食べようぜ、雅和。」
「うんそうだね・・・。」


意味ありげなことを聞いてちょっと気になったけど、なるほど坊ちゃん中の坊ちゃんだわこの人は・・・。今時SPの付く高校生っていないよね?


あたしは弐條さんと時間の約束をして校門で待っていたの。弐條さんは部活を休んでそのまま徒歩で神戸元町に行ったの。SPが付いていなかったら普通の高校生だよね・・・。(普通じゃないか・・・)


元町は本当に港町の趣があって、大丸百貨店を中心におしゃれなお店がたくさんあるの。弐條さんも初めてのSP無しショッピングみたいでのびのびいろんなところを見ていたみたい。街を歩く人たちはかっこいい弐條さんを注目してたわね。


「何かほしいものある?僕の家は女の子がいないからどんなのが欲しいかな・・・。」


結局商店街の前にある露天で小さなビーズで出来た指輪を買ってもらったの。弐條さんはこんなんでいいの?って言ってたけど、とっても綺麗な指輪だったし、そんな高価なものいらないから、これで十分だったの。


「ちょっとお茶していこうか?」
「うん。」


ちょっと洒落たカフェに入って紅茶をご馳走になっちゃった。色々くだらない話をしていたんだけど、弐條さんはちょっと照れながら、私に言ったの。


「源さん、今日から君の事名前で呼んでいいかな?綾乃ちゃんって・・・。」


えええ!!!下の名前覚えてくれてたんだ!!!もちろんOKしたわよ。弐條さんもすっごく嬉しそうな顔をして私をずっと見つめてたのよね・・・。


「さ、帰ろうか・・・。綾乃ちゃんのおうち心配しているよきっと・・・。もう夕方だし・・・。」


カフェを出て少し歩くと、弐條さんとあたしの前を黒尽くめの男たちが立ちふさがったの・・・。


「あれ?見つかったか・・・。」
「雅和さま、勝手に学校をでられたら困ります。何かあればどうするのですか?」
「何でわかったんだよ、あ、そうか携帯のGPSか・・・。」


黒尽くめの男たちは弐條さんのSPらしくって、横付けされた弐條さんの車に押し込められたのよ。すると巡回中の警官がやってきて運転手と何か話している。駐禁で注意を受けていたらしいんだけど、運転手が身分証明書を見せると驚いて警官は逃げて行ったわよ。あたしは弐條さんの車でうちの真前まで送ってもらった。


「へ~~~いい家に住んでるんだね・・・。神戸らしい情緒のある洋館だ・・・。」
「弐條さんはどこに住んでいるんですか?」
「芦屋の山のほうだよ。今度遊びにおいでよ。じゃあ明日。」


私は手を振って弐條さんの車が消えるまで家の門の前で見つめてたの。ちょうどパパが岡山から帰ってきたみたいで、あたしの横で車が止まったの。清原さんが助手席から出てきてパパの乗っている後部座席のドアを開けたの。


「お帰りパパ。」
「今帰ったのかい?綾乃。」
「うん、今ね・・・。」
「そうか・・・。清原君、明日は自分の車で行くから迎えはいらないよ。」
「はい、では私はこれで・・・。」


清原さんは助手席に乗って、総監部のある伊丹に戻っていったの。


「今日はいいことあったのかな?いつもの綾乃と違うけど?」
「そうかな・・・。いつものあたしと一緒だよ。」


パパとあたしは一緒に家に入ったの。早速私は部屋に入るとママの形見のオルゴールの中に今日買ってもらった指輪をなおしたの。

作者からの一言

初デートなのかな???ビミョーですよね・・・。
総理大臣の子供にSPがつくのかは知りませんが、そういう設定にさせていただきました^^;

自衛隊の公用車の件ですが、最初防衛庁のナンバープレートに設定していたのですが、実は普通のナンバーと同じとわかりました。でも前見た総監部から出てきた車は自衛隊ナンバーでしたけど・・・。幹部クラスのは普通ナンバーらしいです。

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