4年生、2年生のねえねと、幼稚園児の双子っちのいるママです。アメブロで発表している小説の倉庫として使っています。お好みの物があるかわかりませんが、覗いてくださいね^^ ご感想お待ちしております!

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優しいキスは放課後に・・・ (3)これって???
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(3)これって???


 半月経ったらだいぶん学校生活にも慣れて、いろんなお友達が出来たの。もうそろそろ部活を決めようかなって思って色々な部活を渡り歩いてたの。堀川さんは吹奏楽部・・・。吹奏楽っていったら弐條さんもいるのよね・・・。堀川さんは一緒に入ってよっていってたけど、ピアノ以外した事がなかったから、気が引けてたのね・・・。弐條さん目当ての入部希望者が随分いるから、私が入ってもいっぱいすぎて弐條さんに近づけない・・・。


「源さん!ねえ入ってよ。部長は私のお兄様だから安心よ。私は中等部からやっているのよ。」


堀川さんはクラリネットをしている。やっぱり聞いていると上手いんだよね・・・。堀川さんのお兄様はサックス・・・。弐條さんは???


「綾乃ちゃんは何したいの?僕はフルートをしてるんだよ。」
「え?フルート?難しそうですね?」
「慣れたら簡単さ。楽譜読めるんでしょ。」
「はい・・・。」
「じゃあいいよな、響貴!綾乃ちゃんはうちにもらうから。」
「おい待てよ!フルートは一番希望者が多いんだよ!勝手に決めんなよ!」


弐條さんたちは笑いながら二人でじゃれあってたけど、気が付かないのかな・・・私に対する視線が痛い・・・。私はホントに冗談だと思ってみていたけど、ホントにホントだった。


「入部届けまだなんですけど?」
「いいじゃん。僕が出しておいてあげるから。」


次の日にはもう入部が決まってて、パパに相談してフルートを始めることになったの。パパは喜んでね、「中部方面音楽隊に入るか?」なんていってひとり喜んでいたけど・・・。何を買ったらいいかわかんないから、パパにお金をもらって弐條さんが楽器屋さんに付き合ってくれたの。もちろんSPつきで・・・。弐條さんの配慮かな・・・。微妙な間隔でSPが付いてるんだけど、一般の人にはわからないみたいね・・・。弐條さんにいいものを選んでもらって、その後お茶して帰ったのよね・・・。2回目のデートって思ったらいいのかな・・・。でもSPが付くデートって・・・洒落になんないよね・・・。


もちろん家まで送ってもらったけど・・・。おばあちゃんは送ってもらったお礼に上がってもらいなさいっていったから初めて家に上がってもらったの。おばあちゃんはとても舞い上がってしまってね・・・。総理大臣のご子息が・・・って。うちには一応お手伝いさんがいるんだけど、その人にケーキと紅茶を出してもらって、応接室で話したの。


「いつも孫の綾乃が弐條さんの話ばかりしましてね。一度お会いしたいと思っていたのです。お会いできて光栄ですわ。」
「もうおばあちゃん!」


弐條さんは照れ笑いをしながら、お婆ちゃんの話を聞いていたのよね・・・。


「ホントにいい洋館ですね・・・。」
「はい。亡くなった主人の祖父が若い頃にドイツの設計士に頼んで設計してもらって建てたのです。重要文化財に指定されてしまって管理が大変なんですよ。」


ホントおばあちゃんはこの自慢の洋館の話になると話が止まらないのよね・・・。弐條さんの携帯がなるまで話してたわよ。


「すみません。僕は帰ります。今日父が神戸に久しぶりに帰ってくるのを忘れていたんです。父は明日大阪で公務があるので・・・。じゃあね綾乃ちゃん。」


そういうと家の前に止めてある車に乗って芦屋の家に戻って行ったの。


「とてもよさそうな人じゃない。もっとえらそうな子かなと思ったけど・・・。」
「すごくいい人よ。尊敬できるいい先輩よ。」
「まあいい人とお付き合いしているようだから安心ね。」
「えええ???ただの先輩だよ。色々気にはかけてくれるけど・・・。」
「そうかしらね・・・。将直はどう思うかしら?」


おばあちゃんは微笑みながら私の顔を見るのよね・・・。なんか勘違いしてないかしら・・・。そりゃ弐條さんはあたしの初恋だけど、弐條さんにとってあたしは女の子の一人だと思うし・・・。本当に優しいのは確かよ。


夕飯食べて部屋に戻って宿題をするためにかばんを開けたら手紙が入っていたの。


『何か相談ごととかあったら僕の携帯にメール頂戴よ。 弐條雅和』


きちんとメルアドと番号が書かれていたの。もちろんあたしの携帯に登録。手紙は机の奥に大事にしまったの。試しに寝る前にメールを入れてみたの。


『弐條さん おやすみなさい。 綾乃』


って入れたら即返ってきたよ・・・。『もう寝るの?おやすみ・・・。 雅和』ってね・・・さすが受験生だから遅くまで勉強してるんだね・・・。なんかホント恋人同士のようなメールしちゃった・・・。ホントに嬉しくなっちゃって夢にまで弐條さんが出てちゃったのよ・・・。そしたらまた寝坊しちゃって、急いで髪の毛くくって、朝ごはんも食べずに学校に走ったのよ・・・。あ~~~あ・・・きっとこんなの弐條さんが見たら幻滅だろうな・・・。


もう学校に着いたらギリギリ間に合ったんだけど、朝ごはん食べてないからもうお腹ペコペコ~~~。授業中先生には怒られるしさ・・・今日はついていない・・・。お弁当も忘れちゃったし・・・。生徒手帳も~~~~。お昼休みはコンビニに行かないといけないな・・・。堀川さんにそのこといったら、苦笑してたわ・・・。


「綾乃さんって本当におっちょこちょいね・・・。いいわ。私のお弁当でよければ分けてあげるね。」
「ありがとう鈴華さん・・・。助かるわ・・・。」
「昨日弐條さんと買い物行ったんだって?お兄様に聞いたわ・・・。」
「フルート選びを手伝ってもらったのよ。SP付よ。」
「いいじゃない。そんなことしているのは綾乃さんだけよ。」
「そうなの?メルアドは?」
「私知らないよ。もしかして教えてもらっちゃったの?すご~~~い!」


え?親しい人みんなに教えてるんじゃないの?私だけ?これって・・・・?

《作者からの一言》

微妙な関係・・・。
もちろん雅和は綾乃のことを・・・。
まあ次で終わりですよ。

今続編を書いていますが、番外編というか、別物になってしまいました。長々書きそうな感じ・・・。
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